来年は丑年! 家中時間を使って可愛い牛モチーフのハンコがそろった『2021年 年賀ハンコ』で年賀状を手作りしよう!

可愛い年賀ハンコでオリジナルな1枚を!

 

12月も近づいてきたこの時期から、そろそろ年賀状の準備を! 大切な人に送る年賀状に1枚1枚想いを込めたいなら『2021年 年賀ハンコ』を使ってみよう。イラストや文字が苦手でも大丈夫。可愛いハンコがたくさんあるので、色や組み合わせを変えれば自分だけの1枚が出来上がるはず。今回はエンボス加工も取り入れた年賀状を作ってみた!

 

今だからこそ家中時間で想いを込めた年賀状作りを

1年のはじまりに届く年賀状。最近ではメールやLINEで済ませてしまう人もいるが、年賀状もまた人との繋がりに欠かせないツールのひとつ。

今年は遠方に住む家族や親戚と会えないという人は多いのではないだろうか。コロナ禍で迎える年末年始だからこそ、家中時間でひと手間かけて心のこもった年賀状作りをしてみよう。

株式会社ビバリー(東京都中央区)が販売する『2021年 年賀ハンコ』(税抜280~1,280円・発売中)には、ユニークでほんわかしたイラストや、版画風のイラストなど様々なバリエーションがある。

メインとなる絵柄、文字、飾り、ワンポイントなど、ハンコの種類も様々。それらを組み合わることで、素敵な年賀状を作れるという。

 

今回はエンボス加工を施した年賀状作りをご紹介!

 

ハンコの基本! インクの付け方をマスターしよう

まずはハンコの基本。印面を上向きに置いて、インクパッドの方を手に持つのがポイント。ポンポンと軽く叩くようにするとムラなくインクが付けられる。

ハンコは1色しか使えないわけではない。ひとつの印面の中で複数の色を使うこともできるのだ。

ハガキの位置を確認しながら、慎重にハンコを押してみよう。力を平均的に加えて、そっと持ち上げるのが綺麗にハンコを押すコツ。

 

艶のある仕上がりに! エンボス加工に挑戦!

お次はエンボス加工。エンボスとは、スタンプした部分にエンボスパウダーをかけて、熱を加えて盛り上がられせること。

エンボス加工をする際のインクには向き不向きがあり、向いているのは顔料系のインクパッド。インクジェット用紙も不向きなため、普通紙のはがきを用意しよう。

今回は、インクパッドの色をそのまま活かすことができる、無色透明の「クリア」タイプのエンボスパウダーを使ってみよう。まずは、ハンコのインクの乾かないうちにエンボスパウダーをふりかけて、余分な粉を落としておく。

焦げないように注意しながら、エンボスヒーター(エンボス専用器具)で熱を加えよう。専用器具がない場合は、アイロンやオーブントースター、ホットプレートなど家にあるものを変わりに使う方法もある。

 

ちなみにドライヤーは熱が弱く、パウダーが溶けずに風で飛んでしまうので適していないから気をつけて。熱を加えすぎると、ぷっくりするはずのエンボスがしぼんでしまうので注意!

ハンコで押した部分がぷっくりとし、つやつやとしたコーティングがかかる。エンボスすることで、色塗りする時に色が滲むのを防いでくれる効果もあるのだ。

 

すき焼き鍋のお風呂に気持ちよさそうな牛さんは、ちょっぴりシュールなのにほっこりしてしまう人気の絵柄。

文字にもエンボス加工を施してみた。

さらに他のハンコを押して、インクが乾かないうちにエンボスパウダーを振りかけて、ヒーターで熱を加えていく。

 

ここから色を塗ったり背景を鮮やかにして、さらにデコレーションしていこう!

 

色をプラスすることで可愛らしさがグンとアップ!

塗り絵やハンコの着色におすすめなのが『スタンプマーカーセット』。筆ペンタイプなので、広い部分も細かい部分も調整ができて塗りやすい。

色を塗るときは、ハンコの絵柄を参考にしたり、自分の好きなように枠の中を塗ってみて。最後に周りの飾りをスタンプで押してみよう。

細かい描き込みをしなくても、スタンプなら簡単にデコレーションできるから絵を書くのが苦手な人には嬉しい。メインのイラストを目立たせるために、周りの飾りは淡い色を使っていくのがポイント。

可愛い年賀状の出来上がり! エンボス加工や色塗りをして大変に感じるかもしれないが、慣れてくれば簡単に楽しい年賀状が完成する。

 

絵やイラストが苦手で、何を書いていいか分からない人でも大丈夫。年賀ハンコはハガキに押しやすいサイズになっているから、ポンポン押していくだけでも、バランスが取りやすく素敵な1枚に仕上がるのだ。

 

年賀ハンコの楽しみ方は無限大!

ハガキのスペースを半分くらい埋めてくれる大きさのハンコ。メインの絵柄として使うと、年賀状のデザインにメリハリがついておすすめ。絵柄がとってもキュート!

メッセージなどの文字スタンプも充実。

キーワードとなる文字をスタンプにするだけでもオシャレな1枚に。

周りをカラフルに彩れる飾りスタンプや、ワンポイントの絵柄。ランダムに押すだけで、簡単に賑やかにできる!

落款印とは、書道や絵画などの作品に落款(サイン)として押される印のこと。

さらに小さい落款印のようなスタンプも、年賀状に雰囲気を与えてくれる。

可愛らしいデザインだけでなく、赤べこや富士山と干支のおめでたい和を感じる絵柄もあるから年代問わず使えそう!

ゴールドのインクパッドや、赤色でシンプルにすれば味のある年賀状に仕上がる。組み合わせ方、色の選び方、スタンプの配置を変えるだけで、何通りもの年賀状を作ることができるのだ。

送る相手のことや、どんな年賀状が作りたいかをイメージしながらの作業は楽しい時間。

今年の冬は、暖かい家の中でじっくり年賀状作りを楽しんでみよう!

 

 

作り方や制作のポイントなどを、わかりやすく紹介している動画もあるからチェックしてみるといいかも!

『2021年 年賀ハンコ』の購入は、オンラインショップや全国の文具店などから。

公式サイトはこちら

記者

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蘭 よう子

デザイン/マーケティング専攻。商品開発やレシピ開発に携わる。雑誌やWebメディアでの執筆・連載多数。調理、アートワーク制作から撮影まで、すべてをこなすマルチクリエイター。文具やアートの分野にて講師経験あり。

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