【特集・レモネード】人気3商品「三ツ矢」特製レモネード/紅茶花伝 クラフティー レモネード/LEMON MADE レモネードソーダ【飲み比べ】
レモネード・ブームはすっかり定着してしまった感がある。ここにきて有名メーカーからも続々レモネード商品が発売されており、安定の人気に。今回はそうした「レモネード」の中から3商品『「三ツ矢」特製レモネード』『紅茶花伝 クラフティー レモネード』『LEMON MADE レモネードソーダ』をピックアップ、飲み比べしてみた!
「レモネード」と「エード」の違いは?
レモネードといえば、様々なフルーツを使用した「エード」も、映えるなどで一時期話題になっていた。海外の子供たちが販売するイメージの「レモネード」と、映えで話題だった「エード」の違いって何だろう?
気になって調べてみると、レモネードとは、レモンのエードのことらしい。エードとは、果汁を薄めて甘味を加えた飲み物のことを言う。様々な果実を合わせることができて、オレンジなら”オレンジエード”、グレープなら”グレープエード”と呼び名が変わる。レモンの場合、レモンのエードで”レモネード”。何だか急にオシャレ感が増した飲み物に思えてきた。
今回特集したいのは、コンビニやスーパーで手に入る、ペットボトル飲料の中から”レモネード”と名のついた3種類。
- アサヒ飲料『「三ツ矢」 特製レモネードPET450ml』
- コカ・コーラシステム『紅茶花伝 クラフティー レモネード』
- ポッカサッポロフード&ビバレッジ『LEMON MADE レモネードソーダ』
である。それぞれどんな特徴があるのか、飲んで確かめてみよう。
アサヒ飲料『「三ツ矢」 特製レモネード』
日本生まれの炭酸飲料「三ツ矢」ブランドから、専門店のような本格的な炭酸飲料『「三ツ矢」 特製レモネードPET450ml』(450mlPET・希望小売価格 税抜124円・2020年9月29日発売)が新発売中。
厳選レモンを皮ごと搾り、果実の酸っぱさや果皮の香りなど、レモン丸ごと味わっているかのような果実感が特徴だ。更に、コクのある焦がし糖を加えた、独自の砂糖ブレンドは、飲みごたえのある味わいになっている。
開封した瞬間、プシュッと炭酸の弾ける爽快な音。レモンと砂糖が混ざった、やや甘さのあるいい香りが漂う!
飲んでみると、しっかりとした苦味と、レモンの風味、そしてパンチの効いた炭酸にシャキッとする。ドライな味わいで、レモンピールの砂糖漬けを齧っているような、苦味とクセのある甘味がやみつきになりそう。単品で楽しみたいレモネード!
公式サイト:アサヒ飲料『「三ツ矢」 特製レモネードPET450ml』
コカ・コーラシステム『紅茶花伝 クラフティー レモネード』
“紅茶に果汁をたっぷり注ぐ”コンセプトで人気の紅茶飲料「紅茶花伝クラフティー(CRAFTEA)」シリーズから『紅茶花伝 クラフティー(CRAFTEA)レモネード』(440ml PET・メーカー希望小売価格 税抜140円・2020年10月5日発売)が新発売中。
茶葉を2倍にした香り豊かな紅茶に、たっぷりレモン果汁とはちみつで作ったレモネードを合わせている。甘さ控え酸味が爽やかなので、大人におすすめの紅茶飲料だ。
紅茶とレモンが混ざり、レモンティーのような甘さのある、ほっとする香り。
しかし飲んでみると、甘味が柔らかく、かなり甘さは控えめ。スッキリとした酸味で、後味も爽やかだ。レモンティーのような濃さを想像していたので、いい意味で期待を裏切られた。レモンティーではなく、紅茶とレモネードが合わさって、ノンアルコールカクテルのような雰囲気だ。さっぱりとした味わいなので、喉を潤したい時はもちろん、食事にも合いそう!
公式サイト:コカ・コーラシステム『紅茶花伝 クラフティー レモネード』
ポッカサッポロフード&ビバレッジ『LEMON MADE レモネードソーダ』
好評の「LEMON MADE」ブランドから、“酸味・苦味・コク”のバランスにこだわったレモン系炭酸飲料『LEMON MADE レモネードソーダ』(500mlPET・希望小売価格 税抜140円・2020年9月28日発売)が、期間限定で発売中。
香り高いイタリア産のレモン果汁に、レモンペースト(果皮・ 果肉)を加え、レモンの酸味と炭酸の刺激ですっきり飲める、”大人のスタイリッシュレモネード”だ。
レモンまるごと嗅いでいるような、ピール(果皮)を感じる香り。
飲むと甘味を抑え、スッキリとした酸味と炭酸の刺激が心地良く、喉から鼻を、やや苦味のあるレモンの香りが抜ける。レモンの果実を齧ったような、ジューシーな味わいだ。さっぱりとしているので、仕事の合間など疲れた時や気分を変えたい時に飲むと、リフレッシュできそう。
3種類のレモネードは、個性も味わいも様々だ。しかし、こうして3種並べてみると、自社の強みをしっかりと活かした味わいになっていることに感嘆する。炭酸飲料や紅茶飲料など、幅を広げて行く日本のレモネード。その時の気分と、出会いに合わせて楽しんでみて欲しい!
公式サイトはこちら
photo by 尹 哲郎