【飲んでみた】コーラの概念を揺さぶる『SPICE FACTORY ザ・クラフトコーラ』のスパイシーな刺激と味!
小規模醸造所による個性あふれるクラフトビールが流行中。最近は大きなメーカーもクラフト系を出して、いささか混戦気味だ。そしてコーラもまた手作りブームが到来、そして『SPICE FACTORY ザ・クラフトコーラ』が誕生。コーラ大好き記者が味を確認してみた。
本格的スパイスと柑橘風味で仕上げた砂糖不使用の低カロリー次世代コーラ!
おうち時間の増大で、コーラ作りにチャレンジする人が増え、手作りコーラ(クラフトコーラ)がちょっとしたブームを呼んでいる。基本はシナモンやナツメグ等のスパイスと柑橘果実を煮込んで甘みを足し、シロップにして炭酸を加えるというもの。
キッチンカーなどで自作コーラを販売する店舗も登場したこともあり、人気は過熱する一方のようだ。そんな中、クラフトビールがそうだったように、大手も参戦。ポッカサッポロフード&ビバレッジから『SPICE FACTORY ザ・クラフトコーラ』(450mlPET・希望小売価格 税込151円・2021年6月21日期間限定発売)が登場した。
マスコット・ブランドでおなじみの老舗スパイスメーカーが世界中から集めたスパイスと瀬戸内レモンピールのマリアージュ
ポッカサッポロのグループ会社「ヤスマ」は、マスコット・ブランドでおなじみの、1947年創業の老舗スパイスメーカー。
そこで集めた高品質香辛料のナツメグ・カルダモン・シナモン・クローブなどからエキスを抽出、さらに柑橘担当として瀬戸内レモンのピール(皮)を合わせて生み出したのが『SPICE FACTORY ザ・クラフトコーラ』だ。
キャップをひねった瞬間に驚くのはその香り。スパイシーでエキゾチックな香りに度肝を抜かれる。かつてコーラやドクターペッパーは、薬くさいと表現する人が多かったが、そうした往年のフィールを感じるとともに、刺激的なアロマがコーラの概念を大いに揺さぶる。
コーラ好きとして、そもそもコーラとは何かと思いをはせてしまうくらい個性的なアロマ。さらにグビッと飲んでみると炭酸感とともにさらにスパイシーさが加速し、そこにシトラスの酸味が加わってくる。何よりも甘さが控えめで、いつも飲んでいるコーラとまるで違う。
ナチュラルコーラの定番として人気の「キュリオシティーコーラ」(フェンティマンス)ともまた違う、このスパイスジュース感。後味はひたすらすっきりで、毒々しさはほとんどない。オーガニックを意識したヘルシーなインド料理店のような、スパイスはキツいが健康的なタイプのドリンクとでも言えばいいか。
スパイス刺激にノックアウト。この味を受け入れられるかどうか、コーラ好きのための試金石!?
クローブやシナモンの顔が見えるスパイシーなコーラ。この味が受け入れられるかどうか、コーラ好きならためしてみたい。すると確実に、自分の好きなコーラの味とは何かと自問自答が始まり、よりおいしいコーラのあるべき姿に思いをはせることができるからだ。
入手は全国のスーパー、コンビニエンスストアなどで可能だ。
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