割れてしまった植木鉢に…『ボンド ウルトラ多用途® SU プレミアム ハード』で 簡単に補修ができる!使用方法を徹底レビュー!
そろそろやってくる台風シーズン、もしもの備えは万全だろうか。強い風にあおられて、ベランダに置いていた鉢植えが割れてしまった…という人もいるのでは。コニシの『ボンド ウルトラ多用途® SUプレミアム ハード』は、水や熱に強い弾性接着剤! ガッチリ固まるので、金属、コンクリート、ガラスなどの硬い素材に最適!
先日の台風でパリーンと鉢植えを割ってしまった記者。捨てきれずに置いていた割れた陶器のカケラはくっついてくれるのだろうか。実際に修復しながらおためししてみよう。
「ボンド ウルトラ多用途® SU」シリーズ
「ボンド」と聞くと、あの黄色の「ボンド 木工用」を思い浮かべるのでは。コニシ株式会社(大阪市中央区)は、そんな「ボンド 木工用」で有名な接着剤の総合メーカー。住宅建築やビル、マンションなどの耐震補強や修繕と、実は私たちの生活に必要な製品を手掛けている企業なのだ。
公式サイトを見てみると、気になるページを発見! 「ココニモ、コニシ」を覗いてみると、世界遺産であるアンコールワットの建設現場でも使用されているとか… 世界でも認められているなんて知らなかった。
偶然なのだが、この間ホームセンターに行った時のこと。接着剤売り場を見たとき、あまりの種類の多さにびっくり! くっつける場所や素材など用途を確認することが必要だ。頭に浮かぶ割れた鉢植え… 、屋外にでも使える頑丈な商品が欲しいもの。
そんな願いを叶えてくれるのが「ボンド ウルトラ 多用途® SU」シリーズなのである。
『ボンド ウルトラ 多用途® SU プレミアム ハード』(内容量 25ml・オープン価格・発売中)は、衝撃に強くガッチリ固まる弾性接着剤。レギュラーほか全4タイプが揃う同シリーズの中でもハイグレードタイプ。
この製品は水や熱に強く、-30℃から80℃まで耐寒・耐熱温度にも対応、無溶剤だから環境にも配慮されているそう。また、透明な接着剤なので、素材の色を選ばず仕上がりもキレイなまま。
屋外・屋内、凸凹面、水回りの接着と補修に使用でき、おもちゃ、バック、靴、家具、家電製品、手芸、工作など使える用途も幅広い!
気になる性能に適した素材は、金属・コンクリート、ガラス、タイル・陶磁器など。反対に適応しない素材は、貴金属や高価格品はNG! ほかにも、フッ素樹脂、ポリエチレン(PE)、ポリプロビレン(PP)は適応外なので注意して。ちなみにポリエチレン(PE)、ポリプロビレン(PP)には同シリーズの「ボンド ウルトラ多用途 SU プレミアム ソフト」がおすすめ!
ちなみに、硬化時間の目安は固定するまでに2~3分。実用強度は1時間、完全硬化は24時間※。接着剤をくっつける時に、長く押さえつけている時間が結構辛いモノ…これなら短時間にパッとくっついてくれそうだ。
※アクリル同士約1㎝~2㎝角・23℃・湿度50%
『ボンド ウルトラ多用途® SU プレミアム ハード』をためしてみよう
まずは、パッケージ内側に記載されている使用法を確認。
初めて使用するときは、キャップを閉めて開封する。キャップを閉めることで、キャップ内側にある突起をチューブの口元に回しながら奥まで差し込めば、穴を簡単に開けられる。
接着剤はチューブタイプ、附属のヘラは20mm・35mm・10mmと3つの塗幅が1本で塗れるよう。厚みも薄いので、手にフィットしやすい。
では、早速接着剤を使って修復してみたい。今回用意したのは陶器の植木鉢… 、派手に割れた植木鉢は元通りになるのだろうか。
最初は、接着する面をキレイにした方がうまく接着する秘訣とか。ゴミ・サビ・油などの汚れは、紙やすりや消毒用アルコールなどを使うとよく乾くみたい。
割れた部分を軽くヤスリで磨き、片面に先着剤を均一に塗り附属の高性能ヘラでのばしてみる。
あれ、接着剤特有のキツイ匂いがない! これは作業しやすいな。液自体は、透明だから目立ちにくい。弾力性もあり、接着力も強そうだ。
あとは、割れた箇所に合わせてくっつけるだけ。養生テープで固定し静かに置いたまま約3分…
手をゆっくり離すと… 、おおー! くっつくのが早い。
落ちないか… 、ちょっと怖いけど…
逆さにしてもこの通り! めちゃくちゃキレイにくっついている。割れた面は内側にすれば、問題なし。これでまた植物を育てることができるのか… 色が気に入ってたのでホッとした。
ただし、完全に固まるまでは、約1日以上かかるので注意しよう。
接着剤は耐水性で雨にも強いので、このままベランダに置いておいて大丈夫。
使い方は難しくなく、とても簡単に修復することができた。屋外・屋内どちらでも使えるのは魅力的だろう。ただ、接着剤を塗る時は素早く作業しないと、接着剤の表面が乾いてしっかりくっつかない。事前に修繕箇所などを確認しておこう。
開封後はなるべく使い切るようにするのがベスト。製品上、空気中の湿気と反応して固まってしまうのだとか。やむを得ず残った場合は、使用後のチューブの口をキレイにして中の空気を抜き、キャップを閉めることをお忘れなく。
容量も選べる3タイプ
商品は今回紹介した25mlのほかにも、10mlと120mlも展開中。必要な分量だけ購入できる、この細やかさこそ、コニシブランドが愛されるポイントなのだろう。
屋外でも対応できる接着剤を探している人にぴったり!『ボンド ウルトラ 多用途® SU プレミアム ハード』で、強力な接着力を体感してみて。
購入は、全国のホームセンターやネットショップにて販売中。
photo by 尹 哲郎