5年ぶりの新商品! 丸搾り生茶抽出物で作られた『キリン 生茶 ほうじ煎茶』のお味は?【ほうじ茶】
今年で発売20周年を迎える「生茶」ブランドに待望のほうじ茶が新登場! キリンビバレッジ『キリン 生茶 ほうじ煎茶』は、「丸搾り生茶抽出物」と茶葉の焙煎を工夫したことで香り高く濃厚でかろやかな味わいに仕上げられた1本だ。同ブランド5年ぶりの新商品の味をさっそく確かめてみよう。
スイーツやドリンクに引っ張りだこ! ほうじ茶ブームの中、「生茶」も参戦だ
近年、ほうじ茶が注目されているのをご存じだろうか。スターバックスコーヒーではスイーツやラテに、ハーゲンダッツではほうじ茶フレーバーが出るなど、和洋問わず楽しめる味わいが嗜好性の高い新素材として人気を集めている。
また健康志向の高まりもあって、キリンの推計によると、2019年の無糖茶市場は過去5年の平均成長率が103%。中でもほうじ茶は前年比124%の成長率なのだという。昔から慣れ親しんだ和素材なので舌に馴染みやすいのも人気の理由だろう。
そんな中、ついにキリンビバレッジの「生茶」ブランドがほうじ茶カテゴリーに参入。同ブランド5年ぶりとなる新商品『キリン 生茶 ほうじ煎茶』(525mlPET・希望小売価格 税抜140円・2020年9月15日発売)を発売した。ちなみに「ほうじ煎茶」とは煎茶を焙じていることを、ほうじ茶と煎茶の言葉を組み合わせて表現しているようだ。
「生茶」といえば、摘みたての生茶葉を芯まで凍らせてまるごと搾って作った「丸搾り生茶抽出物」が特徴のブランド。この抽出物のおかげで“濃いのにすっきり”とした美味しさや爽やかな香りを実現しているのだ。また、試行錯誤の末に生み出された茶葉の焙煎方法は上品な香りと甘味を引き出している。『キリン 生茶 ほうじ煎茶』はこれらをベースにほうじ茶ならではの味わいに仕上げられた1本というわけだ。
イメージキャラクターには「生茶」同様、満島ひかりさんと吉沢亮さんを起用。各種メディアで「ほうじ茶に、生。」のキーメッセージを伝えるCMを放映する。
パッケージは、「生茶」ブランドを連想させるお馴染みのスタイリッシュな容器にオレンジをベースとしたカラーリング。このマットな質感と温かみが上質な印象を与えてくれる。
ほうじ茶色のキャップを開けてひと嗅ぎ。少し甘味を含んだほうじ茶の香りが鼻をくすぐる。濃すぎず薄すぎず、上品という言葉が似合う。温めるともっと香ばしい香りがあふれ出てきそうだ。
2~3口飲んで味を確認。渋みやクセがなく水のようにすっきりとした口当たりでとても飲みやすい。かと思いきや、ごくんと飲み込み呼吸をするとほんのりとした甘みや香ばしさが味となって現れてくる。このほんわりとした柔らかい味わいこそがほうじ茶ならではの美味しさだと記者は思う。
そういう意味では「生茶」ブランドの“濃いのにすっきり”とした美味しさは逆で、“すっきりなのに濃厚な味わい”かもしれない。嫌な後味の悪さもなく長く余韻を楽しめる仕上がりだ。
『キリン 生茶 ほうじ煎茶』は525mlサイズのほか、コンビニエンスストア専用の600mlPET・希望小売価格 税抜140円、ミニサイズの280mlPET・希望小売価格 税抜115円を展開。全国のスーパー、コンビニほかで発売中。
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photo by 尹 哲郎