お茶の老舗「森半」から『産地シリーズ リーフ茶』が新登場! 特徴のある4産地5種類の日本茶をじっくり飲んでみた!
お茶の老舗ブランド森半に『産地シリーズ リーフ茶』が新しく仲間入り! 宇治茶、静岡茶、八女茶、知覧茶がリーフタイプで楽しめるそう。宇治茶は煎茶以外にも高級かぶせ茶が登場! 肌寒くなってくる今の季節にぴったりな日本茶を、ためしてみよう。
茶専門ブランド森半の『産地シリーズ リーフ茶』
天保7年、森半製茶所を創業して以来、伝統とともに日本茶づくりに打ち込んできた茶専門ブランドの「森半」。お茶のおいしさを伝え続けてきたのは、共栄製茶株式会社(大阪市北区)だ。
ふだん何気なく飲んでいる日本茶は、産地によって味の違いがあるとか。そんな繊細な茶葉を手軽に味わえるのが『産地シリーズ リーフ茶』(内容量 100g・全5種・希望小売価格 税込オープン価格・2021年10月新発売)。コロナウイルス対策で注目された、機能性成分カテキンもたっぷり摂取できるそう。
シリーズは、特徴のある4産地5種類のラインナップ!
森半が誕生した京都・宇治の「宇治茶」は、上品で香りがよく甘みも楽しめるすっきりとした味わいに。リラックスしたいときやおもてなしに最適なお茶になっている。
続いて、京都府産のかぶせ茶「宇治茶」は、日光を当てずに新芽を育てる製法。鮮やかな濃い緑色と渋みの少ないまろやかさがポイント、うま味や甘みもあるそう。
静岡県産の「静岡茶」は、深蒸しで仕上げられ、茶葉が細かいので、お茶をいれたときに成分がしっかり抽出されるそう。濃厚な味わいに日本茶らしい渋さも感じられ、目覚めの一杯にぴったり!
福岡県産の「八女茶」は、香り高い深蒸し仕上げ、香ばしさと深いまろやかを持つ味わいに。おかきなど塩味のあるお菓子と合うとか。
鹿児島県産の「知覧茶」は、濃厚なうま味と鮮やかな緑色。卵やバターなどを使用した焼き菓子にも負けない濃い味は、おやつと相性抜群だそう!
どのお茶も、HOT・COLDどちらでいれてもおいしく味わえるのがポイント! パッケージ裏面には、おいしいいれ方も掲載されている。パッケージは光沢感のあるデザイン。印刷には環境に配慮した植物由来の「バイオマスインキ」を使用されており、SDGsの取り組みも行っているようだ。実際に日本茶の違いってわかるのだろうか… 、ココからは、シリーズ全種をHOTタイプで飲み比べをしてみよう。
京都府かぶせ茶「宇治茶」
高級茶葉でもあるかぶせ茶がシリーズに登場とは、ちょっと緊張してしまう… まずは、おいしいお茶のいれ方の確認だ。
①よく沸騰させたお湯を一度湯のみに移す。
②茶葉4g(ティースプーン約2杯)を急須に入れ、湯飲みのお湯を急須に注ぐ。(70℃100ml)
③浸出時間:1煎目の目安、60秒たったら湯のみに注ぎ最後の一滴まで注ぎ切る。
すでに深みある香りが…
ひと口飲んでみると、この包むようなまろやかさ、どこからくるのだろう。不思議なとろっとした舌ざわりがある。
のど越しに伝わる濃厚なうま味がずっと続いていく。印象付けるような軽い甘み、今まで飲んだことがない味かも。
やぶ北深蒸し「静岡茶」
先ほどと同じようにお茶をいれるのだが、こちらの抽出時間の目安は1煎目約45秒に。
こちらは、スッと鼻を通るような軽やかな香りが広がってくる。
ひと口飲んでみると、絶妙な苦みから程よい渋みに。この味の変化、おもしろい!
飲むたびに、茶葉の濃度がキュッと詰まってくるよう。のどごしで深みを感じ、あと味で風味の余韻を楽しむ。ああ、オトナって最高じゃないか。
ほかにも、爽快に広がる「宇治茶」は、さっぱりとした香りとコクが飲みやすい! のどごし&あと味もサラッとしている。
柔らかな口あたり「八女茶」は、若々しさにあふれる深みのあるコクがたまらない。上品な風味は、あと味もそのまま続くよう。
「知覧茶」は、濃い味わいに感じる茶葉自体の深み、濃厚なうま味がのどごしとともに伝わる感じ。シリーズの中でも1番濃いかも。
産地のお茶の違いを楽しもう
スーパーのお茶売り場を見ても、何がおいしいのか正直わからないことが多い。特徴がしっかりと書いてあるのは、買い手にとって欲しい情報なのだ。今月はこのお茶にしようと選びやすく、その上内容量もたっぷり入っているので、気持ちにもお財布にもやさしいシリーズといえそうだ。
お茶好きはもちろん、産地にこだわりたい人、産地の違いを楽しみたい人におすすめ!
森半の『産地シリーズ リーフ茶』で、手洗い・うがい・カテキン習慣を始めてみて。
購入は、公式オンラインショップにて販売。
photo by 尹 哲郎