ダイエット中に飲める『コカ・コーラ ゼロ』が2020リニューアルでどう変わった!?【新旧飲み比べ】

おいしいゼロコーラがさらに進化!

 

2007年に登場し、それまでの数あるダイエットコーラの常識であった”泡立ちに違和感があって、いまいちおいしくないけど我慢して飲むもの”という常識を打ち破った『コカ・コーラ ゼロ』。今回5年ぶりのフルリニューアルとなったので、旧製品と飲み比べて変化を感じ取ってみたい。

 

太りにくい、ダイエット中でも楽しめる王道コーラとして13年君臨し続ける『コカ・コーラ ゼロ』

2007年に男性向けゼロコーラとしてシーンに登場した『コカ・コーラ ゼロ』。砂糖不使用、ゼロカロリーで、しかもおいしいということで、それまで定着していなかったダイエットコーラ界で定着一番手となった記念碑的ゼロコーラだ。


今までも小さなリニューアルが複数回行われていたが、そのすっきりと甘すぎず炭酸強めというプロフィールは基本的に変わってなかった。

今回のフルリニューアルでは、パッケージも微変更。いわゆる通常の有糖コカ・コーラのカラーリングは赤で、ゼロは黒という印象は近年変わっており、赤字に黒というものになっていたのだが、上部の「ZERO SUGAR ZERO CALORIES」の文字が「ZERO SUGAR」単独になり、文字が大きくなった。

甘味料を含む原材料は同じ。多い順に表記される順番も変わっていない。

まずは旧製品の『コカ・コーラ ゼロ』を改めて飲む

甘さを控えつつ、コーラ感は残し、不自然さを極限まで抑えたその完成度はやはりすごいと思う。強炭酸とともにスパイシーな刺激で、すっきりしながらもきっちり多数のフルーツ、ハーブの混合で出来上がる独特のコーラ風味。まさに王道。


これにまだ変えるべき部分があるのだろうか。

 

新しい2020版『コカ・コーラ ゼロ』はどう変わった!?

それでは新しいコカ・コーラシステム『コカ・コーラ ゼロ』(500ml PET・希望小売価格 税抜140円・2020年8月31日発売)を飲んでみよう。


まず香りが違う。レモン感のある酸味が少し強くなったようだ。飲んでみると強炭酸は変わらない。しかし味は酸味が強くなったことで、さらに絶妙なバランスのコーラ味を生み出すことに成功している。

 

レモン感が強くなったとはいえ、ペプシほどではない。隠し味としての存在で、言われなければ気付きにくいほどの微妙な変化である。

しかし改めて飲み比べてみてわかったのだが、旧製品は飲んだ時に、わずかながら口の中に無味を感じる瞬間があった。記者は日常飲む中では、その一瞬の不自然さをクリアするために氷を入れて飲んでいた。

 

だというのにその隙間の一瞬が今度の新製品の酸味で埋められているのである。そんな一瞬の隙までクリアしてくるとは思わなかったので、なんとも感激だ。ダイエット系のゼロコーラの味にここまでこだわってくれるとは…。

 

ただ劇的な変化というよりは、味に関してはあくまでマイナーチェンジ、バージョンアップという範囲なので、旧製品のファンも問題なくおいしく味わえると思う。

「コカ・コーラ ゼロ」主要パッケージ 左から350ml PET、700ml PET、500ml PET、1.5L PET、350ml缶、500ml缶

 

入手は全国のスーパー、コンビニエンスストアなどで可能だ。

 

 

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清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

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