新感覚アルコール!『トポチコ ハードセルツァー アサイーグレープ/タンジーレモンライム/パイナップルツイスト』を飲んでみた
コカ・コーラシステム初のグローバルアルコールブランド「トポチコ ハードセルツァー」がついに日本上陸! アメリカを中心に人気の新感覚アルコール飲料だ。日本限定フレーバーを含む『トポチコ ハードセルツァー アサイーグレープ/タンジーレモンライム/パイナップルツイスト』を飲んでみた!
海外仕込みの本格飲料。炭酸水×アルコール×フレーバー=ハードセルツァー
今アメリカを中心にブームとなっている「ハードセルツァー」をご存知だろうか。炭酸水を意味する「セルツァー」とアルコール入りを表す「ハード」を組み合わせた言葉で、一言でいうとアルコール入り炭酸水だ。甘すぎない爽快感が特徴で、ビールの代替品として飲まれることも多い。
これだけ聞くとドライサワーやチューハイを連想しそうだが、原材料が違う。例えばこれらのアルコールには蒸留酒が使われているが、「ハードセルツァー」には主にサトウキビ由来の糖分を発酵したものが使われている(麦芽大麦が使われることもある)。
コカ・コーラシステムは、この「ハードセルツァー」を扱う初のグローバルアルコールブランド「トポチコ ハードセルツァー」を2020年9月に世界に向けて展開。その人気を日本でも広めるべく発売を開始した。それが『トポチコ ハードセルツァー アサイーグレープ/タンジーレモンライム/パイナップルツイスト』(アルコール分5%・355ml缶・希望小売価格 税込162円・2021年9月20日発売)だ。
今年7月15日から一部地域のカフェやレストラン、イベント会場などで限定販売されていたが、9月20日より関西エリア(大阪府・京都府・兵庫県・奈良県を中心)のコンビニエンスストアやスーパー、ドラッグストア、ディスカウントストア、量販店などで限定発売されている。
新感覚アルコール飲料「トポチコ ハードセルツァー」はどんな味わいなのだろうか。3つのフレーバーをそれぞれ飲んでみよう。
『トポチコ ハードセルツァー アサイーグレープ』
1本目は『トポチコ ハードセルツァー アサイーグレープ』。実は3本のうち唯一日本限定のフレーバー。
缶容器は細長いスリムタイプ。帯状にデザインされたイメージカラーは紫。
プルタブを開けると、吹き出すように広がるグレープの香り。
ビールのようにゴクゴクっと喉を鳴らしてみると、確かにアルコール入り炭酸水というにふさわしい味わい。香りと比べると味は控えめで、うっすらと甘みがある。舌に触れた瞬間は炭酸水に近いが、中盤以降からグッとアルコールが顔を出してきた。
最後の余韻では、息とともにアサイ―グレープが風味となって表れてくるといった感じ。すっきり爽やかというよりは全体的に控えめな味付けのジュース。アルコール分5%とは思えない飲みやすさだだ。
『トポチコ ハードセルツァー タンジーレモンライム』
2本目は『トポチコ ハードセルツァー タンジーレモンライム』。
カラーは黄色。ちなみに、タンジーとはキク科の黄色い植物のこと。食用ではないので、色のイメージとして採用されているだけ。
香りは酸味が強めのまさにレモンライム。
先ほどの『同 アサイ―グレープ』と比べるとフレーバーがかなり影響しており、口に入れた瞬間にキュッとしまる味わい。レモンサワーに近いが、とてもみずみずしく、アルコールのクセを感じにくいのが特徴だ。
若干苦味や渋みといった味が後味に残るため、おつまみや料理と合わせて飲むスタイルがおすすめだ。
『トポチコ ハードセルツァー パイナップルツイスト』
最後は『トポチコ ハードセルツァー パイナップルツイスト』。
カラーは緑がかった黄色。先ほどの『同 タンジーレモンライム』と似ているので購入の際には要注意。
香りはひと嗅ぎで分かるパイナップル。甘みがあり、とっつきやすい印象だ。
甘いとは言えないが、風味がプラスされたことで飲みやすい味わい。舌に触れるとパイナップルらしさがあるが、中盤以降はやはりアルコールがかなり際立ってくる。
甘さやアルコール分はどれもほぼ同じだが、このギャップのおかげで一番お酒らしい味わいが楽しめるはずだ。
カロリーや糖類控えめ。爽快な飲み心地を求める人にもおすすめ
海外展開を経て日本上陸した『トポチコ ハードセルツァー アサイーグレープ/タンジーレモンライム/パイナップルツイスト』を飲んでみた率直な感想は、あっさりとした飲み心地重視な炭酸飲料水。ベースが炭酸水のなのでとにかくゴクゴクと飲みやすかった。
ただし、飲み物として味わうには、少し物足りないかも。後半になってアルコールがきいてくるしフレーバーによって印象も変わるが、味に大きな影響がないので。少なくともビールの代替品とはならないだろう。方向性がまるで違う。
飲みやすさや5%のアルコール度数など、お酒をもっとフランクに飲みたい人におすすめ。関西エリアの二府二県を中心としたコンビニエンスストアやスーパー、ドラッグストア、ディスカウントストア、量販店などで限定発売中。
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photo by 尹 哲郎