栄養豊富なカカオニブ入り! 『キットカット ミニ まるごとハイカカオ+(プラス)』が新鮮美味
ハイカカオを超えるチョコレート『キットカット ミニ まるごとハイカカオ+(プラス)』は、神の食べ物とも呼ばれるカカオニブを練り込んだ、苦味とザクザク食感が楽しめるカカオ72%チョコレートだ。スーパーフードとキットカットが融合したお味は?
スーパーフードのカカオニブを4%配合。粒の香ばしい風味が新たな味わいをもたらした
チョコレートは甘いという常識を破り、新たな楽しみ方を魅せてくれたハイカカオチョコレート。次々と新商品が誕生し、ここ数年で味や香りなどのカカオ豆のもつ個性を存分に味わえるようになった。
ネスレ日本(兵庫県)の「キットカット」も、過去に「キットカットカカオ72%」や「同 61%」、現在ではカカオ分66%の「同 ショコラトリー サブリム ビター」など、ハイカカオチョコレートがレギュラー商品としてラインナップされている。
そんな中、新たなハイカカオチョコレートとして登場したのが『キットカット ミニ まるごとハイカカオ+(プラス)』(12枚入・希望小売価格 税込648円・2021年12月6日発売※期間限定)。カカオ72%のハイカカオチョコレートに、“カカオニブ”を4%練り込んだ苦みを存分に味わえる新感覚のチョコレート菓子だ。
カカオニブとは、カカオ豆をローストして外皮を取り除いた後、細かく砕いたもの。ここからさらに細かく砕いてペースト状にするとチョコレートになるが、あえてこのままにすることで食感や苦味をダイレクトに楽しめるというわけだ。
スーパーフードとしても知られており、ポリフェノール、テオブロミン、食物繊維、リグニンなど豊富な栄養が含まれている。ハイカカオチョコレートの流行にはこのような栄養面も注目されたが、カカオニブはさらにその上。だからこそ商品名に“+”を付けたのだろう。なお、カカオニブにはカフェインも豊富に含まれているので、苦手な人は注意して欲しい。
パッケージは渋みのあるデザインとマットな手触り。「キットカット」では珍しいタテ型だ。カカオニブの文字が控えめなので、探す際はパッケージをよく覚えておこう。
大きさはミニサイズ。ハイカカオだけあって香りが強く、見た目も黒い。表面にはところどころうっすらと粒が見えている。
パキッ、ザクッと軽快な音を鳴らして実食。カカオ72%と聞くと苦そうだが、きちんと甘さもあってチョコレート菓子らしさを楽しめる仕立て。甘さと苦さが交互にくる絶妙なバランスが楽しめる。
風味に対するアプローチがかなり強く、食べ初めから余韻に至るまで香ばしい香りが感じられる。コーヒーやコーヒー豆食品が好きな人にもおすすめだ。
ウエハースと重なって分かりにくいが、小さな粒がときどき食感のアクセントに現れてくる。クランキーチョコに近いが粒は少し硬め。ザクザクというよりはカリッと表現する方が近いだろう。
税込648円と少しお高めだが、スーパーフードのカカオニブ未体験の人は1度食べてみてはいかがだろうか。全国のスーパーやドラッグストアなどで発売中。
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photo by 尹 哲郎/Official images