乳成分を使わない史上初の「カルピス」!ヘルシーな植物生まれ『GREEN CALPIS(グリーン・カルピス)』【ボタニカル】
乳酸菌飲料の代名詞ともいえる「カルピス」ブランドから、カロリー控えめの『GREEN CALPIS』が登場! 主役は豆乳、コレステロールゼロとまさに「カラダにピース」な原料や味わいを試してみた。
乳成分不使用だから乳製品アレルギーでもOK!発酵豆乳の力で生まれたヘルシーな「カルピス」
2019年に発売100周年を迎えた、アサヒ飲料を代表する乳酸菌飲料「カルピス」。人生のどこかで一度は飲んだことがあるという人も多いかと思うが、記者も子供の頃は家によく希釈用の「カルピス」があり、自分好みの濃さを見つけて友達や家族と一緒に作ってはよく飲んでいたものである。
そんな「カルピス」ブランドは、スローガン「カラダにピース。CALPIS」のもと、純粋ですっきり仕上げた「カルピスウォーター」や、カロリーゼロで体脂肪減少に役立つ機能性表示食品の「カラダカルピス」、カロリー60%オフの希釈用など近年の健康志向ブームにしっかりマッチした商品を多く輩出している。
今回登場した『GREEN CALPIS』(300mlPET・希望小売価格 税抜 138円・2020年4月7日発売)は、発酵した豆乳を主な原料とした植物生まれの新しい「カルピス」。
従来の「カルピス」は国産生乳を使用している乳製品由来なのだが、今回は乳成分を使わずその代わりに豆乳を原料とした自然製法によって作られているのが特徴。乳製品アレルギーで普段は「カルピス」が飲めないという人でもじっくり味わうことができる。
実は、1980年頃から、豆乳を原料としたカルピスを作ろうというということで豆乳を発酵させる技術を研究し始めていたのだが、今回ついにその研究の成果が実って、豆乳を主役としつつも「カルピス」の旨みや風味もしっかり感じられる味わいに辿り着いたのだそう。そんな涙ぐましい成果の結晶となった「カルピス」史上初、豆乳を発酵した味わいをさっそく飲んで確かめていこう。
パッケージには大豆やクリーム色の水玉模様が散りばめられていて、植物由来の新たなテイストというのが分かりやすく表現されている。
コップに注いでみると、お馴染みの「カルピス」よりも乳白色感のある、濃厚そうな色味だ。通常の「カルピス」は100ml当たり(5倍希釈時)46kcalだが、今回は100ml当たりでいうと33kcal、1本当たり99kcalとカロリー抑えめに仕上がっていて、コレステロールゼロ。
「カルピス」といえば独特の酸味や甘みが特徴だが、従来のものに比べると、甘さ・酸味ともに控えめでサラッと飲みやすい反面、とろっとした舌触りに仕上がっている。濃くて深みのある味わいで、後味にしっかりと豆乳のもつ自然の甘みも感じられる。
主役は豆乳だが、もちろん「カルピス」特有の風味も十分に楽しめるので「カルピス」フリークの方もご安心を。ほっとする味わいなので、リモートワークの途中に味わってもリフレッシュできそう。
豆乳は、女性ホルモンのエストロゲンに似た働きをする成分を持つイソフラボンや、腸内環境を整えるオリゴ菌など女性に嬉しい成分がいろいろと入っているので、日々意識して摂取したいところ。
豆乳がもつ特有の大豆臭さというのはあまり感じられなかったので、大豆製品が苦手という人にもぜひ試してみてほしい。
全国のスーパーやコンビニエンスストアで発売中となっている。
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photo by 尹 哲郎