ドイツ発! 新感覚の面白さ! みんなでGraviTrax(グラヴィトラックス)の脳トレゲーム「GraviTrax ザ・ゲーム」をわいわい楽しもう!
世の中に様々なアイテムがあふれる脳トレの世界。40代半ばに差し掛かってきた記者にとって、脳トレはためしてみたい関心事のひとつだ。そんなとき、『GraviTrax ザ・ゲーム』を知り、さっそくおためし。ドイツ生まれのゲームは、子どもだけでなく、大人をも虜にする、ものすごい商品だった!
学びが多いボードゲーム
『GraviTrax ザ・ゲーム インパクト』(箱サイズ:22cm×22cm・税込2,970円・2022年6月7日発売)を製造、販売するRavensburger(ラベンスバーガー)は、19世紀に創業した出版社をルーツとするドイツ最大のゲームメーカー。「遊びと学びの融合」をコンセプトに、子どもたちが遊びながら学べるパズルやボードゲームをこの世に送り出している。
『GraviTrax ザ・ゲーム』は、ゲーム感覚で遊びながら創造力や課題解決力を育むことができる『GraviTrax』シリーズのひとつ。注目を集めているプログラミング的思考も学ぶことができるボードゲームだ。「GraviTrax ザ・ゲーム」はGraviTraxシリーズの入門編であり、「GraviTrax ザ・ゲーム インパクト」、「GraviTrax ザ・ゲームコース」、「GraviTrax ザ・ゲーム フロー」3つのラインナップがある。この『GraviTrax ザ・ゲーム』は『GraviTrax』の基本を覚えることができるので、初めての人はここからスタートするのがおすすめ。他の『GraviTrax』シリーズとの互換性があるため、一緒に遊ぶこともできる。
遊び方はシンプル。1〜30まで難易度別に分かれたカードを見ながら、コースを作り、ボールを転がしてゴールを目指すというもの。難易度が上がるごとにボードや使用パーツが増えていく。世界中の人が楽しめるようにと言葉の説明がないので、誰が見てもわかるように丁寧なイラストで、視覚的に解説されている。「難易度が異なる30のミッションをみんなで楽しくクリアする」それが『GraviTrax ザ・ゲーム』なのだ。
試行錯誤の連続が面白さの最大の醍醐味
さっそくおためし。今回はやわらかアタマを持っている小学生の子どもと一緒に「GraviTrax ザ・ゲーム インパクト」初級のレベル1、中級のレベル8、上級のレベル22に挑戦。難易度の違いやその面白さを一緒に体感してみてほしい。
まずはカードを台紙から外して準備しよう。レベル1のカードから挑戦だ。カードの上部には、必要なパーツが説明されている。
カードの裏面はヒントに! 赤いボールが置いてあるスタートから旗が立っているゴールに向けて、ボールが転がるようにパーツを組み立ててみよう。
問題カードに示されたパーツをセレクト。ボードとパーツの部分はしっかりとはまるように設計されていて、軽く押すとスポッと入り安定する。
パーツをセットできたら、スタート部分に赤いボールを置いて真ん中の凹んでいる部分をプッシュ!
コロコロ転がって、ゴールに到着。やったぁ! まずはレベル1クリア。これを30もやったら、相当テンションが上がりそう!
次はボードを2枚組み合わせるレベル8に挑戦。
今回はスタート位置の高さを上げる台座やレールがいくつか必要なようだ。
スタート位置が高いということは、レールを使って下にボールを動かす必要があり、大人でも楽しめそう。
パーツのセットが終わってスタート部分をプッシュ。高低差があるので勢いよくボールが転がり出した、と思ったら、あれ、ゴールまで行かない、何度か試行錯誤を繰り返し、ついにゴールにボールが到着。この試行錯誤の時間こそが、問題解決力や思考力を高めながら脳トレを行うゴールデンタイムなのだと思う。
そして、ボードを3枚組み合わせるレベル22に挑戦。これはかなり難しそうだ。
高さのある部分が2箇所あるということはレールをどの位置に置けばいいのだろう? このくるくる回転する「ハンマー」というパーツはボールを加速できだが、どうやって使うの? 平面だけでなく、立体的に考えなければならない。子どもと一緒に「あーでもない、こーでもない」と言いながらわいわい過ごす時間は、あっという間に過ぎていった。
ボールがゴールに到着した時は、達成感と脳をフル回転させて掴んだ成功で、みんな大喜びだ!
この喜びを味わえる『GraviTrax ザ・ゲーム インパクト』は、カードに示された、限られたパーツを使ってコースを完成させるという簡単なルール。想像しながらあれこれ作るのが好きな子どもにはもちろん、『自分で自由に作る』のが苦手なこどもにも楽しめるゲームかもしれない!
『GraviTrax ザ・ゲーム インパクト』は、Amazonなどのネットショップで購入できるので、ぜひチェックしてみてほしい。
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photo by 尹 哲郎/森脇 陽子