オカルト雑誌「ムー」とコラボ! 念が込められたエナドリ『ZONe Ver.2.2.0 type-T』を飲むのが怖すぎる
eカルチャーに携わる人々をゾーン(没入状態)へと誘うための国産エナジードリンク「ZONe」が、1979年創刊のオカルト情報誌「月刊ムー」とまさかのコラボレーション! バージョンアップも同時に行い『ZONe Ver.2.2.0 type-T』として発売された。なにやらムー編集部や超能力者の手によって研究や儀式が行われているようだが……。早く調査しなければ!
ゾーンの謎を徹底解明!「ニコニコ超会議2022」で「念込め」儀式を実施
2019年に発売された「ZONe」は、約3年の間に度重なるバージョンアップを繰り返してきた。前回の「ZONe Ver.2.0.0 」では歴代最大のカフェイン量となる150mgへとパワーアップし、人々をさらなるゾーンに誘うことに成功している。
この度バージョンアップされた『ZONe Ver.2.2.0 type-T』(500ml缶・希望小売価格 税込206円・2022年4月5日発売)は、カフェイン量はそのままに、よりメリハリのある香り立ちへと進化した。
と、表面上のバージョンアップ内容はこの通り。だがこれが全てではない。実は今回のバージョンアップには、世界の謎と不思議に挑戦するスーパーミステリーマガジン「月刊ムー」の息がかかっているのだ。
判明しているのは次の3つ。1つ目は、「月刊ムー」編集部とともにゾーン状態の謎を解き明かした「ムー」別冊特別付録「ゾーン特集号」を制作していること。魔女にして占い師の叶ここさんがゾーン解説の図柄に対し、「ZONeの缶にある図柄はゾーン状態へ精神を誘う道標である」と証言。ゾーン状態に入る方法が紹介されている。
2つ目は、超能力者の手によって1本1本に念が込められていること。(キャンペーンなど一部商品のみ)。缶にはご丁寧に“念込め証明書”が貼り付けられている。ヤバそうな雰囲気ムンムンだ。
3つ目は、3年振りにリアル開催されるニコニコ超会議にて、この念を込める行為をイベントとして実施すること。目の前で堂々と行うことで、信者を増やす作戦のようだ。
『月刊ムー 2022年5月号』(ワン・パブリッシング・特別定価 税込900円・2022年4月8日ネット書店・全国の書店にて発売中)には、別冊特別付録『ムー〈ゾーン特集号〉』(12ページ冊子 )がついているが、電子版には付属していない。
念が込められた『ZONe Ver.2.2.0 type-T』に手を出してみた
記者はとあるルートで、ムー別冊特別付録「ゾーン特集号」と念込め証明書付きZONeの入手に成功。念込証明書が付いた正真正銘の1本だ。決死の覚悟で飲んでみることにした。
まずはパッケージの確認。パッと見は少しデザインが変わっただけなのだが、側面のゾーン説明の図柄には、ゾーンの到達先に怪しい目(ZONe EYE)が描かれている。しかも、隣のバーコードが崩壊……。これは不吉な予感……。
香りはエナジードリンク特有のケミカル臭。ガラリと変わってはいないが、エナドリらしさが増した気がする。
甘すぎないちょうどいい甘さと刺激控えめなシュワシュワ感。後味には酸味と苦味が残るから、次のひと口も気兼ねなく飲めるのがうれしい。大容量でゴクゴクと飲みやすいのが「Zone」の特徴だと記者は思うが、その魅力をしっかりと感じ取れる味になっている。
と、ここで記者は気が付いた。この記事を書いている間、何度も『ZONe Ver.2.2.0 type-T』を手にしていることに。「ZONe」はあくまで我々をゾーン状態にみちびき、eスポーツなどのサポートを行う飲み物。だが、今は手が空けばすぐに飲もうとしている。もしや、念の力で引きつけられているのだろうか。そうだとすれば、これはヤバイ。これ以上関わるのは危ないかもしれないので、飲むときは自己責任でお願いしたい。
全国のスーパー、コンビニで発売中。
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photo by 尹 哲郎/Official images