恐竜好き男の子のクリスマスプレゼントはこれに決まり! 迫力満点! シュライヒの恐竜シリーズ『ダイノリサーチステーション』で遊んでみた!
我が子が恐竜好きだというそこのパパママ。今年のクリスマスプレゼントはもう決めた? まだなら激推ししたいのが、このシュライヒの『ダイノリサーチステーション』だ。展望テラスで恐竜の脱走を発見したら、司令塔に移動して恐竜の捕獲にGO! 多彩なギミックにワクワクドキドキが止まらない、満足度200%越えの恐竜プレイセットをご紹介しよう。
精密なフィギュアを大きなスケールで遊べるプレイセット
一流のフィギュアブランドとして名高い、ドイツ生まれのSchleich(シュライヒ)。骨格や皮膚の質感など細部にいたるまでこだわりぬいた動物や恐竜のフィギュアは、その情熱が伝わり世界中の子どもたちに愛されている。
そんなフィギュアをよりダイナミックなスケールで楽しめるのが、テーマと連動した建物や乗り物をセッティングしたプレイセットだ。今回は恐竜シリーズのなかでもかなり大きなスケールの『ダイノリサーチステーション』(対象年齢4歳以上・メーカー希望小売価格 税込12,628円・発売中)をご紹介しよう。
テーマは、ジャングルの奥深くに建てられた恐竜の研究施設。展望テラスまで備わった壮大なステーションで、生きた恐竜の生態を調べたり保護したり、イケメン研究員マックスの奮闘が繰り広げられる。
このプレイセットの目玉は、リアルな恐竜フィギュア2体とさまざまな仕掛け。サイズも48×45×40cm(横幅×奥行×高さ)と、子どもが圧倒されるほど壮大なスケール感だ。
まさに映画級スケール! 恐竜の大脱走シーンを再現してドキドキ
記者の5歳の息子は、寝ても覚めても恐竜恐竜恐竜…。もちろんシュライヒのフィギュアも持っていて、雄叫びを上げながら戦いごっこに明け暮れる日々だ。こんなプレイセットがあったら息子ももっと楽しめるに違いない…! さっそく遊んでみることにした。
セット内容はごらんのとおり。箱だけ見れば部品の組み立ては容易そうに見えるが、実はシール貼りから柵のはめ込み、クレーンの巻き取り紐にいたるまで、すべてセルフ組み立てスタイルだ。我が家ではプラモデルになじみがある夫が組み立てたのだが、組み立てにかかった時間は約1時間ほど。4、5歳は親が100%組み立て、6~8歳は親の手伝いが必要、9歳以上でやっと子どもひとりで組み立て可能になるようなイメージだ。
まずは、ダイノリサーチステーションの主役でもある2体の恐竜フィギュアから詳しく見ていこう。1体目は赤いベロキラプトル。下あごが大きく開いて前脚も動く。歯の密度や血走った眼、おなかの皮膚のたるみにいたるまで、なにから何までめちゃくちゃリアル…!
もう1体はカラフルなブラキオサウルス。この子、重厚感がすごい! 大人の腕にもずっしりくる重さだから、小さい子どもなら両手で持ち上げるほどだろう。「ズシン、ズシン…」と遊ばせる息子は、そのカラフルな色が特に気に入った様子。早くも「かっけ~! 」と大興奮だ。2体のフィギュアはどちらもこのプレイセット限定だというから、それだけでも子どものテンションを上げるのには十分だろう。
ここからは迫力の仕掛けをご紹介。まずはこちらのクレーンだ。ステーション最上階の展望デッキから物を引き上げたり下ろしたりできるようになっている。ごらんのように恐竜にエサをやることだってできちゃう…! 正方形の網布の端をクレーンの先に引っ掛けるだけだから、包めるサイズのものなら何でもOK。息子は手持ちの小さな恐竜フィギュアを入れて、捕獲ごっこを楽しむのが気に入ったようだ。
こちらは、シューティングファンクションなる発射装置。先ほどのクレーンもこの銃も回転式だから、デッキ上のどこにでも着脱可能だ。
ベロキラプトルめがけて発射! この弾、めちゃくちゃ飛ぶ。当たって怪我をするほどではないが、結構な飛翔スピードと威力だ。箱のイラストを見て「ピョコン」とゆるい飛び方を想像していた息子は、2メートルも優に超える飛距離に「スゲ~めちゃくちゃ飛ぶじゃん! 」と驚きを隠せない様子だ。
弾が命中してベロキラプトルを無事捕獲! ひとり遊びでも十分に楽しめるどころか、ひとりでひたすら熱中して遊びたくなるほど楽しいらしい。
2階の指令センターには恐竜を監視するためのツールが満載。パソコン、捕獲用の首かけロープ、双眼鏡やトランシーバーにいたるまで、小道具の細かさと充実っぷりには脱帽だ。
指令センターの床は開閉可能なハッチになっているから、ここから獰猛な肉食恐竜を観察するもよし、クレーンで肉をぶら下げてエサやりしてもよし。「おい君、今日も恐竜を捕まえに行くぞ! 」「了解、マックス! 」なんて、息子はマックスのバディになりきって遊んでいる。
「マックス隊長、ベロキラプトルがオリから逃げました! 」と息子。そう、このダイノリサーチステーションの戸外オリパーツは、なんと倒せるようになっているのだ。恐竜映画のなかでも最も盛り上がるあの脱走シーンをこんなふうに再現できちゃうなんて、激アツ…!
もちろん、屋内オリやブルーのメイン扉も開くことができる。恐竜大脱走ごっこはもちろん、屋内には肉食恐竜、戸外には草食恐竜と飼い分けたり、エサでオリに誘い込んで捕獲する頭脳戦を繰り広げたりするのもありだ。
まだまだ紹介しきれていないところも多いが、とにかくこのダイノリサーチステーションは遊び方無限大! 我が家の息子は、遊び始めて約3時間、記者がこの原稿を書き終えようとしている今もなお、これまでにないくらいひとり遊びに熱中している。そんな息子を横目に、きっとこのおもちゃを作った人も、恐竜が好きで好きでたまらないんだろうな…子どものころの夢をカタチにしたんだろうな…そんな情熱をひしひしと感じずにはいられない記者であった。
控えめに言っても最高の恐竜プレイセット!
最後にダイノリサーチステーションの大事なポイントをまとめておきたい。
- 組み立てには1時間以上かかる(5歳くらいまでの子には出来上がってから「じゃ~ん!」がおすすめ、6歳以上なら一緒に組み立てて楽しめる)
- フィギュアの精密さがさすがのシュライヒ、それだけでも価値がある
- 大人顔負けのギミックで、映画のシーンを再現したりレベルの高いごっこ遊びができる
- 一度組み立てるとバラして直すことは難しいので、収納スペースは確保しておくべし!
我が子の影響で恐竜好きになったというパパママも多いはず。「一緒に遊んで~ 」とフィギュア1体わたされても辛いところだが、このプレイセットがあれば大人だって夢中になって遊べちゃう! なんなら映画1本くらい撮れそうなスケール感だ。
とにかく言いたいことは、このプレイセットは最高だということ。クリスマスプレゼントにあげればきっと、弾けるような笑顔を見られることだろう!
商品は全国の家電量販店、おもちゃ屋、ネット通販などで購入できる。
公式サイトはこちらphoto by 尹哲郎