そばも二郎系!シリーズ第4弾『日清のどん兵衛 背脂風豚ニンニク濃厚ラー油太そば』はちょっぴり上品な意外なお味!
「日清のどん兵衛」がまさかの豚骨濃厚スープをまとって新登場!『日清のどん兵衛 背脂風豚ニンニク濃厚ラー油太そば』はこれまでのそばの常識を覆すガッツリ系インスタント食品だ。風味を楽しむ繊細なそばと力技のニンニク濃厚スープが交わって本当に大丈夫なの?
ニンニクの風味がしっかりと効いた濃厚スープ!そばとの相性は…?
ざるそば、きつねそば、天ぷらそば……そばといえばあっさりとしている、というのが一般的なイメージだ。ガッツリと食べたい時はラーメンだと相場がきまっている。それはカップ麺でも同じ。即席そばや即席うどんを扱う「日清のどん兵衛」はあっさりと食べたい時にぴったりなインスタント食品だった。
だが、それももう終わり。ガッツリ系ラーメンに負けない濃厚こってりな味わいを実現した新商品『日清のどん兵衛 背脂風豚ニンニク濃厚ラー油太そば』(100gうち麺72g・希望小売価格 税抜220円・2020年10月13日発売)をセブン‐イレブン・ジャパンより新発売した。
これまでのそばとは真逆の味わいを目指したもので、ニンニクを効かせた豚骨ベースの濃厚スープに豚ニンニク風味のラー油を合わせた超濃厚な1杯となっている。いわば、二郎インスパイアのそばを完成させたのだ。
ちなみに昨年10月にうどんを使った「日清のどん兵衛 マシマシ篇 ガチ豚ニンニク」、今年4月には同じくうどんを使った「日清のどん兵衛 マシマシ篇 ニンニク背脂風豚骨」が発売されており、二郎系の味わいが楽しめる1品として好評だった。今回はそのシリーズ4弾にあたる。パッケージはこの系統を受け継いだ赤色デザイン。
湯入れ5分。湯気に乗って漂うニンニクと脂の香りは二郎を連想させるには十分すぎる濃度。この臭いだけならそばだとはだれも思うまい。最後に「特製こってりオイル」を入れて完成。
豪快にすすってひと口。豚骨濃厚スープが麺と絡まり期待以上のガッツリ感が舌を支配する。ニンニクもしっかりと効いていてバッチリだ。背脂のこってり感はとても身体に悪そうな味で申し分ない。かと思いきや、後味は意外とあっさりしているのも面白いポイントだ。なお、ラー油は程よく辛め(カレーの中~辛口)。
麺の太さは決して太くはなくラーメンの中麺くらい。だが「日清のどん兵衛」シリーズよりもほんのひと回りだけ太くなっていて麺の味を感じやすくなっている。食べ応えの面では本家にかなわないが、濃厚スープと一緒に口に入れても噛むほどにどんどんと中和されていき次第にそばの風味を感じられるのがこのコラボならではの魅力だ。
それ以外はほとんど違和感もなくバランスよく味わいを楽しむことができた。ただし、ガッツリ系ラーメンを期待していた分上品すぎて物足りないかもしれない。濃厚スープではあるものの味のインパクトは控えめなので変わり種を楽しむくらいの気持ちが大事だろう。
トータルで評価すると目新しさはあると思うが、220円と少し高めなので、気になった人にだけおすすめしたい。
全国のセブン‐イレブン店舗で発売中。
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photo by 尹 哲郎