【オーラルたばこ】吸いたいのに吸えない時の秘密兵器『VELO ナノ』の、お手頃&コンパクトな進化ぶり!【使ってみた】
口の中、歯ぐきと頬の隙間にスッと挟み、誰にも迷惑をかけずにニコチン補給できる『VELO(ベロ)・ポーラー・ミント・ライト・ナノ/ミディアム・ナノ』『VELO(ベロ)・ルビー・ベリー・ライト・ナノ/ミディアム・ナノ』。より使いやすくコンパクトに進化したスモーカーの味方をヘビースモーカーの記者がためしてみた。
煙もニオイも出ない300円たばこ『VELO(ベロ)』なら、喫煙所に行かなくても、自席でも使える!
たとえ喫煙者であっても、密になりがちな喫煙所は避けたいもの。長時間の会議やフライトなどの移動時は、もちろん吸いたくても吸えない。そんなときに役立つのが、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン『VELO(ベロ)・ポーラー・ミント・ライト・ナノ/ミディアム・ナノ』『VELO(ベロ)・ルビー・ベリー・ライト・ナノ/ミディアム・ナノ』(15パウチ入・定価 税込300円・発売中)だ。
これらはすでに2020年に発売済みだった「VELO」のコンパクト化をはかり、より使いやすく進化した製品で、ポケットに入りにくかったケースを1cmほど小ぶりにして、中のパウチもマイナス8mmと小型化しているのが特徴だ。
いわゆるスヌーズ、かぎたばこと呼ばれるたばこ製品の1つで、スウェーデンなどの北欧中心に18世紀から使用されてきたニコチン補給方法で、米国でも知名度は高い。粉砕したタバコ葉を小さな袋に入れて、口内の歯ぐきと頬の隙間に入れておくことで成分を吸収する。もちろんたばこなので、20歳未満は使えない。健康リスクもあるので、注意が必要だ。
『VELO(ベロ)・ポーラー・ミント・ライト・ナノ/ミディアム・ナノ』を使ってみた
フタと本体のつなぎ目のシールを爪などでカットして、ひねるように開けると、中には真っ白な小袋が15個入っている。ふんわりとスペアミント特有の甘みのあるミントの香りを感じるポーラー・ミントは、ほぼガム・キャンディのようなニュアンスだ。
パウチを一袋つまんで、歯ぐきと頬の隙間に挟む。使い方はこれだけだ。最大30分、そのままにする。かみたばこと言いながら、噛まないのに注意。最初は歯ぐきがピリピリするが、これがニコチンの刺激だ。あとはずんずんとした浸透感に変わる。その間、ふんわりとした清涼感を感じるが、舌にのせるわけではないので、味は強くない。
おもしろいのは、煙や蒸気を吸って吐いてしたわけでもないのに、しだいに”吸いたい気持ち”が薄れていくところ。初めて使うと、マジック的な不思議さがある。
ライト・ナノ/ミディアム・ナノの違いは、刺激の違い。初心者はまずライトが圧倒的におすすめ。いきなりミディアムだと、歯ぐきへの刺激ばかりが気になってしまうと思うからだ。刺激に慣れてからなら、ミディアムへの移行はスムーズになる。
『VELO(ベロ)・ルビー・ベリー・ライト・ナノ/ミディアム・ナノ』を使ってみた
さらにガム・キャンディ感を高めているのが、ラズベリー、ブルーベリー、ブラックベリーを組み合わせたフルーツ・メンソール味のルビー・ベリー。
酸味は少ないがフルーツ感のある軽い甘さは、実においしい。フルーティーさと清涼感を併せ持ち、たばこ味はほぼ感じないのだけれど、きちんと”一服欲”が無くなるのは不思議だ。ライト・ナノ/ミディアム・ナノの違いは、これも刺激の強度である。
禁煙場所で盛り上がる”一服欲”解消のための保険として、ポケットに忍ばせておけば安心
じゃあ今日から『VELO ナノ』に切り替えよう、と思う人もいるかもしれないが、喫煙者にとってそう簡単ではないことはお伝えしたい。なぜならタバコ感は圧倒的に少ないからだ。煙(蒸気)などは一切無いし、風味にもタバコ感はほぼないので、かなり純粋な禁煙に近い感覚だ。
そのため、適材適所的に吸うに吸えないタイミングで活用するためにポケットに忍ばせておくというのが現実的ではないかとヘビースモーカーの記者は思う。そして現在の感染蔓延下で嫌煙ムードの世の中では、吸えないどころか吸えていたところが吸えなくなってる局面も多くなる一方だ。この『VELO ナノ』の出番は多いと思う。
入手は全国のたばこ取扱店などで可能だ。
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photo by 清水葉子