【リモ飲み映え】米国トレンドの酸っぱいビール! 『ブルックリンベルエアサワー』っておいしいの?
新しいビールの味わいがここに。本場アメリカ・ニューヨークでトレンドとなっている”サワーエール”が、数量限定で発売された。トロピカルフルーツのような香りと爽やかな酸味の『ブルックリンベルエアサワー』は、従来のビール味の常識をくつがえす、スパークリングワインのような軽やさが特徴。その飲み口をレポートしよう!
海外人気の高い、酸味が特徴のビール”サワーエール”とは?
サワーエールとは、特別な発酵方法により爽やかな酸味を引き出した、海外で大きなトレンドを生んでいるビアスタイルのこと。主に乳酸菌などのアルコール発酵により造られる、酸っぱいビールだ。
『ブルックリンベルエアサワー』(355ml 瓶×6本セット・希望小売価格 税込2,960円・2020年3月26日キリン オンラインショップ DRINX)は、米国の代表的なクラフトビールメーカーであるブルックリン・ブルワリー社のブランドから出たサワーエール。小規模醸造所ながら個性派なブルワリーで、ミュージシャンや作家などの文化人もスタッフとして在籍している。
個性派が集まると聞いて頷けるのは瓶のパッケージだ。抑えたグリーンとピンクで、優しいがおしゃれで若いイメージがある。個性的で可愛らしいデザインだ。リモ飲みでも映えるのではないか。
特徴的なのはその香りと酸味。トロピカルフルーツを思わせる華やかな香りと、クラフトビールファンはもちろん、普段ビールが苦手な人もカクテル感覚で楽しめる。ビールといえば、ツマミには塩辛いものや脂っこいものを想像するかもしれない。『ブルックリンベルエアサワー』は、その爽やかな飲み口から、スイーツやフルーツなどの甘味との相性が良いビールだ。
カクテルみたい!シュワっとした酸味の『ブルックリンベルエアサワー』
栓を開けると、フルーティでやや甘い香りがふわりとした。良い香り!
一口飲んでみる。口に含んだ瞬間、シュワっとした酸味と炭酸が弾けた。えっ、ビール? と一瞬疑うような柑橘系の酸味。
表示を見返してみたが、原材料は麦芽とホップ。味わって見たら、確かに乳酸菌のように酸味が爽やかだ。酸味で炭酸が強いように錯覚したが、実はそうでもない。スパークリングのように軽く弾けるような、心地良さのある炭酸だ。
口に含むとパッションフルーツのような風味が鼻を抜ける。舌には、フルーティな柑橘系の後味。味わえば、麦芽やホップの香ばしさや苦味を感じないこともない。しかし舌でしっかりと味を確かめて飲むよりは、鼻で風味と一緒に酸味を楽しむ方が、美味さを引き立てる気がする。
強めの酸味とトロピカルな香りは、特に女性が好みそう。かく言う記者も、この爽やかな酸味は好み。アルコール分も4.5%と軽めなので、ビール感がない。普段ビールが苦手な人もこれならカクテルのように飲めそうだ。
ところで、ビールのおつまみと言えばこってり濃い味が好みの記者。しかし『ブルックリンベルエアサワー』は、甘味との相性も良いらしい。それならば、とドライフルーツを用意してみる。食べてみると、サワーエールのフルーティーな香りが、ドライフルーツの甘味を引き立てる。確かに合う!生のフルーツに合わせると更にフレッシュさが増しておいしそうだ。
『ブルックリンベルエアサワー』は、全国の取扱飲食店で飲めるほか、「キリン オンラインショップ DRINX」からも、数量限定で購入可能だ。
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photo by 尹哲郎