【おうちビール】自宅サーバーで飲む工場直送生ビール『キリン ホームタップ(KIRIN Home Tap)』1カ月体験記!
まさに居酒屋級の旨さ。キンキンに冷えてやがる!
今回飲むのは「一番搾りプレミアム」。注ぎ方もとても簡単で、おしゃれな木製レバー(タップ)を手前に倒すとビールが出てくる。
グラスを傾けて泡にならないように丁寧に…
つづいてレバーを奥に倒し、泡付け。泡だけが直接出てくるわけではなく、泡が多めのビールが出てくる。初めは加減が分からないが、1度経験すればすぐに7:3の黄金比が作れるようになった。
缶や瓶をグラスに注いだ時よりはるかにきめ細かい泡。サーバーから注ぎ、綺麗な層となったビールを眺めているだけでテンションが上がる。
ゴクゴクっと爽快に喉を鳴らす。サーバー内でしっかりと冷やされているからキンキンに冷えていて最高に気持ちいい。記者の家の冷蔵庫よりもはるかに冷たいから、これだけでもサーバーを使う価値があるといっても過言ではない。
ビール自体の味は非常にクリア。雑味や苦味がかなり抑えられており、ビールの旨味を直に感じ取れるほど。ホップの香りが強くフルーティーな風味が楽しめる。この日は「一番搾りプレミアム」をメインに、乾きものと一緒にだらだらと過ごした。なんて贅沢な時間だろうか。
2~4回目はシチュエーションを変えて楽しんでみた
1カ月を通して感じた『キリン ホームタップ』の良いところは、さらに3つ。1つ目は味変ができること。はじめにも紹介した通り、常時3~4種類のビールが用意されているので1か月の中でも最低2種類の味を楽しめる。
「一番搾りプレミアム」はちょっとしたおつまみとの相性が良いと感じたが、苦味の強い「グランドキリン IPA」は食事との相性抜群。IPAとしては苦味はかなり抑えられているが、記者としては料理の味を引き立てるちょうどいいバランス感でかなり好みの味だ。
2つ目はしっかり冷やしておけば、電源OFFにしても長時間冷たいまま飲めること。サーバーが保冷性の高い冷蔵庫となっているので、(感覚的に)1時間ほど冷やしておけば2~3時間はビールは冷たいまま。ホームタップを持ち運び、庭や縁側で一杯飲むのも気持ちいい。
リモート飲み会でも『キリン ホームタップ』でビールを注げば、雰囲気もガラリと変わる。話のネタにもぴったり!
そして3つ目の良いところは後片付けがお手軽と言うこと。だが安心してほしい。やることと言えば電源をOFFにし、ビアラインキャップを洗うだけ(ストローは使い捨て)。ビール容器はペットボトルの処理に従って処分すればいいので缶ビールと手間は変わらない。
こういった後工程は面倒くさいと感じる記者だが、この1か月、全くストレスなくやりきることができた。
1か月体験のまとめ:いいところいっぱい!料金は高めだが、総合的にみて安い!
1カ月間、さまざまなシチュエーションやグラス、そして2種類のビールで『キリン ホームタップ』を体験した。その率直な感想は、めちゃくちゃ良い。缶ビールもおいしいのだが、やはりサーバーで注いでいるという特別感と泡の美しさ(と美味しさ)はこのサービスだけの特権だろう。今日は何をおつまみに飲もうかと考えるだけでワクワクする。
ただし、気になるのはやはりお値段。同社の「一番搾り生ビール」と比べても、基本料金込みで約1.7倍ほどの値段がかかる。配送料込み、ギフト用の「一番搾りプレミアム」とはいえ、このコストは一般人には無視できないかも。だがちょっと待って。
居酒屋で飲む値段と比べれば<月4Lコース>で1杯約421円、<月8Lコース>で一杯約385円なので圧倒的安さなのだ。味は居酒屋と遜色ない、というか記者的にはおいしいので超お得。毎週飲みに行くことを考えれば選択肢としては全然有りだと思う。
『キリン ホームタップ』の申し込み方法は、キリンホームタップ公式サイトにて。
公式サイトはこちら
photo by 尹 哲郎