50周年コラボ!限定 『うまい棒 カップヌードル味』定番味8種類を食べくらべ
今年で発売50周年を迎えた「カップヌードル」が、まさかの「うまい棒」とコラボ! 定番フレーバー8種類がスナック菓子となった『うまい棒 カップヌードル味』8種類を食べくらべてみた。
個性豊かなカップヌードルの各味をうまい棒で再現。パッケージの「うまえもん」も見事に変身!
日清食品「カップヌードル」は、1971年9月18日に誕生した世界初のカップ麺。今年で50周年を迎えることを記念し、ロングセラースナック菓子「うまい棒」とコラボレーションが決定した(「うまい棒」は1979年発売)。
「カップヌードル」の魅力を別の形で表現したいと誕生したのが『うまい棒 カップヌードル味』(6g/1本※限定ノベルティ)。「カップヌードル」の定番フレーバー8種類(しょうゆ・シーフード・カレー・チリトマト・欧風チーズカレー・しお・みそ・旨辛豚骨)を再現した「うまい棒」だ。あらゆるフレーバーを再現し続けてきた両社のコラボレーションならば、味にもかなり期待できそう。それでは食べてみよう!
うまい棒 カップヌードル味
1本目は王道フレーバー『うまい棒 カップヌードル味』。ペッパーをきかせたオリジナルしょうゆ味となっている。パッケージには謎肉や海老、卵などが描かれているが、残念ながら入っていない。
「うまい棒」ならではの軽快なサクサク音を鳴らしてひと口。味も香りもあっさりとしたしょうゆ味で、「うまい棒」のコーンがブレンドされている。ペッパー刺激はほとんどなく、後味にほんのりピリッと残る程度。少し脂っぽい独特な匂いが気になるが、それも込みでカップヌードルといったところ。
うまい棒 シーフードヌードル味
続いては、1984年に発売された「カップヌードル シーフードヌードル」ベースの『うまい棒 シーフードヌードル味』。ポークと魚介の旨み、紅ショウガをきかせた1本だ。パッケージは、昨年10月にリニューアルして追加された具材「ほぼイカ」を反映したパッケージとなっている。
開封するとイカせんべいのような濃厚な香ばしさ。味わいも負けず劣らずの濃さで、ほんの少し食べるだけで旨味たっぷりのイカの味わいが広がる。少しピリ辛仕立てが香辛料の強い「カップヌードル シーフードヌードル」を思わせる、かなり再現度の高い1本だ。
1本あたりのエネルギーは43.9kcal、糖質は約3.8g
うまい棒 カップヌードル カレー味
どんどんいこう。3本目は、1973年に発売された第2の定番フレーバー『うまい棒 カップヌードル カレー味』。野菜の甘みが溶け込んだマイルドな味わいが特徴の1本だ。さりげなく「カレーメシ」のキャラクターが紛れている。
ほんのり酸味の効いた甘めのマイルド仕上げ。個人的に「カップヌードル カレーヌードル」はそこそこ辛めなイメージなのだが、こちらはスパイス感がまったくない。カレー味としては美味しいが、再現度でいえば物足りないというのが本音。
うまい棒 チリトマトヌードル味
4本目は、ピリッとした辛さを再現した『うまい棒 チリトマトヌードル味』。10年ほど前から実は1982年に発売された古くからの定番フレーバーだ。ハロウィンのようなパッケージだが、関連性は特になし。
開封して即確信。トマトの酸味とマイルドなとろみを感じる香りは100%再現してるといっても良い。肝心の味は、比較的薄めだがひと口目からトマトの酸味と辛さを感じる味わい。若干マイルドさがチーズっぽくもあるが、なかなかの再現度。おすすめの1本。
うまい棒 カップヌードル 欧風チーズカレー味
いよいよ後半戦。続いては2000年に発売されたチーズのコクをきかせたビーフカレー味を再現した『うまい棒 カップヌードル 欧風チーズカレー味』。本家は3種類のチーズが入った贅沢な商品だが、残念ながらこちらにはチーズパウダー1種類のみ。
『うまい棒 カップヌードル カレー味』と比べるとかなり甘め。チーズの風味がプラスされて、まったりとした味わいとなっている。ただし、カレー味はバランスが難しいのか、再現度はやや低め。
うまい棒 カップヌードル しお味
6本目は、新定番フレーバーとして活躍する洋風しお味を再現した『うまい棒 カップヌードル しお味』。2003年に発売されたが、2019年に大規模リニューアルをしてスモークオリーブオイルをきかせたしお味へと生まれ変わった。パッケージは塩振りおじさんのパロディ。
スモークオリーブらしい香りが食欲をそそる1本。サクサクっと食べ進めると、これまでにない塩味や豚のガツンと利いた旨味が口中に広がっていく。これはかなりのクオリティ。ほんのりスパイシーな風味もきいており、再現度はかなり高い。おすすめの1本だ。
うまい棒 カップヌードル みそ味
残り2本。ショウガとニンニクをきかせた濃厚なみそ味を再現した『うまい棒 カップヌードル みそ味』。1992年に発売された古株だが、幾度の販売中止と再開を繰り返し、ようやく新定番となったフレーバーである。以前は洋風味噌だったが、現在は和風味噌。パッケージも和風デザインだ。
食べてすぐにわかる味噌味の完成度。「カップヌードル 味噌」はおむすびにあうフレーバー第1位を獲得したが、『うまい棒 カップヌードル みそ味』もおむすびが食べたくなるような味わいなのだ。塩味が強く味噌の香りがあり、ピリピリっとした辛味がある。超濃厚な1本。レギュラー化してもいいレベルの美味しさ。
うまい棒 カップヌードル 旨辛豚骨味
いよいよ8本目。ラストフレーバーは、ラー油と花椒をきかせた旨みと辛みのある豚骨味を再現した『うまい棒 カップヌードル 旨辛豚骨味』。「カップヌードル しお」「同 みそ」とともに新定番フレーバーとして2020年に登場した新参者だ。
豚骨のしっかりとした香りを感じながらひと口。一番にかなり強めの辛味が襲い掛かる。しかしながら、豚骨の味わいも表現されており、豚の旨味を感じられる。息に豚骨臭さが残るんじゃないかと心配になるくらい。ラー油や花椒らしさは薄いが、「カップヌードル 旨辛豚骨」より豚骨らしい気がするのは記者の気のせいだろうか。
対象商品購入でプレゼント。数量限定の非売品だから急いで!
『うまい棒 カップヌードル味』の入手方法は2通り。フレーバーはランダム配布だ。
- 8月31日より全国のファミリーマートにて、対象商品2食につき2本プレゼント
- 9月6日より日清食品グループ オンラインストアにて、対象商品1食につき1本プレゼント(先着3,000本)
いずれも先着順でルートも限られているため、超激戦になることが予想される。確実に欲しい人は早めにチェックしてほしい。
公式サイトはこちら
photo by 尹 哲郎