【2020グッド・トイ受賞】くるくる回して模様は無限大! クルリグラフが楽しすぎて止まらない!
遊びのスペシャリストたちの投票で決まるおもちゃの大賞「グッド・トイ」をご存知だろうか? 今年は39点の選りすぐりのおもちゃたちが選出された。その中でも記者が注目したのは『クルリグラフ デラックス』。大人もやり出したら止まらないほどの、クセになるおもちゃだ。幅広い年代から長年愛され続けるその理由に迫ってみよう!
くるくる回して、幾何学模様のパラダイス!
11月15日に東京おもちゃ美術館で授賞式が行われた、グッド・トイ大賞。全国の「おもちゃコンサルタント」の厳正な審査のもと、数あるおもちゃの中から、感じる力・考える力を養うおもちゃの精鋭たちが選出される。
受賞したおもちゃは、東京おもちゃ美術館で常設展示されるほか、全国200か所の子育てサロン「おもちゃの広場」の公認玩具としてたくさんの子どもたちの手に触れることになる。
おもちゃ界でとても栄誉ある賞なのだ。
そんなグッド・トイ2020に選ばれたおもちゃのひとつが、株式会社ビバリー(東京都中央区)が販売する『クルリグラフ デラックス』(対象年齢4歳以上・希望小売価格 税抜3,000円・発売中)だ。
親世代なら懐かしいと感じる方も多いだろう。昔からあるおもちゃで、ペンをくるくる回すことで様々な幾何学模様が簡単に描ける変形定規のようなものだ。
しかし、昔のものとはひと味違う。
リングやギアのバリエーションがもっとパワーアップし、ステキなデザインが無限大にできるらしい! その実力をさっそくレビューしよう。
時間を忘れるほどに熱中してしまった
箱の中には丸形のリングと四角形のリングが2種類とギアが10個、専用ペン、デザインブックとデザインノートなどが入っている。
リングやペンを収納できるクリアケース付きだから、バラバラになりがちなギアも紛失することなく収納できて便利。
このクリアケースにまとめて持ち運べば、お友達の家に遊びにいっても皆で遊ぶことができる!
さっそくリングを使って模様を描いてみよう!
まずは紙の上にリングを置く。すべり止めが付いているので描きやすい。
専用ペンの太い方を使う場合、あまり早く描きすぎるとギアによってインクが滲んでしまうことがあるので、細い方をおすすめする。
ギアの数字をリングのガイド線に合わせたら、リングを押さえながらさっそくペンを穴に刺してくるくるくる。数字がガイド線に戻ってきたら完成。不器用な記者でもこんなに正確な模様が描けた!
丸リングに大きい丸のギアをセットすると、菊の花のような模様に。
…楽しい! というかめちゃくちゃ気持ちいい! 導かれるままに手をくるくる動かすだけでみるみる幾何学模様が描かれていく感覚は、なんとも爽快だ。
次は少し凝った模様にしてみよう。
丸リング×楕円形のギアでまず、青い花のような模様を描いて…
その上に、四角リング×楕円形のギアを組み合わせた緑の模様を重ねてみる。
線の細い綺麗な模様が完成!
そのままでも十分綺麗だが、色を塗ると繊細なステンドグラスのような模様に!
楽しさのあまり夢中になって、たくさんの花のような模様を描いていた。色鉛筆で色を塗ればこんなに美しいデザインの完成!
4歳になりたての息子とも一緒になってくるくる…。
楕円形や変形ギアなど少しカックンカックンなるようなタイプはまだ難しかったようだが、スムーズに円を描ける大き目の丸ギアなら、上手に描くことができて満足していた。
幼い頃を懐かしみながら、大人の記者が時間を忘れて夢中に。
幾何学模様をたくさん重ねて繊細な柄を作り、目を細めながら黙々と色を塗っていると、なんだか日頃のストレスも飛んでいったようだ。
クルリグラフのアレンジは無限大!
ただ紙に描き続けるだけでなく、様々なものをデコレーションしたりデザインしていくのもおすすめ。開発メーカーさんに聞いたアレンジ例もご紹介しよう。
年賀状、クリスマスカード、バースデーカードなどを作ったら、売り物顔負けのオシャレさ。使う色や、模様の組み合わせで簡単に個性を出せるのがいい。
封筒やポチ袋も、クルリグラフでカラフルに装飾すればもっと楽しく。シンプルなものが多いから、鮮やかな大きな柄の封筒はインパクト大だ!
模様を描いた厚紙を丸く切り抜けば、メダルやオーナメントなどにも。父の日に、お母さんと子供で一緒に作れば喜んでくれること間違いなし!
アイデアを絞り出して、オリジナル柄のグッズを作ってみても楽しいだろう。
クルクルみんなで楽しもう!
クルクル回してできる模様は無限大。大人も子どもも家族みんなで楽しめるのはもちろん、ひとりで何かに熱中してストレス発散したい時にもぴったり。自分だけの作品をどんどん生み出しちゃおう!
『クルリグラフ デラックス』は、全国の家電量販店やビバリー公式通販サイトで購入可能だ。
公式サイトはこちら
photo by 尹 哲郎