カラーマーカーの色選びに困ったら、きれいにまとまる色が揃った『ABT6色セット』を使ってみよう!
人気のグラフィックツインマーカーABTには、108色ものカラーがある。手書きでイラストやハンドレタリングを楽しむ人が増えている今、作品を作るにあたってセンスある色選びも重要なポイント。しかし、色がたくさんあってどうやって選んでいいか分からないと悩む人も多い。そこで、あらかじめきれいにまとまる6色がセットになった『ABT6色セット』が登場。まずはこのセットから「色」を楽しんでみては?
SNSでも人気! ABTの6色セットを使って可愛いイラストやハンドレタリングを描いてみたい!
おうち時間が増えたことで、イラストを書いたり、ハンドレタリングを楽しんだりする人が増えている。
トンボ鉛筆が発売するグラフィックマーカー『ABT』は、筆芯と細芯の2つのペン先を備えたツインペン。
36年前(1984年)に日米欧で同時発売され、世界中のアーティストやグラフィックデザイナーに愛用されている。そのカラー展開は現在108色もある。
筆芯は型崩れしにくいナイロンファイバー芯。
適度なしなり具合で、太い線から細い線まで筆圧で自由自在に描けるのが特長。毛筆と同じような感覚で、線に強弱を持たせることが出来るので、ダイナミックな表現ができる。
細芯は極細0.8ミリのポリエステル芯。安定したラインが引けるので、ハイライトやエッジ感を利かせたい表現や文字などにおすすめ。
センスのある配色にするにはどうしたらいいの? という疑問を解決!
イラストを描いたり、ハンドレタリングを楽しみたい時にもおすすめのABT。
しかし、ABTは108色もあることから、色選びや配色に悩む人も多い。
そこで登場したのが『ABT6色セット』(全4種・希望小売価格 税抜1,800円・2020年8月11日発売)。
ABTは単色(1本・税抜300円)や、基本色による12色セット(税抜3,600円)、24色セット(税抜7,200円、36色セット(税抜10,800円)もあるが、今回のようにテーマ別のセットが発売されるのは初めてだ。
「きれいにまとまる6色」があらかじめセットされているので、どの色を選んだらいいのかな?と悩んでいる人にぴったり!
また、色の表現の幅を広げたい人にもおすすめ。自分では普段選ばない色が入っていることで新たな発見になるはず。
各セットの配色を見てみよう!
テーマは4種類。
- ボタニカル(植物の)
- ナチュラル(自然の)
- ノルディック(北欧風の)
- ファンシー(空想・幻想的な)
パッケージのイラストはアーティストの櫻井志保さんが手掛けている。ジップバック入りで、そのまま収納に使えて便利。
まずは「ボタニカル」。鮮やかな緑を中心とした、植物を描くのに適した配色。
- 553 Mist Purple
- 249 Hunter Green
- 126 Light Olive
- 133 Chartreuse
- 025 Light Orange
- 803 Pink Punch
6本中、3本がグリーン系のカラー。鮮やかなので、全体的に明るい印象を与えてくれる。
次は「ナチュラル」。こちらは、くすんだ色合いで落ち着いた雰囲気にまとまる配色。
- 526 True Blue
- 312 Holly Green
- 228 Gray Green
- 027 Dark Ochre
- 757 Port Red
- 679 Dark Plum
大人っぽいくすみカラーが揃っているので、渋めの表現をしたい時にもおすすめ。秋や冬を思わせる配色でもある。
続いて「ノルディック」。ニュアンスカラーを使った北欧デザインテイストの配色。
- 528 Navy Blue
- 192 Asparagus
- 993 Chrome Orange
- 772 Dusty Rose
- 837 Wine Red
- 992 Sand
柔らかい色合いが可愛い。このセットで描いたら、ほっこりした温かみのある雰囲気が表現できそう。
最後に「ファンシー」。淡い色合いの可愛らしい雰囲気を演出できる配色。
- 451 Sky Blue
- 243 Mint
- 991 Light Ochre
- 873 Coral
- 620 Lilac
- 673 Orchid
こちらはすべてパステルカラー。ゆるふわな雰囲気を出したい時にぴったりのセット。
ABTの6色セットで出来るいろんな表現!
商品パッケージの裏側には、筆芯テクニックが紹介されているのでチェックしてみて。
ブラッシュ芯を強めに押し付けてそっと持ち上げると、ドロップ型を描くことが出来る。
このテクニックだけでも、簡単に花や葉を描くことができる。
さらにストロークでも強弱が出せるので、サッと描いただけでも葉になる。
太さを変えたり、ストロークの長さを変えることで、様々な表現が可能。
併せて使うことをオススメで紹介されているのが、同じくトンボ鉛筆から発売されている「WATER BRUSH」(水筆)と「筆之助」(筆文字サインペン/水性顔料インク)。
ABTのインクは、水で溶ける水性染料インクなので、色をぼかしたり、混ぜたりすることも可能。
例えば、こんな風にまずはABTのみで絵を描いてみる。
水筆を使い、色をぼかしてみると、ABTのみの時よりも淡い印象になる。
他の色を加えて、色を混色させながらにじませれば、さらに水彩らしい表現に。
最後に筆之助でペン入れをして簡単なイラストの完成!
筆之助は乾くと耐水性があるので、水性染料インクのABTと合わせて使いやすい。また適度なコシがあるので線幅のコントロールが出来るのがいいところ。
型紙付き! ミニ封筒を作ってみよう
パッケージの台紙にはミニ封筒の型紙もプリントされている。
色で遊ぶことに慣れてきたらぜひミニ封筒作りもやってみよう!
好きな紙に型紙を使って封筒のガイドを写しておこう。
今回はトレーシングペーパーを使用してオリジナル封筒を作っていく。
ABTを使って、絵を描いていく。
封筒のガイドは気にせずに思い切って描くのがポイント。また、先に絵を描いておいて、あとから好きな絵の位置に型紙をあてて作るのももちろんOK。
ガイドに沿って紙をカット。
テープのりなどを使って、のりしろの部分を貼り合わせていこう。
あっという間に可愛いミニ封筒の出来上がり! 自分で描いた絵で簡単にミニ封筒が作れた。
絵やハンドレタリングなど、ワンポイントでも可愛い封筒が作れるのでおすすめ。
ABTで描くことに慣れてきたら、ぜひ作品作りも楽しんでみて。
4つのセットからあなたが選びたい配色は?
あらかじめベストな配色が決まっているので、すぐに楽しく描けるのが嬉しい。
6色全色を使わずに、少ない色数の組み合わせでもきれいにまとまるので、色選びに困っていた人はまずABTの6色セットから選んでみるのがおすすめ。直感で好きな配色のセットを選ぶのもいいかも。
パパっと描くだけでも、センスある色合いのイラストや文字になる。
トンボ鉛筆が手掛ける「FUN ART STUDIO」には、ABTを使った手描き作品が豊富に掲載されている。
描き方のプロセスや制作のポイントなども記載されているので、こちらもぜひチェックしてみて。あなたの「描いてみたい」「作ってみたい」「書いてみたい」という気持ちをきっと後押ししてくれるはず。
『ABT6色セット』は、全国の文具店、画材店などで発売中。
FUN ART STUDIO online shopはこちら
公式サイトはこちらphoto by 蘭よう子