【ラム酒の基礎知識】ずしっとしたコクと味わい『マイヤーズ ラム オリジナルダーク』はそのまま飲んでも、コーラと合わせても!【モヒート/キューバ・リブレ/ラムコーク】

 

近年ブームを呼んだミント風味カクテルのモヒート、コーラで割ればできあがるラムコーク(ラムコーラ)などは、ラムの中でもクセの強いダークラムがベースのカクテルだ。そんなときに使われるダークラム代表といえば、この『マイヤーズ ラム オリジナルダーク』である。

ラムレーズンのラム! ラムは甘い香りのスピリッツ(蒸留酒)

ラム(ラム酒)は、さとうきびを原料とした西インド諸島発祥の蒸留酒である。「パイレーツオブカリビアン」の劇中でも使われたことで注目を集めた。レーズンを漬け込むとラムレーズンとしてアイスクリームと相性抜群となり、甘い香りが特徴なので、ケーキの風味付けなどにもよく使われる。


ラムの種類は3種類。無色透明で軽やかな味わいのホライトラム、内部を焦がした木樽で3年以内の熟成を経ると黄褐色に色づいたゴールドラムとなり、3年以上の熟成を経ると濃厚な黒褐色のダークラムとなる。

ちなみに蒸留酒なので、香りは甘いのだけれど糖質は気にしなくて良いレベル

今回紹介するのは、140年以上の歴史を持つダークラムの代表選手として国内人気ナンバー1を誇るキリンビール『マイヤーズ ラム オリジナルダーク』(200ml瓶・想定価格 税込700円・2021年4月6日発売/アルコール分40%/純アルコール量64g/ジャマイカ産)だ。


4年の熟成で実現した濃厚・芳醇な甘い香りでそのままストレートやロックで飲んでも、スピリッツの中では飲みやすい。日頃からブランデーなどをたしなんでいる人ならば、素直においしいと感じると思う。水割りにするとそこにスッキリ感が加わってくる。

 

 

『マイヤーズ ラム オリジナルダーク』初心者でもおいしく飲めるので、コーラ、ジンジャーエール、ソーダで割るのがおすすめ!

カクテルとしてはヘミングウェイの愛した南国風味カクテルのモヒートや、通常はホワイトラムを使うダイキリに使用しても個性が際立っておいしい。とはいえカクテル作りはけっこう面倒だ。

記者的におすすめなのは、ラムコーク(ラムコーラ)である。1:4で割ると、かつてのコーラが持っていた”薬くささ”がよみがえって、実に魅惑的なドリンクとなる。あまり酔っ払いたくないなら、比率を下げればいい。他にジンジャーエール、ソーダなどで割るラムサワー(マイヤーズサワー)も、手軽においしい。


コーラと言えば、キリンビールのおすすめは当然「キリン メッツ コーラ」なのだが、この場合は刺激強めのトクホのカクテルのできあがりとなるのがおもしろい。


ちなみにそのラムコーラにライムを加えると、キューバ・リブレというかっこいい名称となる。本来はホワイトラムを使うカクテルのようだが、ダークラムでも重厚感が加わって、実においしかった。


缶チューハイも良いけれど、ちょっと贅沢気分を味わいたいなら、この『マイヤーズ ラム オリジナルダーク』で乾杯しよう!

 

入手は全国のスーパー、酒販店、コンビニエンスストアなどで可能だ。

 

 

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清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

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