初の果実スムージー『トロピカーナ エッセンシャルズプラス 乳酸菌スムージー/ビタミンスムージー』
「トロピカーナエッセンシャルズ」にスムージーが初ラインナップ! それが『トロピカーナエッセンシャルズプラス 乳酸菌スムージー/ビタミンスムージー』である。おいしいのは当たり前、プラス栄養補給ができるお手軽ドリンクとして誕生した新商品の味を確かめてみよう。
不足しがちな栄養をたった1本(330ml)で補える
健康を意識するのは高齢者だけというのはもう昔の話。近年日本では老若男女問わず健康志向にシフトしており、食や運動での需要が伸びている。しかし、朝から夜まで働き続ける社会ではじっくりと腰を据えたものよりも、より手軽で効率的な健康アイテムが求められている。
キリンビバレッジの調べによると、特にスムージーは健康に良いというイメージが強いという。果物や野菜をそのままミキサーにかけて作る飲み物という印象があるためだろう。記者も野菜を使ったジュースとスムージーなら後者の方が多くの栄養が含まれている気がする。
こうした背景から新発売となったのがキリンビバレッジ『トロピカーナエッセンシャルズプラス 乳酸菌スムージー/同 ビタミンスムージー』(330ml紙パック・希望小売価格 税抜153円・2020年4月7日発売)。2014年7月に発売した「トロピカーナエッセンシャルズ」シリーズの最新作だ。
「トロピカーナエッセンシャルズ」シリーズは、健康意識のニーズに応えた“おいしいついでに栄養補給ができる一石二鳥な果実飲料”がコンセプト。特に30~40代の男性に関心の高い成分が含まれており、鉄分や食物繊維などの1日に必要な各成分の不足分を330mlで摂取できる(※)ように作られている。
※ 国民健康・栄養調査(平成27年)
『トロピカーナエッセンシャルズプラスビタミンスムージー』
『トロピカーナエッセンシャルズプラスビタミンスムージー』は、「ビタミンA」「ビタミンC」「ビタミンE」に加え、1食分の野菜(※)が入った果実スムージー。
※厚生労働省推進「健康日本21(第二次)」の目標値(1日350g)の約1/3である野菜120g分
32%の混合果汁(もも、バナナ、オレンジ、パイナップル、レモン)と25%の野菜汁(にんじん、セロリ、パセリ、クレソン、キャベツ、ラディッシュ、ほうれんそう、みつば)がプラスされたフルーツミックス味だ。
スムージーらしくなるようによくシェイクしてからオープン。酸味が少しきいた複雑な香りを感じながらごくりとひとくち。
繊維は全くなく、とろみの付いたまろやかな味わいが口に広がる。スムーズに入ってくるからストレスがなくて飲みやすい。ただ、その分スムージーっぽさというか、家庭で作る果肉入りとは全く違う味わいなので、これに物足りなさを感じる人はいるだろう。
味はほんのりと甘く、中盤からオレンジのさわやかな味わいが楽しめて素直に美味しい。甘すぎないので30~40代の男性でもさっぱりとして飲みやすいはずだ。これ1本で1食分の野菜を摂取できるなら十分な価値がある。
『トロピカーナエッセンシャルズプラス 乳酸菌スムージー』
『トロピカーナエッセンシャルズプラス 乳酸菌スムージー』は、1,000億個の「プラズマ乳酸菌」と1日分の「ビタミンC」(※)が入った果実スムージー。ピーチテイストの味わいで、もも、バナナ、りんご、オレンジの混合果汁が43%が入っている。
※日本人の食事摂取基準(2015年版)日本人男女30~49歳の推奨量
色はやや薄めのオレンジ色でピーチらしさはなし。パッケージのように少し泡立たないかと期待したがなかなか難しい。
角のないみずみずしい香りをかぎながらコクリと口に含む。こちらも繊維はなく、ひっかかりなく飲める味わい。
流石はピーチテイストというだけあって、なめらかでとろみのある甘味がお出迎え。だがすぐにオレンジの酸味が顔を出し、口の中をキュッと引き締めてくれる。意外にもこちらの方が酸味を強く感じるのでリフレッシュ感は強め。ゴクゴクと飲むのにもぴったりだ。
あえて希望を伝えるなら、果物らしい甘酸っぱさを表現してくれたほうが記者好み。甘さと酸っぱさが別段階にあるので、一体感がなくもったいないと感じてしまう。次の新商品の際は是非お願いしたい。
朝食時や仕事中のコーヒー代わりに!
実際に飲んで感じたのは、どちらも酸味がしっかりとしていて爽やかな印象が強かったこと。さっぱりとした気分になれるので気分転換やリフレッシュにもちょうど良さそうだ。朝の1杯はもちろん、仕事中のコーヒーの代わりに飲めば栄養補給もできてとてもお得。缶コーヒーと値段はほぼ同じで量も多いからコスパも良い。
野菜やビタミン、乳酸菌不足と感じる人は一度検討してみる価値のある商品だ。全国のスーパー、コンビニで発売中。
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photo by 尹 哲郎