36%の黒霧島…!? 『志比田工場 黒霧島原酒』の濃醇な味わいを「パーシャルショット」で堪能してみた!

まるで雪解け! ゾルゾルとすすれる!

 

人気でロングセラーな芋焼酎「黒霧島」の蒸留後、水をいっさい加えずに造られた『志比田工場 黒霧島原酒』が新発売。原酒ならではの味わいが堪能できる本格芋焼酎だ。その味わいを、冷凍庫で冷やした「パーシャルショット」で堪能してみたら…ハマってしまった記者、その味わいをレビューしてみたい!

 

贈り物にもおすすめな高級かつ重厚感のある佇まい

本格焼酎の製造販売を手がける霧島酒造(宮崎県)の「黒霧島」は、手頃な価格と確かな味で人気の本格芋焼酎。

『志比田工場 黒霧島原酒』(700ml/瓶・希望小売価格 税込1,931円・2022年2月1日発売)は、蒸留後の「黒霧島」に一滴の水も加えずに造り上げられている。「黒霧島」の原酒ならではの芳香な香りと、まろやかな口当たりが楽しめるのが特長だ。

そのパッケージは重厚感がある。ラベルや化粧箱に深い緑色を使い、黒霧島の原酒の濃醇な味わいを表現。金文字で高級感のある「原酒」の文字が箔押しされ、お土産や贈り物にもぴったり!

艶のある霧島酒造オリジナルの瓶は、焼酎を注ぐ時の持ちやすさや、見た目の美しさにこだわった形状だ。

原材料は九州産のさつまいもと、国産米を使用した米こうじを使い、アルコール度数は高く36%。気になる飲みやすさや味わいは…果たして? 

 

原酒の味わいを堪能! ロック

グラスに注ぐと、蜜のような良い香り! 焼酎特有の香りに、香ばしさが混ざったような華やかさがある。澄んだお酒が氷に当たり、氷に馴染むと透明感がより引き立つ。

飲めば芳醇な香りが口の中に広がり、甘い香ばしさが鼻を抜ける。芋の濃厚な風味が続き、口の中で香りが余韻で残る。まろやかな甘さで、至福のひとときだ。

氷が溶けて薄まったほうが、少しエッジが効いた感覚になる。これはこれで焼酎らしい味わいも楽しめる。

 

口当たりの良さを堪能! パーシャルショット

さらに、冷凍庫で凍らせた「パーシャルショット」でもためしてみよう。「パーシャルショット」とは、アルコール度数の高いお酒を冷凍庫で冷やして味わう飲み方のこと。

冷凍庫で氷点下まで冷やした『志比田工場 黒霧島原酒』は、爽快かつとろりとした口当たりになるのだとか…!

グラスに入れ冷凍庫で冷やしていく。瓶ごと入れると破損の可能性があるので、必ず冷凍対応の別の容器に入れて凍らせよう。冷えるのが待ち遠しい…!

凍ったグラスにみぞれのように固まった『志比田工場 黒霧島原酒』は、まるで冬の湖みたい。

冷えたお酒が喉を通り、後からグッと香りがたつ。雪解けのように半分固まっていて、口当たりがなめらかで、とろりとしている…!

口中の温度で香りが広がるので、より柔らかさを感じやすい。36%というアルコール度数を忘れそうなまろやかさだ。軽やかに喉に落ちた後、グッと熱を帯び、そこでアルコール度数が高いことに気が付く。

 

スモーキーな燻製や、香り高いガーリックの料理と相性が良いとのこと。原酒の甘みがより一層引き立つのだとか。…これ以上に甘く?

棚を漁り、ガーリックが効いたつぶ貝のアヒージョを発見。一緒に楽しんでみることに。

ガーリックの風味を、『志比田工場 黒霧島原酒』のまったりとした甘さが包み込む。芋の濃厚な香りが混ざり合い、香りの甘さも引き立った!

スピリッツでは「パーシャルショット」をよくいただくが、焼酎では初めてかも。こんなに甘くおいしいなんて…! しばらく『志比田工場 黒霧島原酒』の「パーシャルショット」にハマりそう。「黒霧島」ファンにも、焼酎ファンにもおすすめ!アルコール度数が低いと凍結する可能性があるため、「パーシャルショット」は度数の高い商品で行おう。

 

ちなみに焼酎を冷やした場合、沈殿が見られることがあるが、これは「おり」と呼ばれる焼酎のうまみ成分。品質には問題ないのでクイっといこう♪

酒類取扱店などで販売中。

公式サイトはこちら

記者

アバター画像

玉恵

造形デザイン・カメラマンを経てライターに転身。ライター歴7年。好奇心旺盛でとにかく食いしん坊。北海道のド田舎出身。

この記者の記事一覧

photo by 玉恵

トラックバック