初心者お断りの鬼難易度! 『眠くなるパズル』をやってみた結果……!
自宅で過ごすことが多くなり、何かお家で新しい趣味でも見つけてみようかなと思っている方も多いのでは? 時間を忘れて熱中できるジグソーパズルを候補に挙げてみたが、どうやら『眠くなるパズル』という意味深なジグソーパズルがビバリーから7月に登場するらしい。しかもこのジグソーパズル、おもちゃ大賞2021で優秀賞を獲得!! 世界的にも類を見ないユニークなジグソーパズルを一足早く入手して挑戦してみることに!
羊・羊・羊な超難易度が高いジグソーパズルでだんだん眠くなーる…!?
さまざまなジグソーパズルやボードゲームを手がけるビバリーの『眠くなるパズル』(38×26cm・価格 税込2,420円・2021年7月9日発売)。なぜ眠くなるのか? 完成させる写真が大量の羊たちということで察し…。パッケージには極めて難しい難易度で上級者の挑戦でも危険と書かれている。
ビバリーでは「地獄パズル」というシリーズが登場しており、真っ白で絵柄のない「純白地獄」などがラインナップ。その中でもいっぱいの羊たちは異色だ。確かに組み立てている最中に眠くなってしまいそう…。そして『眠くなるパズル』は1000マイクロピースと超細かい。
記者はジグソーパズルに挑戦するのは子どもの時以来なので、この難易度…完全に選択ミスだ。しかしここは、大人の意地で大量の羊たちを完成させたいと思う。何はともあれ、ピースをすべて袋から出してみる。
ちなみに、ビバリーで一番ピース数が少ないものが40ピース(完成する柄は同サイズ)。1000マイクロピースは単純に25倍の細かさとなっているので、まずピースをなくさないように注意するところから始める(1つでもどこかに飛んで行った瞬間、眠気も吹き飛ぶ)。
ジグソーパズルを最初からプレイする場合、手がかりとして完成のイラストないし写真を見て、特徴的な色のピースをまとめることで取っ掛かりとすればいい。初心者ながらそう考えていた記者だが、袋から取り出して早々に悪夢のような羊・羊・羊の白いピースしかない白昼夢に叩き込まれる。
まだ起きているのだが、夢だったらどれほどよかっただろうという圧倒的な現実感で、目の前にほとんど見分けがつかないピースが並ぶ……。パッケージの裏面にも、きっちり羊だらけで超難易度が高い柄であると書かれているので、そういう仕様だ…。
そもそも羊さんは何匹いるのだろう……? これから挑む柄に描かれた羊たちを数えるだけで、ほんのりと眠くなってくる。よくよく見ると「寝ているのではないか? 」という表情の羊も居て、つられてさらに眠くなってくる。
わずかながら緑色の芝生が見えている箇所があるので、そこを取っ掛かりにしつつパズルを進めていく。慣れてくると羊の耳の色や毛、顔の微妙な色の違いが見えてくるが、見えてきたとしてもパズルが組み上がるわけではないので、想像よりもはるかに難しい……。
1人で完成させるのは無理だと悟ったので2人がかりで挑戦するも、途中でバタリ。夢で大量の羊に囲まれたことは書くまでもないだろう。
人力を駆使して羊に挑み、何とかパズルが完成した! 数多の眠気を乗り越えて完成させると達成感もひとしおだ…!
これだけ完成に苦労したので、しばらくは箱に片付けないことにした。
『眠くなるパズル』はビバリーの公式オンラインショップで購入可能。おもちゃ大賞2021優秀賞のこのジグソーパズルを完成させることができたら、SNSにアップしたりYouTubeに動画として投稿すれば話題になること間違いなし!(作っている動画を睡眠導入として鑑賞すれば、眠りにつける人も増えるかも? )。
◆ビバリー公式チャンネル YouTube
やり応えのあるジグソーパズルを求めている人は、ぜひ挑戦してみてほしい!
公式サイトはこちらphoto by 尹 哲郎