【カロリーゼロ】『キリン メッツ コーラ』脂肪の吸収を抑えるトクホのゼロコーラがよりビリビリに変身!
元祖トクホコーラの『キリン メッツ コーラ』。2012年4月に史上初の特定保健用食品のコーラ系飲料として「食事から摂取した脂肪の吸収を抑え、血中中性脂肪の上昇を穏やかにする」という機能性で発売された商品だ。それがよりスパイシーに変身したというので飲んでみよう!
一緒にとれば、食事の糖質量をマイナスしてくれる食物繊維の入ったトクホコーラ、味わいがグンと大人向けスパイシーな辛口にリニューアル!
日本初のトクホコーラとして2012年に登場して、世間の度肝を抜いたキリンビバレッジ『キリン メッツ コーラ』(480mlPET・希望小売価格 税抜150円・2020年3月10日リニューアル発売)が、このたびリニューアルとなった。
カラダに悪いイメージのコーラが、トクホということでかなりの衝撃だったのを、記者は昨日のことのように覚えている。
パッケージで目立つのはやはり、「新!」と「超刺激」の文字。そもそも強炭酸でおなじみのソフトドリンクシリーズ「メッツ」の1ドリンクであり、もともと強炭酸のはずだが、それ以上にどうやって刺激を高めるのだろう。
それはコーラらしいスパイス感の追加だ。これはもう、大人コーラな味わいだ。キャップをひねると底辺に酸味が効いてすっきりした香りが広がる。もうこの時点で違う。
今までの『キリン メッツ コーラ』も「食事から摂取した脂肪の吸収を抑え、血中中性脂肪の上昇を穏やかにする」という特定保健用食品の特徴から、中高年をターゲットにしていたと思うのだが、今度はちょっと違う。
かつての『キリン メッツ コーラ』の味仕立ては、どちらかというと駄菓子のコーラ飴的な味わいで、中高年が懐かしく感じるタイプだった。しかし今度のリニューアル品は、明らかに今を生きる中高年に向けた現代的な味に変化している。
そのキモとなるのは、スパイス感。飲んだ瞬間に強炭酸が舌からノドへと走り抜けるのだが、後味に心地よい辛みがノド奥中心に広がるのだ。これがなかなかに良い刺激、気持ちいい。これが超炭酸の正体である。辛みの分、甘さも控えめになった気がする。
全体的にコーラ飴的な味わいはほぼ消えた。甘さと酸味とスパイス感が融合して生まれるのは、まさに大人の刺激感。そして複数回のリニューアルで鍛えてきた、食物繊維(難消化性デキストリン)の違和感除去もほぼ完成に至っている。
難消化性デキストリンは無味無臭と言われているが、実際は微妙ないがらっぽさと、炭酸の場合は泡立ちがブクブクするのが特徴である。それをどれだけ感じさせないかが、メーカーの技術である。
その点、『キリン メッツ コーラ』は、言われなければ気づかないレベルまで違和感を解消していて見事だ。いやいや、それでも俺にはわかると言い張る人なら、氷を入れて飲んでみよう。そうすると本当に分からなくなり、おいしさも加速する。
入手はスーパー、コンビニエンスストアなどで可能だ。
公式サイトはこちらphoto by 尹 哲郎