たばこスティック+ベイパーで加熱式たばこに革新を! 『lil HYBRID™ introduced by IQOS(リル ハイブリッド)』がついに全国発売へ
加熱式たばこのデファクトスタンダード「IQOS」を世に送り出した、フィリップ モリス ジャパン(PMJ)。その新たなシリーズは、たばこスティック+リキッドのハイブリッド方式を採用した『lil HYBRID™ introduced by IQOS(リル ハイブリッド)』だ。2020年10月に宮城県・福岡県の地域限定で発売して話題を呼んでいたニューフェイスが、ついに全国発売を開始する。
フィリップ モリスによるIQOSに次ぐ選択肢。テクノロジーが生み出した『リル ハイブリッド』の新たな喫煙体験とは?
PMJが昨年10月に突如リリースして話題をさらった『lil HYBRID™ introduced by IQOS(リル ハイブリッド)』(112x33x22mm/95g・希望小売価格 税込6,980円・2021年2月15日発売)が全国発売となる。
それまで加熱式たばこデバイスといえば、「IQOS」「グロー」「パルズ」に代表されるスティックのみを200℃以上で加熱する高温加熱式と、JT「プルーム・テック」シリーズが採用する40℃以下のリキッドを使用する低温加熱式に二分されるのが常識だった。
リル ハイブリッドは、平均160℃加熱。たばこスティックとリキッドの両方を使用するハイブリッドさが特徴だ。
もともと韓国にてKT&Gが加熱式たばこデバイスとして販売していた製品で、フィリップ モリス インターナショナルとのグローバルな協働に関する合意に伴い、PMJから販売を開始することになった。「lil HYBRID™ introduced by IQOS」とあるように、フィリップ モリスの科学的実証の高い基準をすべてクリアしている。
「IQOS」のたばこスティックとは互換性がない点には注意したい。
クリーニング不要の黒船加熱式たばこ『リル ハイブリッド』!
「IQOS」のようにたばこ葉に加熱ブレードを挿す内側直加熱方式では、たばこ本来の味わいを楽しめるが、定期的なクリーニングが必要だ。
しかし専用スティック「MIIX(ミックス)」は先端にY字型中空アセテートチューブを装着し、周辺加熱することでメンテナンスフリーを実現している。トラブルがなければ綿棒などでのクリーニングが一切必要ないというこの快適さは、体験すると戻れなくなるかも。
吸える回数をカウントダウン表示! 『リル ハイブリッド』を使ってみた
まず最初にすることは、別売のリキッドカートリッジ(フレーバー共通・希望小売価格 税込60円)を内部に装着、USB Type-C経由で充電することだ(わずか30分で約50%、100分でフル充電可能)。鮮やかな本体のディスプレイではバッテリーやリキッドカートリッジの残量を目視できる。
使い方はシンプル。専用たばこスティック「MIIX(ミックス)」(レギュラー/ミックス/アイス・20 本入り ・価格 税込 500 円)はアイコスよりも少し長めのスティックで、デバイスに差し込むと自動的に加熱がスタートする。吸えるようになると、ディスプレイに14からのカウントダウンが表示される。
使用可能な時間は、14パフもしくは4分20秒の、どちらか早い方だ。3本までならチェーン使用が可能で、フル充電で1箱分(約20本分)の使用が可能だ。
実際に吸ってみると、軽く吸い込むだけで爆煙タイプのベイプのような豊かな蒸気が発生した。「MIIX(ミックス)アイス」を使用したのだが、高温加熱に近い蒸気の重みとマイルドなキック感を感じると同時に、リキッドのシャープなメンソール感が襲いかかってくる。これは初めての感覚、まさにハイブリッドだからこそ生み出せた、新しいおいしさの領域だ。
クリーニングしなくても味が落ちない、面倒臭さフリーな『リル ハイブリッド』
吸い終わっても葉こぼれを気にせずにさっと抜き取るだけでいい。その後のクリーニングも不要というこの加熱式たばこライフは斬新だ。リラックスタイムが、がぜん快適になる。
専用スティック「MIIX(ミックス)」が現状は3フレーバーなので、将来さまざまなフレーバーが追加されることを期待している記者。
この加熱式たばこの新しい潮流、スモーカーなら一度はチャレンジするべきだと思う。
販売開始は、2月15日より全国 9 店舗の IQOS ストア(札幌、仙台、原宿、銀座、名古屋、梅田、心斎橋、広島、福岡)、全国30店舗のIQOSショップ(ヤマダ電機一部店舗)、全国51店舗のIQOSコーナー(ドン・キホーテ系列一部店舗など)にて。19日からはコンビニエンスストア・一部の鉄道コンビニエンスストア・一部のたばこ取扱店でも購入可能になる。
公式サイトはこちらphoto by 尹 哲郎/清水葉子