おうち時間のお供に最適! 『あらうまいおいしい割れせん』はじっくり染み込んだ3種類の味付けがクセになる!

 

「おうち時間」を快適に過ごす工夫を考える人が増えている。それは、もちろん食生活も同様だ。ちょっと口寂しいときに食べたいのが煎餅という人も多いのではないだろうか。ひざつき製菓『あらうまいおいしい割れせん』は、肩肘張らずに気軽に食べられる煎餅として、おうち時間のお供に最適。大手ドラッグストアでも手に入るので、入手して試してみた!

 

この割れせんは「訳あり商品」ではない!

煎餅といえば普通は円形だが、割れせんは文字通り割れている

そもそも「割れせん」とは、いったいどのような商品なのだろう。

「割れせん」とは、もともと訳あり商品の一種で、米菓業界では「久助」と呼ばれたりしている。製造工程で割れてしまったり、欠けてしまって規格外となった煎餅やあられを集め、パッケージングして正規品よりも安価で販売されている商品だ。

ひざつき製菓「あらうまいおいしい割れせん」

そんな「割れせん」の中でも、大手ドラッグストアなどで度々見かけ記者が気になっていたのが、今回のひざつき製菓株式会社(栃木市城内町)の『あらうまいおいしい割れせん』(185g・希望小売価格 税込270円・発売中)。本商品は、正規品の煎餅をわざと割ることで煎餅の断面にジュワッとタレを染み込ませ、じっくり乾燥させて深い味わいを実現した米菓商品。

「あらうまいおいしい割れせん」は醤油、しお、ごまの3種類の味が楽しめる

一般的に「割れせん」は二級品扱いだが、この「あらうまいおいしい割れせん」は意図的に煎餅を割って商品化した、れっきとした正規品なのだ。言うまでもないが、煎餅の老舗である同社が、わざわざ煎餅を割って商品化したからには、それなりの理由がある。

定番の醤油味は、生醤油を使って味付けされている

円形の煎餅では半分に割ると、どうしても中心部の断面が白く、味がついていない場合が多い。しかし、「あらうまいおいしい割れせん」は敢えて割ることで断面にまでしっかりと味を染み込ませ、深い味わいを実現している。

また、一般的には煎餅を食べるときに、食べやすいサイズに自ら割る人が多い。それなら、もともと食べやすいサイズに割った商品があってもいいだろう。

しお味は同社が40年以上こだわり抜いてきた看板商品と同じ味付けとなっている

この「あらうまいおいしい割れせん」は、醤油、しお、ごまの3種類の味が楽しめるのも特徴。3種類の味がパッケージングされた割れせんは、今まで見たことが無い。

ごま味は、半煎りごまを生地に練り込み、クセになる蜂蜜醤油で味付けされている

それでは、実際に「あらうまいおいしい割れせん」を食べ比べながら、レビューしていこう!

3種類の味付けが楽しめる欲張りな商品!

3種類の味がパッケージングされた「あらうまいおいしい割れせん」、どの味から食べようか迷ってしまう。また、「割れせん」なだけあって様々な大きさの煎餅が入っており、見た目も楽しい。

まずは定番の醤油味から

それでは、まずは定番の醤油味から食べてみよう。口に入れた瞬間、醤油の香りが鼻に抜けて良好な風味。生醤油を使って仕上げているので、香ばしい煎餅らしい煎餅の味で安心感がある。

しお味は、程よいしょっぱさで後を引く

次に、しお味を試してみる。絶妙な味付けで、しょっぱすぎず、それでいてしっかりとした塩味が後を引く美味さ。さすが、同社が40年以上もこだわり続けている看板商品「城壁京味」と同じ味付けのことだけはある。

ごま味は半煎りごまが生地に練り込まれている

ごま味は、煎餅の生地自体に半煎りごまが練り込まれており、噛んだ瞬間にごまの香ばしい風味が口の中いっぱいに広がる。ほんのり甘口に仕上がっているのは、甘みのある蜂蜜醤油で味付けされているため。他の2種類が、しょっぱい味付けだけに、甘みのあるごま味がアクセントとなっていて、思わずひとつ、ふたつと食べてしまう連食性のあるバランスとなっている。

煎餅の醍醐味は、パリッとした食感

乾いた気持ちいい音をさせて割れた。これが触感のよさを物語っている

煎餅といえば、割ったときのパリッと乾燥した食感を楽しむのが醍醐味。この「あらうまいおいしい割れせん」は、煎餅づくりのノウハウを蓄積した同社の自信作。ちゃんと割れる大きさにパッケージングされているので、煎餅の醍醐味もちゃんと味わうことができる。

おうち時間のお供として定番の煎餅だ!

ひざつき製菓「あらうまいおいしい割れせん」は、これまでの割れせんが「訳あり商品」という概念を覆す、あえて割った煎餅として正規品にラインナップされている一品。もちろん、味のクオリティも米菓の老舗としてこだわりを感じる高さだ。これは、おうち時間のお供として定番の煎餅といっていいだろう。

 

なお、購入は関東を中心にドラッグストア、スーパーなどの量販店へ!

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記者

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タック二階堂

40代男性。東京都出身。本業である取材ライターの傍ら“ボカロP”としても活動。著書に『「ボカロP」になる本』(工学社)がある。

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photo by 尹 哲郎

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