エキナカ自販機で買える豚骨スープ缶『コクと旨味の一風堂とんこつラーメンスープ』を飲んでみた
電車での移動中、ホームでほっと一息つかせてくれて小腹も満たしてくれる自販機スープ缶に、博多ラーメンの名店「一風堂」監修の豚骨ラーメンスープが登場。エキナカの自販機「acure(アキュア)」の『コクと旨味の一風堂とんこつラーメンスープ』の味わいを確かめた!
スープ缶として独自の調整をされたとんこつラーメンスープは、どんな味なのか?
JR東日本クロスステーション ウォータービジネスカンパニー『コクと旨味の一風堂とんこつラーメンスープ』(190g缶・価格 税込150円・発売中)は、JR東日本の駅の中(通称エキナカ)にある自動販売機「acure(アキュア)」のオリジナル飲料ブランド「acure made(アキュア メイド)」の商品として登場。博多発祥のとんこつラーメンの雄である「一風堂」が監修した本格とんこつスープ缶だ。
原材料にもポークエキスやポークシーズニングオイルなどが含まれている。監修を担当した「一風堂」の方によると、これまでにもスープだけを飲みたいという需要はあったそう。
麺や具材が含まれているわけではないので、缶で飲んで良い味になるように塩分濃度を下げるなどのバランス調整がなされているとのこと。
100gあたりのカロリーは32kcalとなっている。とんこつラーメン1杯あたりざっくり数百キロカロリーと見積もると、スープだけいただく分にはそこまで気にせず味わえるだろう(逆に普段カロリーを気にしてスープを飲まないようにしている人は、存分に味わおう)。
それでは実際に『コクと旨味の一風堂とんこつラーメンスープ』をいただいてみることに。今回はエキナカではなく、自宅にてカップに移して飲んでみる。当然のことながらスープのみなので、自宅で組み合わせによるオリジナルレシピを開発することも可能だ。
麺や具が入っていない綺麗なとんこつスープは案外見慣れておらず、温めたこともありロイヤルミルクティーのような気品さも感じる。
気品さを感じた1秒後には、食欲をかき立ててくれるとんこつスープの旨みを感じる香りが脳をリセット。ラーメンスープだけの味わいはどんなものかと、フーフーしつつひと口いただいた瞬間思わず「……沁みる!」と声が出た。
まろやかなとんこつの旨味が広がり、口の中にほのかな温かみを残してくれる。それでいて後味も濃すぎることなく余韻を残して、次のひと口へとつなげてくれた。部屋の中で飲んでこの感想なので、寒い夜のエキナカでいただいたらさらに有り難みが増すだろう。
記者が子どもの頃に見た映画「ドラえもん のび太の日本誕生」では、遭難して寒さに震えるのび太がラーメンスープを飲んで助かったシーンが印象的であったが、その気持ちがアラサーになって実感できた。ラーメンスープは人を助ける。
『コクと旨味の一風堂とんこつラーメンスープ』は、エキナカの自販機「acure(アキュア)」はもちろん、JR東日本クロスステーション ウォータービジネスカンパニーの通信販売や「一風堂」のオフィシャルオンラインストアでも購入可能。ぜひ缶で温まりながら、コクと旨味のとんこつスープを味わってみてほしい。
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photo by 尹 哲郎