【小腹満たし】濃厚ミニカップ麺/飯4選。小っちゃくても大満足! 麺屋一燈/ブタメン/スーパーカップミニ もやしみそ/リゾランテ とろ~り濃厚チーズごはん
普通に食事を摂っていても、空いてしまうのが小腹。ちょうどいい量のものはないものか、しかも味はなるべく濃厚でと思う記者が発見したのは、通常サイズよりも小さな濃厚ミニカップ麺/飯だった。これなら家に置いていつでも食べられるし、濃厚だから満足度も高いはず。そこで今回はコンビニなどで購入できる満足度の高い『濃厚ミニカップ麺&飯』をピックアップした。
通常サイズは食べたことがあっても、意外と食べたことがないミニカップ麺たちが集結!
締め切りと日々戦う記者のようなズボラ人種のお供といえば、カップ麺である。どんなに忙しくても、カップ麺ができるのを待つ3分くらいはゆっくりと落ち着けるものだ(食べながら仕事はする)。さて、そんなカップ麺にはミニサイズが存在するのをご存知だろうか? スーパーやコンビニの棚に陳列されているのは知っていても、記者は今まで食べたことがなかった。
ここ最近は家で過ごすことが多くなり、普通にご飯を食べていても中途半端な時間に小腹が空いてしまっていたが、このミニサイズならそんなときにちょうどいいのではないか? 深夜に食べてもお腹周りへの罪悪感が生まれにくいのでは? という悲しきアラサー事情もあり、今回厳選した4種を食レポしてみることに(カロリーと糖質の量も記載)! 小さくても濃厚な味わいを楽しみたいので、濃い味が期待できそうなラインナップとなっている。
『日清 麺屋一燈 ミニ濃厚魚介ラーメン』
トップバッターは、日清食品の『日清 麺屋一燈 ミニ濃厚魚介ラーメン』(39gうち麺30g・ローソン標準価格 税込 138円・2019年11月5日発売)。「ローソン名店シリーズ」の中でも人気商品となっている「麺屋一燈」タイアップ商品の発売1周年を記念して登場したミニカップだ。
本家の濃厚魚介つけ麺とラーメンは、一生に一度は堪能したい一品と紹介されているほどのこだわりで、ミニカップ麺でも商品名にあるとおり濃厚な魚介の旨味を味わえるとのこと。
記者は「麺屋一燈」初体験なので、ミニカップながらとくと味わっていただくことに。まずは通常のカップ麺と同様に、お湯を注いで3分間待つ。
フタを開けてみると、漂ってくるは魚介の風味。極太メンマもしっかりと再現されている。
細麺をすくい上げてすすってみると、にじみ出る魚介の旨味がたまらない味わい! 麺全体から波しぶきのように魚介のエキスが口の中に広がっていく。鶏白湯スープも濃厚で、ミニカップ麺だけじゃなく通常サイズや本家の味も食べてみたくなった。お試しとしても大満足である。
『スーパーカップミニ もやしみそラーメン』
がっつりカップ麺を食べたい腹ペコの味方として君臨する「スーパーカップ」シリーズ。エースコックの『スーパーカップミニ もやしみそラーメン』(51gうち麺30g・希望小売価格 税抜 120円・発売中)は、ミニサイズになっても相対的に1.5倍のサイズ感となっている。
今回は濃い味をいただきたいのでみそ味をチョイス。具材も多いのが特徴だが、どうだろうか?
フタを開けると、もやしやキャベツといったかやく類がどっさり。このボリュームこそ「スーパーカップ」たる所以である。みそスープは取り出して、お湯を入れて3分間待っている間にフタの上で温めておこう。
完成すると具沢山なのが一目瞭然! みそラーメンといえばのコーンもしっかりと入っている。
野菜と麺を絡めていただいてみる。通常サイズと変わらないおなじみの味がミニでもしっかり楽しめる。もやしとキャベツのシャキシャキ感とコーンのアクセントが効いたみそラーメンとなっており、小腹を埋めるのにちょうどいいサイズ感だった。
麺は通常の100gに対して30gなので、通常サイズはちょっと多いかも……と思って敬遠してしまっている方にもおすすめだ。
『ブタメン(とんこつ)』
3つ目は駄菓子屋でおなじみの定番商品をラインナップ! おやつカンパニーの『ブタメン(とんこつ)』(37gうち麺30g・実勢価格 税込 86円・発売中)だ。こちらは元々がミニサイズで、記者も久しぶりに食べてみることに。1989年生まれの記者は子どもの頃から駄菓子屋で親しんでいたが、発売がスタートしたのは1993年からなので、駄菓子としては意外と新しい部類になる。
ちなみに、とんこつ味のほかにしょうゆ・タン塩・カレーというバラエティ豊かな種類が発売されているが、どれもパッケージに描かれているのはブタさんである。
フタを開けてみると、カップいっぱいに油揚げ麺が詰まっているのがわかる。100円以下で出来る限り子どもたちにお腹いっぱいになってほしいという製造者の愛を感じつつ、お湯を注いでいく。
3分で完成するので、しっかりとかき混ぜていく。ギリギリまでスープが入っているので、こぼれないように注意されたし。
童心に帰って麺をすすっていく。思っていた以上にしっかりとしたとんこつ味で、歯ごたえある麺とよく絡んで美味しい! スープも程よい濃さで暖かく染み渡るよう。想像以上にカップ麺として美味しかったので、駄菓子感覚ではなく普通にご飯として今後は見かけたら購入していきたいと思ったほど。『ブタメン(とんこつ)』を子どもの頃に食べていた人は、ぜひもう一度食べてみてほしい!
『リゾランテ とろ~り濃厚チーズごはん カップ』
最後は麺ではなく飯もの。最近はカップ飯の種類も多くなってきたが、ポッカサッポロフード&ビバレッジの『リゾランテ とろ~り濃厚チーズごはん カップ』(44.4g・希望小売価格 税抜 180円・2020年2月17日発売)は、時間がなくてもきちんとした美味しいものでしっかりとお腹を満たしたい、という女性の想いに応えて作られた即席リゾットだ。
この1品だけというのではなく、サラダやヨーグルトといった副菜との組み合わせで、その日の気分で楽しめるように作られているという。記者は男性なので、今回は特集の締めの一品という位置付け。
当然麺ではなくごはんが入っているが、独自開発されたもちもち米がたっぷりと入っており、4種のチーズが溶け込んだソースと合わせての濃厚な満足感を実現している。
お湯を注ぐのはカップ麺と同じだが、作り方が異なるので注意しよう。まずは熱湯を半分くらいまで注いで、すぐに10秒中身をかき混ぜる。その後、カップ内側の線までお湯を追加して、さらにかき混ぜてから3分待って完成だ。
出来立てはアツアツなので、しっかりとフーフーしていただく。濃厚なチーズともちもち米の相性は抜群で、フレッシュなサラダとも合いそうだ。入れるお湯の量である程度スープの濃さを調整できるので、スープ感を重視するかリゾット感を重視するかもお好みだろう。
意外とボリューミーなので、小腹が空いた時は『リゾランテとろ~り濃厚チーズごはんカップ』のみ、主食としていただくときはサラダなどと一緒にという食べ方が正解だろう。チーズ好きでカロリーや糖質を気にしている人は、ぜひ一度食べてみてほしい!
ミニカップ麺&飯は夢の2個食いでも楽しめる!
小腹が空いた時、と書きながら今回紹介した4種類は全部一度に食べてしまった(ちょうどいい満腹感だった)。20代まではカップ麺の2個食いは当たり前にしていたが、歳をとるにつれて1個で満足できるように。とはいえ、ミニカップ麺&飯であれば、2個食べてちょうどいいサイズ感でもある。どれを食べようか迷った時、ミニサイズがあればそれを2つ買うことで解決するだろう。
今回紹介した商品は、スーパーやコンビニなどで購入可能。まとめ買いをする際は、小腹が空いた時用にミニカップ麺も手に取ってみてはいかがだろうか。
photo by 尹 哲郎