【解禁】『ボージョレ・ヌーヴォー 2021/同 ピンク2021』、今年はどんな味か、確かめた!【ワイン】

食卓を華やかに

 

歴史的な寒波の影響はあったものの、9月8日に無事収穫開始、11月18日に解禁されたばかりの、フランス・ボージョレ地区産のぶどうを使用した新酒(ワイン)、ボージョレ・ヌーヴォー。今回紹介するのは190年の歴史を持つ名門ワイナリー、アルベール・ビショー社による『ボージョレ・ヌーヴォー 2021/同 ピンク2021』だ。

 

3連続金賞を獲得したブルゴーニュの名門ワイナリー、アルベール・ビショー社による赤とピンクの華やかな新酒!

毎年大きな盛り上がりを見せる、ワイン界の恒例行事ボージョレ(ボジョレー)・ヌーヴォー(Beaujolais nouveau)。今年の新酒はどんな味かと、ワイン通から一般ワインファンまで巻き込む一大イベントでもある。


そんな中、メルシャンがリリースしたのは、『ボージョレ・ヌーヴォー 2021/同 ピンク2021』(750ml瓶・参考小売価格 税込2,915円・2021年11月18日発売)。「IWCワインメーカー・オブ・ザ・イヤー」の赤・白ワインで唯一3度受賞。2010年ヴィンテージワインは、「第10回トロフィー・リヨン・ボージョレ・ヌーヴォー」で「大金賞」を受賞したというアルベール・ビショー社による製品だ。

6代目当主 アルベール・ビショー氏

楽しい食卓に欠かせないワイン。その新酒の味わいを、おためししてみたのでレポートしたい。

 

『ボージョレ・ヌーヴォー 2021』(赤)を飲んでみた!

樹齢25年以上のガメイ(ぶどう品種)を100%使用したというライトボディの赤『ボージョレ・ヌーヴォー 2021』。アルコール度数は12.5%で、飲み頃の12℃前後で冷蔵庫で冷やす。グラスに注ぐとわずかに透明感を感じる美しいワインレッド。そこに上質で深みのある香りが加わる。


辛口で、渋みはやや控えめで飲みやすい。味の厚みはライトとミディアムボディの中間くらいだろうか。華やかな果実香のボージョレ・ヌーボーは、やはりおいしい。

 

『ボージョレ・ヌーヴォー ピンク2021』(ロゼ)を飲んでみた!

こちらもガメイ品種100%で作られた『ボージョレ・ヌーヴォー ピンク2021』。ロゼタイプでやや辛口とのこと。アルコール度数は12.5%で、飲み頃は8℃前後。しっかり冷やす。


グラスに注ぐと可憐で透明感をたたえたローズピンクの水色が愛らしい。清々しいフルーティーな甘い香りで飲む前から癒やされる。


やや辛口だが、ほどよい酸味と味の濃さがあってバランスがいい。フレッシュな果実感と酸味、そこにぶどう果実の味わいが広がって、食卓映えもいいボージョレ・ヌーボーだ。


入手は全国の酒販取扱店やスーパーなどで可能である。

 

 

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清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

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