国産希少ホップ「IBUKI」使用クラフトビール『SPRING VALLEY JAPAN HOP 2021』の限定の味わい
キリンビールが、希少な日本産ホップ「IBUKI」を使ったクラフトビール『SPRING VALLEY JAPAN HOP 2021』を数量限定で発売した。今年収穫したてのホップを使った、こだわりの味とは? クラフトビール大好きの記者が、その味を確かめてみた!
岩手県遠野市産の希少ホップ「IBUKI」のフローラルで華やかな香り
キリンビール『SPRING VALLEY JAPAN HOP 2021』(330ml瓶/6本セット・税込3,170円・DRINXにて2021年11月4日発売)に使われている「IBUKI」は、ホップの一大産地の岩手県遠野市で造られる、フローラルで華やかな香りが特長の希少なホップ。
目指す香りを実現するために、収穫したての生ホップを24時間以内に急速凍結させて造った、おいしさを追求したクラフトビールだ。その味わいは、収穫したばかりのみずみずしい鮮度を保ち、華やかな香りと飲みやすさが特徴だ。
同社では、2007年以降日本産ホップ農家の支援や、国内ブルワリーや飲食店などとの連携して、クラフトビール市場活性を図っている。今年3月発売の「SPRING VALLEY 豊潤<496>」の缶入りクラフトビールは記憶にも新しい。
年々その人気を高めている、個性豊かなクラフトビールには記者も興味津々。希少なホップを使ったその味わいをさっそくチェック!
ビールらしい苦味と芳醇な味わい
ツヤのある黄緑のラベルは、摘みたてのホップのみずみずしさを感じるカラーだ。
琥珀色のビールに気泡が弾け、細かく白い泡がきれい。このちょっと濃い色合いが、ビールの濃さを連想させる。美味しそう…。
口に含めば、鼻に抜けるオレンジのような風味が華やかだ。舌の奥で、ホップの苦味を感じる。余韻になって残る、しっかりとした苦味だ。「IBUKI」は酸味やあっさりとした爽やかさのある印象だったが、しっかりと感じる後味の苦味は、意外で心地良い。
香りは深追いして来ずに、華やかにすっと抜けていくのでスッキリ感がある。
好みによるが、冷やすと軽めになり、常温で飲むと風味と味わいが重くなる。苦味や香りの余韻を楽しみたい人は、常温からやや冷えくらいがおすすめだ。
『SPRING VALLEY JAPAN HOP 2021』の提供店舗は「Tap Marché(タップ・マルシェ)」、スプリングバレーブルワリー東京・横浜・京都店、会員制生ビールサービス「KIRIN Home Tap(キリン ホームタップ)」。その他、キリンオンラインショップ DRINXでは「6本セット」や他の商品と飲み比べができるセットなども販売している。
店舗に足を運んで楽しむもよし、取り寄せてお家飲みを楽しむのもよし。数量限定なので、気になる人はお早めに。
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