祝・シリーズ発売25周年! 「かどまる」からハンディタイプの『かどまるFit』が新登場!

 

ゆるやかなカーブでカットするサンスター文具「かどまる」は、今年で発売から25年! ハンディタイプの『かどまるFit(フィット)』が新登場。手に沿うフォルムと軽い使い心地は、手が痛くなりにくく厚口のラミネートもカットできるとか… 年々バージョンアップしている商品には、どのような魅力があるのだろう。

歴代の「かどまる」を買った経験もある記者が、レビューも交えてお届けしよう。

 

累計出荷数225万個の「かどまる」シリーズ

1996年発売のかどまる(左側)・2021年発売のかどまる(右側)

雑貨や文具などの製造販売を手掛けるサンスター文具株式会社(東京都台東区)は、ユニークなアイデアを形にするヒットメーカー。毎日の生活に楽しみを与えてくれる文具は、デジタル時代の今でもかかせない。

例えば、メッセージを添えるカードにデコレーションをしてみたり、サクッと子どもの手を切らないように紙を丸くしたい! そんな時にピッタリなのが、人気シリーズの新商品だ。

『かどまるFit』(本体サイズW36×H63×D98mm・本体重量56g・希望小売価格 税抜800円・2021年1月新発売)は、カドをマルくするコーナーカッター「かどまる」シリーズの最新作。

手に沿ったフォルムは、長時間使っていても手が痛くなりにくく、軽い使いやすさが特長だそう。さらに、カットできる厚みは同シリーズの「かどまるPRO」と比べて2倍と最大に。一般的なクラフトパンチではカットできない、200ミクロンの厚口ラミネートもラクに切れるとか。

機能性の高い「かどまる」シリーズは、1996年から2021年までに7種類発売された! 累計出荷数は225万個(2020年12月時点 自社調べ)、同社の現在発売している商品の中では、現在通販販売個数NO.1の人気を誇るそう。

本体に紙をはさむだけで角が丸くなる、そんなシリーズの特長はきれいなコーナーカーブだ。刃の組み合わせにこだわる独自のスライドカット構造だから、美しい曲線が生まれるというわけだ。

今まで購入した人はいったいどんな使い方をしているのだろう…。現在シリーズを使用しているユーザーに使用調査を実施したところ、1ヶ月以内に使用する割合は85%、そのうち1週間以内に使用する割合が60%と、仕事やプライベートでも多くの人が使用していることがわかった。

気になる使い方だが、1位はオリジナルが楽しめるデコレーション、2位は子どものケガの防止やPOP用に、3位がカドのよれ防止など。ちなみに記者はデコレーション派、オリジナルカードを作りひとりでパチパチと楽しく使っている。

 

『かどまるFit』をためしてみよう

機能性がアップした新作はどんな使い心地なのだろう。数年ぶりに商品を堪能するとしよう。

サイズは手にすっぽりと収まり、丸みのあるフォルムでカラーはさわやかな水色。

 

見やすい透明窓

カットサイズ径はR5㎜、パッケージにはイメージしやすい実寸カットも。

下部のフタを開けば切りクズを捨てられるので、散らばることもなく手入れも簡単だ。 

次は、パッケージ裏面に記載された使い方を見てみよう。

①切り落としたい角を本体に差し込む
②角をしっかり奥まで差し込み、本体レバーをおろす

使い方は新旧変わらない。最初は厚紙からカットしてみよう。

本体に紙の角を差し込むと、透明なので中身が見えやすい。指で押してみるとやさしくパチッ! と音がした。 チカラもほとんど入れずにカットすることができた。

切りクズもコーナーカットに。

写真もオリジナル感!

写真も同様に差し込んでみたが、きれいなコーナーカットができている!

記者はラミネート加工にもためしてみたが、すんなりと切れた。この分厚さにも対応できるなら、クリアファイルはどうなるのか… ファイル左側にある直角に本体に差し込んでみると、見事なかどまるが!  これで角を気にせずカバンにも入れられ、カバンの生地を突き刺さす心配もなさそうだ。

 

楽しみ方もさらに広がる『かどまるFit』

記者は厚紙もカットできるなんて知らなかった。片手でラクに持てるなら、子どもから大人まで幅広く使えると思う。

また、記者のように以前の商品を使ったことがあるという人も、新旧の使い心地を比べてみてはいかがだろう。

人気シリーズの最新作! 『かどまるFit』で、やさしくフィットする使い心地をこの機会に体感してみて。
購入は、全国の文具取り扱い店舗や通販サイトで発売中。

 

公式サイトはこちら

記者

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ななとも

幼いころから五感で動き回るのが大好き。小さなカラダであちこち動きながら、「思い立ったら吉日」の人生を神戸の街で過ごしている。

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photo by 尹 哲郎

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