【2020最新】おんぶが簡単『ナップナップ』人気4型の選び方! コスパ抜群・日本発の実力派を徹底検証【保存版】
3:napnapベビーキャリーCOMPACT
続いて『ベビーキャリーCOMPACT』(希望小売価格 税抜7,980円・発売中)を検証。
「COMPACT」の特徴はなんといっても、軽さと薄さ!
ナップナップブランド中でも、「COMPACT」は420グラムと超軽量。ポケットの中に本体を収納できて、こんなに小さくなる!
他の抱っこひもブランドでもここまで軽いものはほとんどないと思われる。
素材は薄くて強いポリエステル製で、撥水加工あり。
肩ベルトは「BASIC」や「UKIUKI」と比べて厚みがないので、他の抱っこひもと比べて長時間の抱っこ時には肩への負担はやや重くなりそう。
とはいえ、「COMPACT」の特化ポイントは他に類のない軽さ。
ベビーカーで出かけるとき、1歳を過ぎて手をつないで歩くときなど、バッグの中に携帯しても負担にならない軽さだ。
たたむときには、たたんで丸めてポケットへ。
価格はリーズナブルだし、「サブの抱っこひも」としてもおすすめ。
カラーバリエーションは6種類。他ではあまり見られないプリント柄がとてもオシャレ。
4:napnapベビーキャリーVision
最後に『ベビーキャリーVision』(希望小売価格 税抜18,000円・発売中)は、2020年の新作抱っこひも。
何が画期的かと言えば、全ての抱っこひもの中で唯一「新生児パッド」なしで新生児期からずーっと使える点。
「縦抱っこ」「おんぶ」「前向き抱っこ」「新生児抱っこ」がこれ一つで済んでしまう「オールインワン」抱っこひもだ。
新生児の不安定な首は、取り外し可能な「ヘッドサポート」で優しく支える。
また、股幅を細調整できるので、赤ちゃんの成長に合わせて、フィット感をキープすることができる。
腰ベルトと肩ベルトは弾力性があり、体の負担を低く抑えられる。
「Vision」は、おんぶのほか、前向き抱っこも可能。
前向き抱っこの際には「ポジション切替えファスナー」オープンすると、一気に股の幅が変わる。
赤ちゃんにとって快適な前向きの姿勢をキープすることが可能。
抱っこひもの本体にもジッパーがあり、ここを開けると、メッシュ素材に。
暑いときには保冷剤を入れておいてもよさそう。
「Vision」を1つ持っておけば、長い期間、いろんなおんぶも抱っこも楽しめるので、かえってコストパフォーマンスは高そう。
ただ一点残念だったのが、フードの素材。「BASIC ドライメッシュ」のようなメッシュ製ではなく、厚手のコットン製だ。
デニムとベージュは黒い色のフードのため、晴れた日には温度が上がってしまいそうなので、メッシュ製になるとなおうれしいかも。
カラーバリエーションは、「ブラック」「ベージュ」「シェル」「デニム」の4種類。
今回紹介した抱っこひもは4型全て洗濯機での洗濯が可能。
その際にはまとめゴムを外し、バックルと全てとめた状態で洗濯ネットに入れて洗う。
抱っこひもを装着しているとママやパパ、赤ちゃんも汗をかきやすい。小さいうちはよだれが染みるシーンも多いので、適度に洗濯をするのがおすすめだ。
「ナップナップ」の抱っこひも、どう使い分ける?
「ナップナップ」の4種類の抱っこひもを試してみたが、全てに共通しているのが「機能性が高く、コストパフォーマンスがきわめて高い」という点。
記者だったら、4種類の抱っこひもをこんな風に選ぶと思う。
どの抱っこ紐も「キャラ立ち」しており、選びやすいと思われる。
比較的新しいブランドなので実店舗で取り扱う店がそれほど多くはなく、インターネット販売中心。
人気ブランドと比べてまだまだあまり認知度は高くないブランドだが、控えめにたくさんの機能がついているので、「これほど多機能で、コスパがよければマーケティング次第で海外でも勝負できるのでは……?」と思ってしまう。
とはいえ、電化製品の例をあげれば、たくさんの機能をつめこみすぎた日本製が、コンセプトがシンプルでマーケティングに長けた海外製品に押されがちな現状もある。
ナップナップは、シンプルでメッセージ性の高いコンセプトをもうけることで、海外でも大ウケしそうなポテンシャルを持っていると感じた。
ユーザーの声を取り入れながら、改良を重ねているそうなので、今後の躍進が楽しみなだ。
購入は、ナップナップ公式オンラインショップやお近くの取扱店舗から。
公式サイトはこちら
photo by 尹 哲郎