寝付きが悪い人がとろ〜っと! 『ナイトミン 耳ほぐタイム』で耳があったまると人はどうなるのか
見た目はAirPodsのようなイヤホン型の耳栓。しかし発熱体を付属させることで耳穴近くからあっためて、じんわりゆったりのひとときを楽しむことができ、平和なベッドタイムに導いてくれると噂の『ナイトミン 耳ほぐタイム』を、寝付きの悪い記者がためしてみた。
ツボの集中ゾーンとして知られる耳、自律神経なども多数集中しているそこを約40℃で20分間あっためる耳栓!
周囲のノイズをシャットアウトする耳栓に、あっため機能がついた小林製薬(大阪府)の『ナイトミン 耳ほぐタイム』(本体1セット+発熱体5セット・希望小売価格 税込1,580円・2021年10月7日発売)。
イヤホンタイプの耳栓に、使い捨てカイロと同様の発熱体を仕込むことで、耳甲介腔という耳穴回りの自律神経が集中する部分をあっためる機能がついている製品となる。
耳をあっためる? それで不眠系記者の問題が解決する? にわかには信じがたい話だが、ためしてみないと本当のところはわからない!
『ナイトミン 耳ほぐタイム』をためしてみた
これは本体をそのままつけても耳栓機能はあるが、あたため機能を使うためには、5回分入っている発熱体を装着する必要がある。細かい作業なので最初はイラッとしないでもなかったが、慣れるとそれほど難しくはない。
クルリと回転させるように、耳穴入り口部分に装着。確かに周囲の音はうるさく感じにくくなる。しばらくすると耳のあたりがあったかくなってきた。変な感じ。ここだけあっためられた経験がないだけに、実に違和感。
だがものの5分としないうちに慣れてきた。寝付きの悪さが改善されるということだが、確かに”とろ~っと温める”という表現がぴったりくる、平和で穏やかな心境になってきた。
気がついたら、朝になっていた。寝る準備をした後だったからいいものの、これはけっこう強力ではないか。ただ朝になると抜け落ちて、ブランケットに紛れていたので、知らない間に外してしまったらしい。記憶にないが。
次の日の夜、もう一度トライ。あたため約20分ということで、そこまで起きていようと思ったのだが、何だろう、耳があったまるということは”眠い”の感覚にどことなく似ているのだ。15分くらい我慢したが、またしても朝になっていた。
もともと寝付き悪い系の記者が、いとも簡単に手玉にとられたという形になった。ただ眠る姿勢は、横向きだと違和感が増すので、上向き推奨か。どちらにしろ、朝になるとどこかに行っているので、なくさないかどうかだけちょっと不安だ。
入手は全国のドラッグストアなどで可能だ。
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