【おつまみランキング】コロナ太りを気にせず飲みたい! ヘルシー&変わり種おつまみ4種を徹底レビュー
長期に渡る自粛生活によって切り開かれたオンライン飲み会。だが、自粛太りや市販のおつまみ・スナック菓子に飽きてしまうといった問題も出てきた。緊急事態宣言が解除されたとはいえ、まだまだ外で飲むのは心配…という人に、今回はヘルシー&変わり種に焦点を置いた商品を集めた編集部おすすめおつまみランキングをお届けしよう。
オンライン飲みだからこそ、普段は食べないおつまみにも挑戦!
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による外出自粛や休業要請、そして4月7日に宣言された緊急事態宣言により、外での飲み会やBBQなどは事実上NGとなった。だが、この事態を乗り切るために考え出されたのが「Zoom」や「たくのむ」などのビデオ通話を利用したオンライン飲み会だ。
お酒やおつまみは自分で用意する必要があるが、その分自分のペースで飲めたり好きな物を食べられたりなどのメリットがある。ただ、自分で商品を選んでいると似たものばかりを買ってしまい飽きてしまう問題や、外出自粛による自粛太りなどで健康面も考えなければならないなどのデメリットが出てきた。
そんな悩みを解決すべく、『編集部おすすめおつまみランキング』と題して、オンライン飲み会で自慢したくなる変わり種おつまみ4種類をランキング形式でご紹介しよう。エントリーしたのは次の4商品。商品ページのリンクをそれぞれ貼っているので、気になったら是非試してみてほしい。
- PAPABUBBLE JAPAN『おつまみミックス』
- スナックミー『JQ』
- MY HONEY『ナッツの蜂蜜漬け』
- 日本橋菓房『Nihonbashi Bar Beans』
第4位『土佐のおつまみミックス』
第4位は株式会社PAPABUBBLE JAPAN(東京都中野区)の『土佐のおつまみミックス』(40g・希望小売価格 税抜2,560円/4袋セット・2020年4月6日発売)。
おつまみにキャンディ?と思うかもしれないが、同社の商品は舐めるのではなく噛むキャンディ(パパブブレキャンディ)となっており、サクほろっと崩れる食感が楽しめるのだ。
通常は女性や子どもが好む甘い味わいだが、宅飲みをより楽しくするために開発された本格出汁が練り込まれた味わいとなっている。つまり、出汁を食べながらお酒を飲む、というスタイルが楽しめるのだ。
1袋の中に、カツオ:カツオペッパー、出汁:かつおダシ、生姜:ゆずガリ、泥棒:酒盗の4種類がアソートされているので、自分好みの味を探すのも面白い。
また、断面には、金太郎飴のようにそれぞれの味のイラストや文字が施されており、見て味わって楽しめるようになっている。
肝心の味はというと、職人一押しのカツオフレーバーは宗田鰹のかつおぶしの上品な香りと、これでもかと言わんばかりの強烈な黒胡椒のスパイスが効いた甘辛い味わい。かなり不思議な味わいで正直困惑するが、サクサクと食べられるから意外と悪くはない。
出汁フレーバーは噛むほどに甘じょっぱい出汁が染み出てくるような味わい、生姜はフレーバーはゆずの香りもブレンドされた爽快感とキレのある味わい、酒盗は一瞬イカを食べているかのような錯覚に陥るほどの風味がしっかりと効いた味わいだ。
ほんのりと甘さがありつつも、どれもそれぞれのフレーバーをしっかりと前面に出しており、日本酒との相性が良さそうな仕上がり。キャンディだと思って食べるとそのギャップから好みが分かれてしまうかもしれないが、珍しさもあって面白い商品だ。
今回4位としたのは、口の中で長時間残ってしまうから。出汁の味も生姜の風味もお酒には合うがキャンディがある間はお酒を飲めない。もう少しすんなりとリズムよく食べられたらスタンダードになれそうなのでさらなる改良に期待だ。
第3位『JQ』
第3位は株式会社スナックミー(東京都中央区)の『JQ』(45g・希望小売価格 税抜1,880円/2種類セット・発売中)。実はこの商品、ジャーキー=おつまみという概念を変えるために開発された商品なのだ。
その最大の特徴はシンプルな原材料。一般的なジャーキーはお肉以外に、砂糖や香辛料、各種エキスなどで味付けされているものが多い。
その点『JQ』は塩・胡椒のみで味付けがされているから、お肉本来のシンプルな美味しさを味わえる。酸化防止剤も使われていないので、ストレートな味わいを楽しめるというわけ。
おつまみの概念を変えるための1つのコンセプトとして、鞄に入れて持ち運べるように考えられているのもこの商品の特徴。開封時の臭いも控えめなので、外出先でも食べやすくなっている。スポーツ前後の栄養補給や休憩時間の間食などにもぴったりだ。
発売されたのはビーフジャーキーとチキンジャーキーの2種類。
今回は国内では珍しいチキンジャーキーを実食してみよう。宮崎県産の鶏のムネ肉を使用しており、かなりあっさりとした味わい。塩胡椒で最低限の味付けはされているが、肉の臭い消し程度の役割でスパイス感は控えめとなっている。
はじめはサクサクとして噛みやすく、次第に程よい弾力へと変化するのも面白い。
噛むほどに鶏の旨味が引き出されるのがわかるから、少量でも楽しんで食べられる。濃い味ではないので、味がしっかりとあるハイボールや焼酎などと相性が良さそうだ。
マットな高級感のあるパッケージも文句なし。ビーフジャーキーと合わせて、父の日のプレゼントに贈るのもおすすめの商品だ。
第2位『Nihonbashi Bar Beans』
第2位は日本橋菓房株式会社(東京都中央区)の『Nihonbashi Bar Beans』(31~35g・希望小売価格 税抜200円・2020年3月4日発売)。「女性が手に取りやすいおつまみを!」をコンセプトにした「Nihonbashi Bar」ブランドから発売されたシリーズ商品で、健康素材として注目されている豆(=大豆、そら豆)を使用しているのが特徴だ。
1食当たりの目安糖質量が20~40gの食品に付けられるロカボマークも付いており、お酒と一緒に飲んでもヘルシーに食べられるのがこの商品の魅力。食物繊維やたんぱく質もしっかりと摂取できるので、健康を意識したい人にぴったりのおつまみとなっている。
発売されたのは『Nihonbashi Bar Beans 塩大豆&黒大豆&チーズ』、『同 しょうゆそら豆&かぼちゃの種』『同 黒胡椒そら豆&昆布』、『同 わさびそら豆&チーズ』『同 カレーそら豆&チーズ』の5種類。それぞれ豆をベースに、色んな味やお酒とのマッチングを楽しめるように工夫がされている。
今回は、選抜した『Nihonbashi Bar Beans カレーそら豆&チーズ』を食べてみよう。
パッケージはポップなカラーを採用した立てたまま食べられるスタンドパック。食べきりタイプとなっていて、切り口が上部と中央にそれぞれ用意されている。残り少なくなったら中央で切り取れば底まで簡単につまめるのが嬉しい。
中にはカレーシーズニングがたっぷりと付いたそら豆と角切りプロセスチーズがたっぷり。
封を開けた瞬間からスパイシーな香りが鼻を刺激してくる。味は意外にもあっさりとしており、そら豆の旨味を楽しめる仕上がり。3~5個ほど食べると次第に辛味などが感じられるようになる。食感も軽く摘まみやすいのも嬉しい。
味変をしたいなと思ったらチーズを摘まもう。フライされたサクサク食感ながら、マイルドな味わいでコクをプラスしてくれる。ロカボ商品のためか全体として濃厚さは若干物足りないが、その不足分をカレーシーズニングとチーズがうまく補っているようだ。
その他の商品も、わさびや昆布などがおつまみとして食べたい味をきちんと引き出している。
5種類から選べたりお酒とのマリアージュを楽しめたり、おつまみとしての選択肢があることを評価して第2位にランクインした。
第1位『ナッツの蜂蜜漬け』
栄えある第1位は株式会社MY HONEY(鳥取県倉吉市)の『ナッツの蜂蜜漬け』(200g・希望小売価格 税込1,944円・発売中)。蜂蜜の甘さとナッツの歯ごたえを同時に楽しめる甘い系おつまみだ。
ナッツと蜂蜜はその栄養価の高さから美容や健康の面でも注目の食品。2014年には、アジア最大級の食品・飲料専門展示会「FOODEX JAPAN 2014 美食女子グランプリ」で『ナッツの蜂蜜漬け』が金賞を受賞するなど、ヘルシーな食品としても知られている。
使われているのは世界中から厳選されたアーモンド、カシューナッツ、くるみ、マカダミアナッツの4種類。
焙煎職人が手作業で仕込んだ後、厳選したアカシア蜂蜜(ハンガリー産)に漬けて作られている。基本はナッツなのでそのまま食べてもOKだが、クラッカーやチーズなどと一緒に食べても美味しく食べられる。今回は公平を期すためにそのまま実食。
蜂蜜は甘すぎてお酒とは合わないのでは?と少し心配していたが、流石は蜂蜜専門ブランド。甘すぎない上品な味わいで口の中を満たしてくれる。ナッツの食感と蜂蜜の甘さ、そして双方の風味が見事にブレンドされていておつまみとしてもぴったりな味わいだ。
合わせるならワインやカクテルなどがおすすめ。ナッツを1粒食べてワインを一口飲む、また別のナッツを食べて一口飲む、そんなマリアージュを楽しみたくなる。角がなく馴染みやすい味なので色んな食材と合わせて楽しめるという可能性の広さも評価のポイントだ。
ヘルシー&変わり種、さらにプレゼントなどにも使える万能さも考慮した総合評価により1位に輝いた。
総評
ヘルシー&変わり種に焦点を置いた編集部おすすめおつまみランキング。
第1位はヘルシーなナッツを甘い蜂蜜に漬けた『ナッツの蜂蜜漬け』だ。それぞれ色んな面白さがあり最後まで迷ったが、他の食品との組み合わせでさらに楽しめる点がオンライン飲み会の幅を広げると感じた。
また、いずれの商品も誕生日や父の日のプレゼントにも使えるおしゃれなデザインのものばかり。このご時世だからこそ、いつもとは違うテイストのおつまみを贈ってみるのも喜ばれるかもしれない。
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photo by 尹 哲郎