ティッシュバッグなのに抱っこ紐にもなる!? いざというとき役に立つ『EVACKiDS 避難くん 防災キャリー&ティッシュバッグ』を徹底レビュー!
子どもを連れて外に出ると、汚れた手を拭いて鼻水を拭いて…とポケットティッシュ1袋なんかじゃ到底足りない。予備のティシュも底を尽き、ハンカチもどこへやら…なんてあたふたするのが日常茶飯事だ。今回ご紹介するのは、そんな記者のような人にぴったりの『EVACKiDS 避難くん 防災キャリー&ティッシュバッグ』。一言でいえば “抱っこ紐にもなるティッシュバッグ” だ。さっそく使い方をレビューしていこう!
日常も非常時も大活躍! 防災キャリー&ティッシュバッグ
日本エイテックス株式会社(東京都文京区)から、また優れた防災用品が発売された。その名も『避難くん 防災キャリー&ティッシュバッグ』(価格 税込14,300円・11月発売)。同社のなかでも防災に特化したブランド「EVACKiDS(エバキッズ)」の商品だ。
表向きは、子どもとのお出かけに必須なティッシュをスマートに収納する “ティッシュポーチ” 。ところが、簡易抱っこ紐機能も搭載しているのが本製品のすごいところだ。
避難時にも安全に使用できるよう、足元が見えやすいサイド(腰骨)抱っこタイプ。生地は防炎加工で、注意喚起に役立つホイッスルも付いている。日常使いにもよし、非常用として防災用備蓄品に加えてもよし。どちらにしても、いざというとき役に立つことは間違いないだろう。
ティッシュ1箱すっぽり! 抱っこ紐としての安定感も◎
この防災キャリー&ティッシュバッグは、大きく分けて3つの使い方ができる。それぞれ詳しくご紹介していこう。
まずは、ティッシュケースをウエストポーチとして使うパターンだ。さっそくティッシュをこのように箱ごと入れよう。ポケット豊富な抱っこ紐は数あれど、ティッシュを箱ごと入れられる抱っこ紐がこれまであっただろうか…。
ウエストにカチッ! フタ付きだから、不用意にティッシュを引き出されることもない。
使うときはフタをこのようにペリっと開けよう。下に開くので、手元が良く見えていい。
フタ裏のポケットにはハンカチなども収納可能。25㎝四方のハンドタオルが余裕で入った。
すぐ手の届くサイドポケットは、ひとつはくず入れ用、もうひとつはもしもの時に使えるホイッスルが収納されている。
サッと出してピーーーッ! 紐付きだから落とす心配もない。
2つめの使い方は、ティッシュポーチを斜め掛けするパターンだ。もちろん背中側に回してもOK。顔に近くなることでより手元が見やすくなる。
ここで気が付いたのは、このライン。リフレクターと呼ばれる反射材で、暗闇で光るらしい。災害時は停電も予想されるから、これがあるのとないのとでは安心感が大違い…!
最後は抱っこ紐としての使用方法をご紹介しよう。身体側のこのポケットを開けると…
このように、抱っこ紐となる部分が登場する。
腰にあたる位置でウエストベルトを装着したら…
子どもを座らせて、内側に付いている安全ベルトを止めよう。
あとはショルダーベルトをたすき掛けにして、長さを調節するだけ。テープを外側に向かって引くだけなので簡単だ。
簡易抱っこ紐とはいえ、子どもをお尻からしっかり包み込む感覚があるし、互いの身体のフィット感も申し分ない。ポーチに入れた箱ティッシュがヒップシートのように支えてくれるので、重さが分散されて腰の負担も思ったより楽だ。
また、腰骨抱きをすることによってパパ・ママの顔と外の景色の両方を確認できるのもポイント!
ポーチのフタをペリッと開けてティッシュを取り出し、使い終わればサイドポケットにポイ。子どもが抱っこをせがめば抱き上げ、汚れた顔をまたティッシュで拭く。気が動転する非常時でも、これがあれば一連の流れをスムーズにできる自信がある。
防災キャリー&ティッシュバッグは保育所や避難所でも重宝しそう
子どもにとってティッシュがいつでもどこでも欠かせないことに目をつけ、抱っこ紐と見事合体させた『避難くん 防災キャリー&ティッシュバッグ』。日常でも非常用でも、これがあれば「ティッシュどこに入れたっけ? 早く拭きたいのに…見当たらない! 」というストレスから解放されるだろう。
商品はオンラインストアなどで購入できる。
公式サイトはこちらphoto by 尹哲郎