【ミニサイズ】 『浅草 アーモンド揚/明太子揚げおかき』老舗メーカーの味がコンビニで手に入る!

大正時代から変わらない味!

 

最近、コンビニなどで見かける機会が増えてきた、気軽におためしできるミニサイズ系スナック。その仲間に登場したのが、1924年に創業してから、おかき造り一筋のメーカー・王様製菓の『浅草 アーモンド揚/明太子揚げおかき』。ミニサイズ系スナックの人気と比例して、同社の製品が高級スーパーだけでなくコンビニでも見かけるようになってきた記念に、さっそくおためし!

 

老舗おかきメーカー・王様製菓がとことんこだわったシンプルイズベストなおかき!

100周年も目前の1924年に創業した王様製菓株式会社(東京都台東区)は、「基本的な商品は自社製造」をコンセプトに、今日までおかき造り一筋でやってきた老舗おかきメーカー。化学調味料不使用の商品を、常時40種類以上取り揃えている。

素材選びにはじまり、手間ひまをかけおいしさを引き出す、昔ながらの製法で造られたおかきが特徴だが、にわかに同社の製品がコンビニにも進出してきたという。そこで発見したのが『浅草 アーモンド揚/明太子揚げおかき』(各50g・実勢価格 税込291円・発売中・都内セブン-イレブンにて購入)。素材にこだわったその味わいに注目しつつ、いざ実食。

 

『浅草 アーモンド揚』

まずは、塩味の揚げおかきに、アーモンドを砕いて練り込んだ「浅草 アーモンド揚」。原材料は、国産のもち米、食塩、アーモンド、植物油というシンプルなものだが、素材にはこだわっており、化学調味料不使用なので安心して食べられる。

王様製菓のロゴ入り暖簾とおぼしきデザインのパッケージの右側に、和紙のような紙が貼ってあり味のある文字で商品名が書かれていて、見た目からもかなり趣がある。

2016年11月、米菓製造業としては初めて「東京都食品衛生マイスター」の資格を取得。パッケージ裏に、一定以上の衛生管理に取り組む食品事業者を認証するその安心のマークが付いている。

チャック付きの袋を開けると、香ばしい良い香りが漂ってきた。焙って冷ますことを繰り返すことで生地を程よくふくらませ、香ばしさを醸しださせたのち、高温でじっくり手揚げし、商品ごとに最適な揚げ方をするのが王様製菓のおかきの特徴だが、味はどうだろう。

長さ約3cm弱

サクサク食感のおかきは、化学調味料不使用なのもあり塩味が少々控えめ。おかきに点在するアーモンドが、ふんわり膨らんだおかきによくマッチしている。

一つひとつ、揚がり具合やアーモンドの量もまちまちなので、風味や食感が微妙に異なるのも味わい深い。噛んでいると時々現れるアーモンドの香ばしさや食感が良いアクセントになっている。

素材を吟味し、厳選したものを使っているだけあって旨みをダイレクトに感じることができる。仕事の合間にちょい食べしたいクセになる塩味だった。

 

『浅草 明太子揚げおかき』

お次は、ピリッとした辛みが後を引く辛子明太子で味付けしたという「浅草 明太子揚げおかき」。

原材料は国産もち米、辛子明太子加工品、柚子胡椒、唐辛子など。甘味料のソルビットは、保湿の目的でも用いられることがある。

おかきは湿気に弱く、保存方法次第ですぐ湿気ってしなしなになってしまうこともあるが、保存に便利なチャック付きなので長くおいしく食べられるのもうれしい。

袋を開けた時点では辛みがある風には感じられないが、おかきをよく見ると、表面に赤い唐辛子。原材料の柚子胡椒の中にも柚子皮、食塩と唐辛子が入っている。

無骨な形でザクザク食感のおかきは食べごたえがあり、噛めば噛むほど辛子明太子の味わいが口の中に広がって、まさにピリ辛。

辛すぎるという感じではなく、後を引くような旨みのある辛みなので、おつまみに重宝すること請け合いだ。

どちらもちょい食べ、おためし食べにピッタリで、時間や場所を問わずに食べたくなるような、古き良き絶妙な味わいだった。

全国のセブン-イレブンなどのコンビニで発売中なので、気になる人はぜひ探してみてほしい。

 

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高橋 明日香

お菓子とネコ大好きライター。編集プロダクションにて、紙・webともに 編集者兼ライターを経験。北海道出身。

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