あなたもインク沼へ! 『ガラスペン つむぎ&ミニインクセット』で手書き文字をもっと楽しもう!
今だからこそ手書き文字の温もりをあなたに。フランス生まれの老舗インクブランドエルバンより『ガラスペン つむぎ&ミニインクセット』が登場。美しく繊細なガラスペンは、持っていると心躍るアイテムとなるはず。
筆記することをもっと楽しむツールにこだわってみよう
近年、万年筆がブームとなる中で「インク沼」という言葉が生まれた。様々なインクがあり、自分好みの色を見つける喜びやインク瓶の可愛さやおしゃれ感に魅せられて、その世界にどっぷりハマってしまうこと。
マニアの多い、万年筆はインクを充填するときにはコンバーターやカートリッジを使うのが基本(吸入式タイプもある)。カートリッジは一度装着すると、使い切るまでは同じ色で書くことになり、書いている途中で色を変えるには数本の万年筆を使い分けるか、インクを使い切ってから違う色を入れるしかないのだ。
そこで、もっと自由にインクの色と手書きを楽しみたいという人におすすめなのがつけペン。つけペンは、その時の気分で自由にインクを変えていけるのが特徴だ。
ガラスペンはペン先をインクに浸してから筆記するつけペンの一種。
ガラスならではの美しさと、独特の書き味、普通のつけペンよりもインク持ちが良いなど、機能性も優れているのだ。
ガラスペンとミニインクがセットに! 透明感あふれる涼やかなガラスが暑い夏にぴったり
クオバディス・ジャパン株式会社(東京都世田谷区)が取り扱う「エルバン」は、1670年(ルイ14世在位時代)から続く歴史と伝統により、古くから愛されてきたパリ生まれのインクとシーリングワックスのブランド。今年350周年を迎えたエルバンから新たに発売された『ガラスペン つむぎ&ミニインクセット』(全4種・希望小売価格 税込4,180円・発売中)をご紹介しよう。
ガラスペン「つむぎ」シリーズと、エルバンの定番インク「トラディショナルインク」のミニサイズを組み合わせたセットとなっている。4色展開の爽やかなガラスペンに、ペンの色に合う色のインクがセレクトされている。
美しいフォルムのガラスペンは、机にあるだけでもどこか特別感を演出してくれるだろう。
ブルー&ディープブルー
海や空を思い浮かべる美しいブルーのガラスペン。ブルーは精神を落ち着かせ、穏やかな静けさを感じられる色。インクカラーの「ディープブルー」は、生命の起源とも言われる深海を彷彿とさせる神秘的で深く力強いブルー。
ターコイズ&ミントグリーン
水を思わせるような青緑が美しいガラスペン。インクカラーの「ミントグリーン」は、ミントとソーダを入れたカクテルの色。気分も爽快になるフレッシュなブルーグリーン。
サーブル&ビルマの琥珀
サーブルとはフランス語で「砂」という意味で薄いベージュのような色のことを言う。落ち着いたイエローが美しいガラスペン。インクカラーの「ビルマの琥珀」は、長い年月をかけて出来上がる琥珀の黄金色をイメージ。美しい濃淡が楽しめる色。
コーラル&トロピカルコーラル
コーラルとは珊瑚のこと。ピンクに少しだけオレンジが混ざっているような色合いで可愛らしく優しい印象を与えてくれるカラー。インクカラーの「トロピカルコーラル」は、南国のサンゴ礁を彷彿とさせるエキゾチックなコーラルピンクだ。
ハンドクラフトによる一点物ならではの美しさ
ガラスペンはすべてハンドクラフトによる一点物。ペン先の溝や曲線の美しさからコレクションする人も多いだろう。
ガラスならではのキラキラとした輝きが美しく、透明なペン先は角度によって本体の色を映し出してくれたりもする。
先ほども少しご紹介した、セットになっている「トラディショナルインク」は、自然の美しい色をテーマに作られたもの。
色のネーミングとイラストの描かれたラベルも人気の理由でコレクターも多い商品だ。
今回は、35色展開の中からそれぞれガラスペンの色に合った色がセレクトされている。
ガラスペン初心者さんでもすぐに使いこなせるその魅力
初心者の方は購入するまでのハードルが高いと感じている人いるかもしれない。そんな人のために今回はガラスペンの使い方を軽くご紹介しよう。
ガラスペンのペン先には溝にインクが入り込むことによって、毛細管現象を利用してペン先の先端にインクが向かっていく仕組みになっている。
ひんやり感が気持ちいいガラスペン。
手にフィットしないのでは?と思うかもしれないが、そんなことはなく重心がペン先の方にあり、ほどよい重さで安定感があるため持ちやすい。
ガラスペンユーザーの記者がおすすめする、ガラスペンを使う時にこれさえあれば大丈夫というアイテムが、水の入ったコップとペーパータオルだ。ペン先は水で簡単に綺麗になるので、コップ1杯分くらいの水を用意しておこう。
また、インクをふき取りたい時にはペーパータオルが便利。
ペーパータオルは、ガラスペンが転がったり、机にぶつかってカチャッという音を防ぐのにも役に立つ。筆置きなどがあればベストだが、ペーパータオルを少し折りたたんで、ガラスペン置き場を作ると作業がしやすい。インクのボトルにペンレストがある場合は、そこに置こう。
インクのつけ方も簡単!
ペン先を垂直に1/3ほど浸して、ゆっくりと引き上げるだけ。
ペン先の溝にインクがたまっている。毛細管現象により、インクがポタポタと垂れてしまうようなこともない。インク瓶はその都度ふたを閉めることを忘れずに。書くことに夢中になっていると、思わず倒してしまうことがあるからだ。
ガラスペンでの書き方のコツは、筆圧はかけずに少し寝かせて書くこと。また、少しずつ回しながら使うとより長く文字が書ける。書き始めはインクの量が多くなるので、別の紙で少し試し書きをするといいかもしれない。
インクが少しずつペン先に伝わるから長く書ける
インクを1度つけるだけで、カード1枚分くらいは書けるのもガラスペンの特徴。インクがペン先に貯まっている間は、インク切れを起こすこともなくすらすらと書き進めていくことが出来るので、インクをつける回数が負担になることもない。
この独特の書き心地にハマる人も多いはず。
インクの色もすぐに変えられる
ガラスペン1本さえあれば、インクを好きに変えられる。
インクの色を変えたい時は、サッと水でペン先を洗うだけ。
水気をペーパータオルでふき取り、次に使いたいインク瓶にペン先をつける。
サッと簡単にインクを替えられるので、いろいろなインクの色をすぐに使えるのがガラスペンの醍醐味のひとつでもある。
使うカードにもこだわりたい
今回、使用している紙は『G.ラロ 縁取りカード 1枚セット』(全4種・希望小売価格 税込297円)。シンプルな縁取りの入ったカードと同じ色の封筒のセット。G.ラロは、エルバンと同じくフランス生まれの高級レターツールブランドだ。
続いて、『G.ラロ アンクル&プリュム カード封筒セット』(全5種・希望小売価格 税込660円)
水彩画で描かれたデザインがプリントされたカード封筒セット。カードや封筒は画用紙を彷彿とさせる、キメの粗いグレインペーパーを使用しており、水彩ならではの淡い色使いとイラストにあわせた封筒のカラーが魅力だ。中面はシンプルな装飾がないタイプで、画用紙のような厚めの紙になっていて筆記具にも適している。
今、1本持っていたいガラスペン
最近は連絡を取り合うのにスマートフォンアプリやメールがあれば事足りてしまう世の中。しかし、そんな中でも「手紙」という文化がなくなったわけではない。今だからこそ手書きで想いを込めて書く手紙を選ぶ人も多い。
7月23日は「ふみの日」なので、改めて手紙の楽しさや手紙を受け取る嬉しさに触れてみるのもいいかもしれない。そんな時に、いつもとは違う筆記具ガラスペンを使ってみよう。
金の箔押しが施された高級感のある専用BOX入りなので、ギフトにもおすすめ!
プレゼントとして贈った相手と手紙のやり取りを始めるなんてこともできる。ガラスペンは1本持っているだけ、より手書きが楽しくなるアイテム。手紙以外にもゆっくり日記を書いて自分と向き合ってみるのもいいかも。最近では、SNSの手書き投稿などにガラスペンを使う人もいるという。
独特な書き心地とガラスならではの美しさをぜひ楽しんでみて。
購入は、公式通販サイトをはじめ、全国の文具雑貨店などで発売中。
公式サイトはこちらphoto by 蘭よう子