遊んで、聞いて、おしゃべり! 『しゃべって学べる!英会話すごろく』で、コミュニケーションをしながら楽しく英語力を身につけよう
グローバル化の流れを受けた2020年の学習指導要領の改定により、大きくクローズアップされることとなった英語。いまや赤ちゃんの頃から英語を習わせるほど、世の中の英語への関心は高い。コミュニケーションを通じて英語を学ぶことをコンセプトに開発された『しゃべって学べる!英会話すごろく』を知り、さっそくおためし。小学1年生の娘と遊びながら、母親目線でおすすめポイントをまとめてみた。
コミュニケーションの肝、英語耳を鍛えるのに最適
今年度から小学3年生より外国語活動として学習の中に英語が取り入れられ、5年生からは外国語として成績がつく教科となった英語。
地域によっては1年生から英語と親しむカリキュラムが組まれていて、娘の通う小学校では定期的に外国人のAETの先生による授業が始まっている。
われわれ親世代にとって英語は、中学から単語や構文など、コミュニケーションというよりかなり受験寄りの勉強が大半を占めていた。
記者が大学生になってアメリカに留学してみると、英語は構文よりコミュニケーションのほうが大事だったのではないか! と気づかされものだ。
しかし、今の子どもはこのようなギャップを感じることなく、自然な流れで英語を学べる環境があるなんて本当に羨ましい。
そんなコミュニケーションを中心とした英語を楽しく遊びながら学べる『しゃべって学べる!英会話すごろく』(対象年齢5歳以上大人まで・希望小売価格 税込4,400円・2020年9月発売)は、株式会社くもん出版(東京都港区)のKUMON TOY Englishシリーズのひとつ。
KUMON TOY Englishとは、楽しい遊びやコミュニケーションを通して、英語で伝え合う力を養うシリーズ。
『しゃべって学べる!英会話すごろく』では、小学校の授業などで役立つ308単語、72の文や表現を学ぶことができる。
盤には、表裏と2種類のすごろくがあり、英語の内容もステップアップしていて、まさに遊びながら英語力が身につく商品だ。
箱には盤のほか、カード(56枚)、音声ペン(1個)、駒(6個)、さいころ(1個)、ともだちプレート(6枚)、解説書・音声ブック(1部)、収納袋(1枚)が入っている。
箱や解説書にはねらいが書いてあるので要チェック!
英語学習に必要な聞く力、話す力、読む力をまんべんなく習得できるように設計されている。
英会話の上達には英語耳を作ることが必須。
ネイティブの発音をすぐに聞くことができるこの音声ペンは簡単に使えてわかりやすいし、イラストごとに声がしっかり分類されていて、より聞き取りやすい。
電源を入れると音が鳴り、15分放置すると自動OFFになるので安心。
ペンのボタンを押すと「Good!」「Excellent!」「Great!」と音が出るので、上手に英語を話せたら、このボタンを押して褒めてあげよう。
音声ペン(単4電池2個使用※別売)のスイッチを入れて、音声ブックの気になる絵に当ててみると、書いてある単語をネイティブの発音で聞かせてくれる。
紙から音が出ることに、娘はワクワクが止まらない様子。
あちこち押したり、耳で聞いて真似したり。まだアルファベットが読めない娘は聞いた音のまま発音していて、口ぶりはまさにネイティブそのもの。
文字ではなく音から入る感じは、英語上達にはもってこいかもしれない。
『しゃべって学べる!英会話すごろく』で遊んでみよう!
小学1年生の娘と一緒に「ともだち作りすごろく」に挑戦!
今回は比較的簡単な単語や会話を学べるA面を使用。まずは、カードを5枚ずつ配って、スタート!
駒を進めていく中で出会うキャラクターたちと英会話を成立させることにより、ともだちになっていき、一番多くともだちを作れた人が勝ちというルール。
すごろくを進めていくと、Mattia(マッティア)と出会う。
なにか質問されている。なんて言っているのかな…?
娘はまだ英語がうまく話せないが、こんな時には音声ペンの出番!
音声ペンで音声を確認したら、聞こえたとおりに発音してもらった。
Mattia(マッティア)のカードを持っていた記者はMattia(マッティア)の質問に答え…
見事ともだちになり、ともだちリストに追加!
この流れですごろくを進め、ともだちを一番多く作れた人が勝ちとなる。
ともだちをたくさん作りたいので、すごろくを進めていくうちに、気が付くと親子共々積極的に英文を口にするようになっていた。
まだ英語がうまく話せない年齢でも、これだけで十分に英語を身近に感じることができそうだ。
家族や友達と楽しみながら英語を学ぼう!
対象年齢は5歳から大人までと幅広いので、子どもの英語学習だけでなく、家族みんなで楽しむボードゲームとして使うのもおすすめだ。
何よりやりとりが楽しく、子どもはもちろん、大人も子どもと一緒に楽しく遊びながら学ぶことができる。
購入は全国の玩具店、オンラインストアなどで。
公式サイトはこちらphoto by 尹 哲郎 / 森脇陽子