食材を新鮮なまま長期保存!スイスNo.1の真空パック器『ソリスバックプレミアム574』の凄さとは?
食材を長期間保存できたり、そのまま湯せん調理や低温調理ができたりと、たくさんのメリットがある真空保存。最近は、様々な家庭用真空パック器が登場しているが、今回試してみたのはデザイン性と機能性に優れた『ソリスバックプレミアム574』。スイスNo.1メーカーが手掛ける、最新真空パック器の実力は?
驚異の保存期間! フードロス削減や節約にも
スイスで真空パック器シェアNo.1を誇るソリス(ソリスジャパン株式会社/東京都目黒区)の「バック」シリーズ。そのデザイン性と機能性の充実度から日本でも注目を集める中、高度な機能をプラスした上位機種『ソリスバックプレミアム574』(W37×H15×D7㎝・実勢価格 税込14, 000円前後・発売中)が新発売されたというから、どれほど凄いのか試してみよう。
『ソリスバックプレミアム574』を開封し、まず感じたのは「想像よりもコンパクト」ということ。もっとゴツいものをイメージしていたが、これなら保管の場所を取らなそう。
むしろシンプルなデザインなので、頻繁に使うことを考えると、そのままキッチンに置いたままでもよいかもしれない。
説明書と一緒に入っていた「使い方のヒント」をチェックすると、肉や野菜などそれぞれの保管期限の目安が書かれている。
冷蔵保存の場合、たとえば牛肉は8~9日(通常保存は2~3日)、野菜は7~10日(通常保存は1~3日)。さらに冷凍保存なら、1年程度持つという。
余ってしまった食材が無駄になることもなくなるし、「安い!」と思った食材を多めに買って保存しておけば、節約にも繋がりそうだ。
あまりの手軽さに感動! 真空パックの完成度は?
では、さっそく使ってみよう。今回は、茹でた枝豆を真空パックにしてみる。
まずは、付属の「専用フィルムバック」(保存袋)に枝豆を入れる。
『ソリスバックプレミアム574』の本体カバーを開け、枝豆が入った保存袋の上部を真空処理溝に入れる。
次に、本体カバーの左右の角を両手で押して閉める。
このとき、必ずカチッとするまでしっかり閉じるのを忘れずに。両角を抑えるような感じで、グッとカバーを下げると、閉めやすかった。
『ソリスバックプレミアム574』にはフードセレクト機能があり、ボタン選択で、食品のタイプに合わせて適切に真空保存できる。
乾燥している食品や水分が少ない食品の場合は「ドライ」、水分を多く含んだ食品の場合は「モイスト」を選択。
今回は「ドライ」を選んで、いざ、真空開始!!
「真空&シールボタン」を押したら、吸引がスタート。
「おぉ~すごい!」と感動しているうちに、強い真空力で空気が抜けていき、あっという間に真空が完了。
そしてシール(密閉)され、簡単に真空パックができあがった。
ボタンのライトが消灯したら、本体両側のリリースボタンを引き上げてカバーを開き、保存袋を取り出してみる。
シワなどなく、きちんと密封されているのを確認したら出来上がり!
真空パックが完成するまでに記者が行った作業は、食材を保存袋に入れ、『ソリスバックプレミアム574』で挟み、スイッチを押すだけの3工程。
あまりに簡単だったので、密閉が甘かったり、うまくシールできなかったりというトラブルが起こるのかな…とも思ったが、お店で見かける真空パック食材のように、ピターッと綺麗にパッキングすることができた。
料理の幅がグンと広がる! 冷蔵庫内は美しく、使いやすく
通常の冷蔵保存ではすぐに色が悪くなってしまうイメージのある枝豆だが、真空保存の枝豆は3日経っても色鮮やかなまま。
実際に食べてみても、枝豆ならではの適度な歯ごたえを感じながら、茹でたてと変わらない味が楽しめた。
真空パックって、やっぱりすごいんだと実感。と同時に、これまで「取っておいても断面の色が変わっちゃうし…」と無理矢理一回で使い切っていたアボカドやりんごなどの食材にも最適だと感じた。
ちなみに今回はオートで真空にしたが、「パルス真空機能」を使えば、手動で小刻みに調整しながら空気を抜くことが可能。
きのこやパンなど圧に敏感な食材も、形を崩さすに真空保存できるというから、その性能の良さに感嘆するばかり…。
真空した食材は、パックのまま湯せんや低温調理も可能。旨味や栄養を逃がさず調理でき、ワンランク上の料理が味わえる。
さらに、冷蔵庫がスッキリするのも大きな利点。冷蔵庫内の見た目も美しく、取り出しやすく、調理の幅が広がる…真空保存、おそるべし。
ポテチも真空保存の時代!? 専用フィルムは全2種類
今回は、保存袋に『専用フィルムバック』(50枚・実勢価格 2,418円)を使用したが、ほかにロールタイプの『専用フィルムロール』(20 x 600㎝・2本セット・実勢価格 1,936円)もラインナップ。
こちらは食材のサイズに合わせ、その都度好きなサイズで切って使うことができる。
また蓋付きの『専用キャニスターセット』(3個セット・実勢価格 3,891円)を使えば、カレーなどの液状食品から葉物野菜やシリアルやポテトチップスまで、真空保存可能。
これを知った時には、「ポテトチップスを真空保存すれば、湿気らないのか…」と思わず夫と唸ってしまった。
メリットいっぱいの真空パックが簡単に、さらにはハイクオリティに仕上がる『ソリスバックプレミアム574』。
購入は、全国の家電量販店やオンラインショップで。
公式サイトはこちらphoto by 尹 哲郎/中村あさか