かけるだけで眩しくない! 快適な運転をサポートする『ナイトグラス』をおためししてみた
対向車のヘッドライトや街灯のまぶしさで遮られる視界。前が見えず、怖い思いをしたことはないだろうか。『ナイトグラス』は、暗闇での眩しさを抑えて、明るさを確保し、快適な視界をアシストする夜専用グラスだ。快適なドライブは快適な視界から。そのかけ心地をたしかめてみた!
もっとも明るい510nm付近の光だけを透過!ナイトアシスト機能で夜間視力を補正
夜の運転は怖い。暗いのはもちろん、対向車のヘッドライトや街灯が視界を遮ってくる。とくに雨の日は光が乱反射して、道路標識や白線など、周りが一切見えなくなることもしばしば…。記者もバイクで右折をした際に対向車のハイビームが乱反射を起こし、視界が遮られた経験がある。
これを防ぐためには、対向車のライトの眩しい光を抑えつつ、運転に必要な光だけを取り込まなければならない。それを実現したのが、眼鏡レンズ専門メーカーの東海光学(愛知県)が手掛ける『ナイトグラス』(2種類・発売中)である。
サングラスとの大きな違いは、必要な光はしっかりと透過すること。サングラスも光をさえぎってくれるが、ほぼ全ての光を抑えるため全体的に暗くなり、夜の使用には向いていない。
しかし『ナイトグラス』は、最も明るいと感じる波長510nm付近の光を透過して、それ以外の光をブロック。眩しすぎず暗すぎない、夜にちょうどいい見え方になるのだ。
また、ナイトアシスト機能が付いているのも特徴の1つ。暗所視や夜、見づらいと感じる時にサポートしてくれる。昼間よりぼやけて見える道路標識や白線などを見えやすくしてくれるのだ。(※)
(※)効果の感じ方には個人差があります。
選べる2タイプ&2カラー
ラインナップは、そのままかけられるスマートタイプ(ブラック/ブラウンデミ・希望小売価格 税込9,900円(収納ケース付き))と、既存のメガネに取り付けるクリアジャケットタイプ(クリップ式・希望小売価格 税込8,800円(収納ケース付き))の2種類。
スマートタイプは大きなレンズが特徴のウェリントンフレーム。上下左右の視界が広いから運転にぴったり。クリアジャケットタイプも同じ大きさなので大小さまざまなメガネに対応している。
『ナイトグラス』をかけて夜の街に出てみた
それでは『ナイトグラス』の使い心地をたしかめてみよう。今回はスマートタイプ(ブラック)を装着。
見た目では普通のメガネだが、明るいところでかけると、ブルーライトカットメガネのようにうっすらと全体的に色味が付いた見え方となっている(若干青みがかっている)。レンズが大きいので、フレームが視界に入り込まないのもウェリントンフレームのメリット。
記者の家の近くには大きな国道が通っていて、トラックの眩しいヘッドライトに照らされている。歩道に居ても眩しすぎて前が見えなくなるほど。いつもなら手で光を遮り、目を細めながら歩いていた。
だが、『ナイトグラス』をかけた今日は違う。ヘッドライトは確かに眩しいが、手で隠すほどではないし目も細くならない。電球の回りに拡散して広がる光を遮断し、電球だけが光っているようなそんな見え方。靄が晴れたような視界が広がっている。
ナイトアシスト機能によって視力補正されたおかげで、距離感が分かりやすくなったのもメリットの1つ。夜間のウォーキングの際も、昼間と同じとはいえないが、格段に安心して歩けるようになった。
この快適な視界をぜひ体験して欲しい。楽天市場ほかで発売中。
公式サイトはこちらphoto by 尹 哲郎/Official images