定番人気「わかめラーメン」を麺抜きで!? 『わかめラー まさかの麺なし ごま・しょうゆ』で在宅太り解消【糖質制限】
定番ロングセラー商品「わかめラーメン」。1983年の発売からユーザーに親しまれ続けてきた人気のカップ麺だが、このほど驚きの商品が発売された。なんと、カップ麺の主役である麺をなくした『わかめラー まさかの麺なし ごま・しょうゆ』だ。「いやいや、もうそれ、わかめスープじゃん」というツッコミ待ちなのか? はたして満足できるのだろうか。気になったので、いち早く入手して実際に食べてみた!
麺をなくしたから糖質は当然オフ! 在宅太り・リモート肥満対策決定版
エースコックの「わかめラーメン」と言えば、その昔、俳優の石立鉄男さんのCM「お前はどこのわかめじゃ?」のセリフと共に大人気だったが、2016年に新キャラクター・柳沢慎吾さんがセリフ共々引き継いだ。というサイドストーリーもあるのだが、本題に入ろう。
カップ麺というのは、カップに入った即席麺にお湯を注いで食べるもの。そもそもカップ“麺”だから。そんなカップ麺と言っていいのか頭を抱える商品がエースコック『わかめラー まさかの麺なし ごま・しょうゆ』(24g・希望小売価格 税抜193円・2020年4月20日発売 ※わかめ祭パッケージは期間限定)。つまり、カップ麺から“麺”を抜いた商品なのだ。
パッケージには大きく「麺なし」を書かれてあり、しかも通常は「ラーメン」ってなってるはずのところが「ラー」しか書かれていない(笑)。そりゃ、麺がないんだからラーメンじゃないのは当たり前だ。
開発にあたっては、
「①わかめを大量に入れてもオリジナルと同じ「味」にする②めんなしでも満足できる「量」を決める③わかめラーメン ごま・しょうゆと買い間違いが起きないことに注意しながらブランドらしさを出すデザインにする、の3つの柱をコンセプトに、幾度とない試作、チェック、改良の日々を過ごして、ついに完成しました」(メーカー談)」
とのこと。
近年、ダイエット志向が進んでおり、街のラーメン屋さんでも「麺なし」というメニューを用意する店も増えてきた。さらに外出自粛で家にいるようになる上に、仕事もリモート/テレワークになると当然運動不足になる。これが在宅太りである。当然ながら太ってしまう。カップ麺は高糖質、ハイカロリーの代表選手なわけで…。
そんな在宅太りに対してエースコックが出した回答が、この糖質やカロリーの塊である小麦粉による麺を削除した『わかめラー まさかの麺なし ごま・しょうゆ』である。
1食あたり糖質わずか6.6gで59kcal。麺がないとはいえ、驚くほどの低糖質・低カロリーだ。やはり食物繊維たっぷりのわかめによる糖質オフ化が顕著である。
ただ正直満足できるのか? 実食してチェックしていこう!
ビックリするほど増える約4.5倍のわかめが失われた麺の代わりを果たす
パッケージを開けてみると、中に入っているのはわかめのかやくとスープの袋のみ。当たり前なんだけど、カップ麺に“麺”がないというのは衝撃的な光景だ。なお、わかめは麺をなくしたぶん、乾燥重量で従来の「わかめラーメン」の約4.5倍入っている。
たっぷりのわかめをカップに広げ、スープをふりかけてお湯を注いで3分待てばOK。このあたりは、カップ麺と作り方は同じ。なお、スープは魚介の旨味を利かせ、わかめとの相性を考えてしょうゆベースにスパイスを利かせてあるという。
3分後、フタを開けると衝撃的な光景アゲイン(笑)。ビックリするほど、わかめが増えてる! これが約4.5倍の量なのか。ただ、わかめだけをこんなに食べるのは、さすがに飽きてしまわないだろうかと不安になる。
しかし、実際に食べ始めてみると根強い人気の「わかめラーメン」の味そのまま。しかもわかめだけでなく、ごまの風味やコーン・めんまがアクセントになって、飽きずに完食することができた。しかも、麺がないのに食後の満足感が大きい。これは驚き。
これなら糖質やカロリーを気にせずに罪悪感ゼロで食べられる。さらにカップ麺を肴にお酒を飲むのは推奨されるものではないが、これなら晩酌のおつまみとしても満足できる。
意外に納得の満足感。運動不足・在宅太りの今こそ需要が大きいはず
「わかめラー まさかの麺なし ごま・しょうゆ」は、食べる前までは「単なるわかめスープなのでは?」と思っていたが、実際に食べてみると食後の満足感はカップ麺と同等。しかも低カロリーなので、家にいて運動不足になりがちな現状では、かなり需要が高い商品なのは言うまでもないだろう。
なお、購入は全国のスーパー、コンビニエンスストアなどで!
【情報更新】2023年に発売40周年を迎える「わかめラーメン」シリーズ定番商品3種が2月6日リニューアル発売。大好評だった『わかめラー 麺なし』も2月6日、定番品に昇格!(2023年1月30日追記)
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photo by 尹 哲郎