楽しく遊びながらしっかり学べる『サイコロたしざんかけざんランド』のここがすごい!
小学生になって勉強が本格的に始まっても、気持ちはまだまだ遊び優先モード…。2020年はコロナでの休校が長かったから、なかなか子どもの勉強のスイッチが入らないと悩むお母さん・お父さんに朗報! 記者の娘も変わらずそんな感じなのだが、すごろくで楽しくたしざん、かけざんが学べる 『サイコロたしざんかけざんランド』を親子でおためし。子どもだけでなく親までも夢中になってしまう、その秘密を探ってみた。
遊びと勉強が同時にできるハイブリッド設計
株式会社くもん出版(東京都港区)のKUMON TOY(くもんトイ)は「遊びで育てる学びのちから」をテーマに様々な角度から開発された知育玩具。
その中のひとつ 『サイコロたしざんかけざんランド』(対象年齢4歳以上・希望小売価格 税込2,640円・2020年9月発売)は、これまで別々に販売されていた「サイコロたしざんランド」と「サイコロかけざんランド」が一体化してリニューアルしたもの。
入っているのはボード(表裏)、サイコロ、コマ、サイコロステージ、練習カード、ガイドブック。
カラフルな配色やかわいいイラストで子どものテンションも上がりそう!
ボードは表面が一年生で習うたしざん、裏面が二年生で習うかけざんになっている。
表面はたしざん用。ボードは3つに折れるので、コンパクトに保存できるのも便利。
裏面はかけざん用。100まで書いてあるので、数を覚えるのに使っても良さそう。
サイコロは10面体。小ぶりでちょうど持ちやすいサイズだし、色が分かれているので使うときにもわかりやすい。
コマはかわいい飛行機とロケットが色違いでふたつ。王冠のゴールコマもかわいい。
練習カードが一緒についているから、まだ計算があやふやな一年生とのやりとりは、「これ見てみて!」と誘導できて非常にありがたかった。
これから習うかけざんについても練習カードを見せながら学ばせることができるから、親子で勉強するには持ってこいだと思う。
箱には特徴や詳しい遊び方が書いてあるので要チェック。
同梱のガイドブックにはより詳しい内容やたしざんボードを使ったひきざんでの遊び方も紹介されている。
『サイコロたしざんかけざんランド』で遊んでみよう!
では、さっそくやってみよう。
たしざんボードをセットして、サイコロを転がしてみる。
子どもだと適当な場所にサイコロを転がすので、このサイコロステージがとっても便利。
たしざんは10+10まで練習できる。指で数えて考えながら…。
たしざんがあやふやなところは練習カードでしっかり確認。
ボードにもしっかり計算式が書いてあるので、とてもわかりやすい。
せっかくだから、かけざんもやってみよう!
一年生の娘にはまだ難しいので、ここは記者が頑張る番! かけざんはサイコロの出た目をかけていって、10×10まで練習できる。
九九は小学生の時にしっかり覚えたはずなのに、普段あまり使わないので、ちょっとあやふやなところがあって焦り…練習カードを見ながら、わいわい親子でのコミュニケーションもなかなか楽しい。
計算をするだけでなく「やすみ」や「もう1かい」など盛り上がる仕掛けも。
娘はとても楽しかったようで、たくさんのコマを置いて、何回もサイコロを振りながら遊びに夢中に。
遊べば遊ぶほどたしざんやかけざんができるようになるなんて! 親としてはありがたい限りだ。
『サイコロたしざんかけざんランド』は全国の玩具店やオンラインストアなどで購入できるので、ぜひチェックしてみてほしい。
公式サイトはこちらphoto by 尹 哲郎 / 森脇陽子