【カバ】王室御用達ワイナリーのスパークリングワイン『バルセロナ1872 ブリュット オーガニック』【オーガニックのお酒】

虹のようにカラフルなパッケージ!

 

フランス・スペイン・イタリアのスパークリングワイン輸入数量は、10年で約2倍に拡大。人気上昇中のスパークリングワイン市場では、スペイン王室御用達ワイナリー「コドーニュ」から、日本限定で開発されたスパークリングワイン『バルセロナ1872 ブリュット オーガニック』がオーガニックカバになってリニューアルした!

 

カバとシャンパンの違いは?

『バルセロナ1872』は、メルシャンコドーニュが、日本のために共同開発したスペイン産の”カバ”だ。

 

カバとシャンパンは、同じ伝統製法で造られるスパークリングワインのことだが、フランス・シャンパーニュ地方のものをシャンパン、スペイン・カタルーニャを中心としたエリアで造られるものをカバと呼ぶ。コドーニュの当主であったホセ・ラベントスが、カタルーニャの伝統的な品種とシャンパーニュで学んだ技術を用いてスパークリングワインを造ったことが起源となり、1872年にカバが誕生した。この年号はそのまま『バルセロナ1872』の商品名になっている。

 

カバとシャンパンで細かい規定などは違うものの、どちらも様々な規定をクリアしたスパークリングワインだけが名乗ることを許されている。最大の違いである、カタルーニャ固有のブドウ品種は、酸味が比較的穏やかな品種が多いのが特徴だ。 

ちなみにカバは、カタルーニャ地方のカタラン語で洞窟を意味するそう。伝統製法である瓶内二次発酵が、地下の洞窟で行われることから付いた名だ。洞窟で作られるスパークリングワイン…遺跡のようなロマンを感じる。

 

 

気泡が繊細でスッキリと飲みやすい『バルセロナ1872 ブリュット オーガニック』

メルシャン『バルセロナ1872 ブリュット オーガニック』(750ml瓶・参考小売価格 税抜1,660円・2020年6月中旬以降順次切替)繊細でクリーミーな泡立ちと、伝統品種の果実味が楽しめる日本限定のスパークリングワインだ。今回オーガニック認証を取得し、地球に優しいオーガニックカバとしてリニューアルした。

 

バルセロナを象徴する明るく華やかなパッケージには、オーガニックの文字が追記されている。

 

グラスに注いでみると、シュワっと荒く弾け、すぐに繊細な気泡になった。

 

香りはドライながらフルーティーだ。若干ベリー系のフレッシュさも感じる。カバに多い、土くさいような香りは感じない。

 


一口飲むと、辛口でキリッとした口当たり。それでいて軽やかだ。口に含んだ気泡が細やかで、シュワシュワと弾け、香りになって余韻で残る。酸味も甘味も軽く、スッキリとした味わいだ。

 


11.5とアルコール度数は標準だが、スッキリとして飲みやすいので、気が付くとグラスが空になっていた。お酒が弱い人は注意しないと、いつの間にか酔っ払っていたということになりそう。

 

基本品種マカベオ、チャレッロ、パレリャーダ

酸味や甘味のクセが少ないので、どんな食事にも合わせやすい。普段の食卓から特別な日などの家飲みにも良さそうだ。この美味しさでオーガニックという優しさに大満足の記者は、質の良い時間のお供として、本や映画を観ながら楽しみたいと感じた。

やや甘味もある爽やかな辛口

『バルセロナ1872』シリーズはロゼもある。昨年秋にオーガニックとして発売された『バルセロナ1872 ロゼ オーガニック』(750ml瓶・参考小売価格 税抜1,660円・発売中)は、カバでは珍しいピノ・ノワールを使用していて、フレッシュでフルーティな味わいと、華やかな香りが特徴だ。ワインの色とラベルの色がマッチして、おしゃれなパッケージが可愛らしい。

 

『バルセロナ1872』シリーズは、全国の酒類取扱店などから購入が可能なので、特別な日や自分へのご褒美などで楽しんでみてはいかがだろう!

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玉恵

造形デザイン・カメラマンを経てライターに転身。ライター歴7年。好奇心旺盛でとにかく食いしん坊。北海道のド田舎出身。

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photo by 尹 哲郎

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