おうち時間に彩りを! ぺんてる『大人の水彩パステル』で絵を描こう!
おうち時間に絵を楽しむ人が増えている。『大人の水彩パステル』は、オイルパステル画と水彩画が手軽に楽しめる。プロ仕様の画材でありながら、初心者でも扱いやすく「絵を描きたい」と思っている人にぴったりの画材だ。その特徴を詳しくチェックしていこう。
ぺんてる株式会社(東京都中央区)は、ボールペンやシャープペン、クレヨンなどを作る文具メーカー。「もっと沢山の人が気軽に表現を楽しんでほしい」という想いで開発された、大人のための画材シリーズ「Vistage(ヴィスタージュ)」を展開している。
2つの技法をこれひとつで楽しめる
今回ご紹介する『大人の水彩パステル』は、水に溶けるオイルパステル、ナイロン穂先のみず筆、この2つの画材を組み合わせることで「オイルパステル画」と「水彩画」2つの描法をだれでも手軽に楽しめる画材。
『大人の水彩パステル』(36色・GHW1-36・希望小売価格 税込3,960円・発売中)。
オイルパステルとは、オイルという呼び名の通り、オイル成分を含んだパステルのこと。通常のパステルは顔料を四角く練り固めたものであるのに対し、オイルパステルは、クレヨンよりもオイル成分が多く、やわらかなタッチでなめらかに描けるのが特徴だ。
なめらかな塗り心地! オイルパステル技法
スクエア型の棒状。長さは約6.5㎝(※記者調べ)。
オイルパステルは、やわらかめのタッチで混色性が良いのが魅力。細い線を描きたい時はカドを使って、広い面を塗りたい時は軸の側面を使って塗ってみよう。
ティッシュや指でこすってぼかすことで、ふんわりとした表現も。
紙の上で異なる色を混ぜれば、他の色を作ることもできる。
筆洗いは必要なし! 便利なみず筆の使い方
水彩を楽しみたい時は、みず筆を使ってみよう。筆洗いは必要なし。少ない水量で、十分に楽しむことができる。穂先のある前軸と軸部を回すと、ふたつに分かれる。
軸部の方に水を入れて、前軸をしっかりとセットしたらみず筆の準備が完了。
軸部を押すことで、水が送り出されるので、穂先に水を含ませることができる。
水に溶ける水溶性オイルパステルだから水彩技法も!
紙面に塗ったパステルを、みず筆で溶かしながら色をぼかしていくと水彩タッチに。濃い発色だから、水に溶けても鮮やかな水彩表現が可能です。
また、紙面をパレット代わりにすることも。みず筆の穂先に色を取ってから別の場所に塗ることで、絵の具のような着色スタイルを楽しむことができる。
みず筆を使って色を混ぜることももちろん可能。ぼかしやグラデーションも簡単だから、ちょっとした色塗りにも活用してみて。
穂先の洗い方も簡単。穂先から水を多めに出しながらティッシュなどで拭き取るだけ。
使いやすい工夫はケースにも!
『大人の水彩パステル』はケースにも使いやすいポイントが隠れている。パステルのボトム(下)の方を押すと、頭が持ち上がるので、色を選んで取り出す作業が楽。
また、底にはカラー名が記載されているので、どこにどのカラーを入れるのか迷わない。
36色セットには、定番の赤・黄色・青・緑にも数種類あり、色んな色の表現が楽しめそうだ。
オイルパステル技法と水彩技法を使って絵を描いてみよう!
ひまわりをデッサンしてみたので、『大人の水彩パステル』で色を塗ってみたいと思う。
別の紙に色を塗り、それをみず筆で溶かしてまずは全体に下塗りをしてみた。
濃い発色を加えたい時は、直接パステルで塗ってみよう。みず筆でぼかしたり、パステルで色を塗ったりを繰り返しながら色を重ねていった。
『大人の水彩パステル』だからこそできる表現が楽しい!
鮮やかでありながら、ふんわりとした質感もあり、オイルパステル技法と水彩技法ならではの表現が楽しい。クレヨン、水彩絵の具、色鉛筆ともまた違った表現になるから、新しい画材を使ってみたいという人にもおすすめだ。
気軽に楽しめる画材を選ぼう!
シンプルでおしゃれなパッケージは自分へのご褒美をはじめ、ギフトにも最適。
36色セットの他にも、24色セット(GHW1-24・希望小売価格 税込2,750円)、12色セット(GHW1-12・希望小売価格 税込1,540円)がある。どのセットにもみず筆付き。
みず筆(XFRS-M・希望小売価格 税込330円)は単品でも購入可能。パステルも1本ずつ単色でバラ売りもしているので、よく使うカラーなども補充することができる。
今だからこそ「絵を描く」を楽しんで
昔、絵を描くのが好きだった人も。絵を描いてみたいけど、どんな画材を選んだらいいのか分からないという人にもおすすめの画材。筆洗いバケツなど、他にあれこれ道具が必要なく、コンパクトに扱えるのもいいところ。屋外でのスケッチなどにも気軽に持ち運びしやすい。
おうち時間に絵を描くことを楽しむ。今だからこそ、新たにはじめられる趣味。本格的に描いても、ゆるくラフに描いても、楽しみ方は自由。手を動かして、色を塗ることを『大人の水彩パステル』で楽しんでみよう!
公式サイトはこちらphoto by 蘭よう子