かつや監修『カツっ!全力かつやカツ丼味』人気とんかつ専門店の味を完全再現したおやつ。ごはんにかけてソースカツ丼化も!

 

とんかつ専門店「かつや」の味を忠実に再現したおやつ『カツっ!全力かつやカツ丼味』が期間限定で発売された。おつまみメーカーの老舗・なとりとコラボし、かつやの看板メニュー「カツ丼」を再現したというが、はたしてその実力はいかに?

 

とんかつ専門店の味を忠実に再現したおつまみ爆誕!

とんかつ専門店「かつや」は、アークランドサービスホールディングス傘下で展開する外食ファストフードチェーン。1998年に1号店をオープンし、現在では国内435店、海外64店舗を展開している。

おなじみのひらがな店名ロゴ

従来、とんかつといえば外食産業でも中・高価格帯といわれてきた。その理由は、揚げるために時間がかかり、しかも調理担当者の熟練度によって品質が変わってしまうからだという。

「カツっ!全力かつやカツ丼味」は、かつやの看板メニュー「カツ丼」の味を忠実に再現している

かつやは、そんな常識を覆し、なんとカツ丼を税込み500円台という低価格で提供、人気を博している。そのかつやの看板メニュー「カツ丼」の味を再現したのがなとり(東京都)『カツっ!全力かつやカツ丼味』(1枚入・実勢価格 税込129円・2022年6月13日期間限定発売)。おつまみの老舗メーカー・なとりとのコラボということで、カツ丼の味を高いクオリティーで忠実に再現されているという。

 

かつやの「カツ丼」

原材料は主にパン粉と魚肉シートとのことだが、とんかつが再現できるのだろうか?

 

カツ丼といえば、パン粉をまぶしてカラッと揚げたとんかつを卵でとじ、熱々のご飯の上に乗せたメニューというのは、今さら説明するまでもないだろう。とんかつに使用されるのは豚肉。しかし、この「カツっ!全力かつやカツ丼味」は、原材料がパン粉と魚肉シートがメイン。いわゆる「代替食品」というジャンルの商品ということになる。

味付けは、パンチの効いた「かつや」の割下、ほんのり甘い玉子と玉ねぎの香りをイメージしたシーズニングを使用している。

 

8センチ四方という大きなサイズで記された「かつや」のロゴは視認性バッチリ!

 

それでは、実際にどこまで「かつやのカツ丼味」を再現しているのか、実際に食べてその実力をチェックしてみよう!

 

『カツっ!全力かつやカツ丼味』を食べてみた。うん、とんかつの厚さはないが、味はまさにとんかつだ!

パッケージから出すと、これは…

「カツっ!全力かつやカツ丼味」をパッケージから取り出してみる。言うまでもないが、本物のとんかつに比べて薄い。どちらかというと「ハムカツ」のような見た目をしている。

この薄さはとんかつとは程遠い

もちろん、とんかつの厚さを求めるなら、この「カツっ!全力かつやカツ丼味」を食べるべきではないことは理解している。ただ、やはり食べごたえという点でカツ丼を再現できるのか、一抹の不安を覚えたのも確か。それでは、実際に食べてみる。

揚げ物という印象は再現できている

まず感じたのは、おつまみとしては異例の大きさ。全長22cmという超ロングサイズで、厚さを出せないぶん長さでカバーして満足感を得られるといった印象。そして気になる味は、確かにカツ丼だ!

 

よろしい。ならばご飯にのせてみよう!

丼タレと玉ねぎ、卵とじの風味がしっかりと再現できている。なるほど、これはカツ丼だ。それならば、ご飯に乗せて食べてみよう。

ソースをかければ「ソースカツ丼」に早変わり

けっこう味がしっかりしているので、ご飯に乗せても物足りないということはない。ただ、やはりおつまみとして完成されているだけに、カツ丼にはならないといった印象。なお、ソースをかければ「ソースカツ丼」に早変わり。これは、キャベツの千切りなどと合わせれば、じゅうぶん一食分のごはんとして成立することがわかった。

 

新しいけど懐かしい! 駄菓子屋で食べたカツ製品を思い出す

駄菓子屋のカツ製品に通じる味わいの「カツっ!全力かつやカツ丼味」

「カツっ!全力かつやカツ丼味」は、とんかつ専門店「かつや」のカツ丼を再現した代替食品だが、実は昔、駄菓子屋で食べたカツ製品の味を思い出して懐かしく感じた。おやつとしてはもちろん、お酒のおつまみや食事として楽しむこともできる。

 

なお、この「カツっ!全力かつやカツ丼味」は全国のコンビニエンスストアで2022年6月13日~10月31日まで、コンビニ以外の量販店では7月4日~10月31日までの期間限定で購入できる。

公式サイトはこちら

記者

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タック二階堂

40代男性。東京都出身。本業である取材ライターの傍ら“ボカロP”としても活動。著書に『「ボカロP」になる本』(工学社)がある。

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