薄さの中に旨味が凝縮! 食感がクセになる『とろける本枯れ節の削節』
日本人の食文化を支えている鰹節。料理に合わせたダシを取るだけでなく、ご飯や冷奴にのせて直接いただく鰹節も美味しい。『とろける本枯れ節の削節』は、鰹節の専門店が、薄く削った削節の食感に感動して作り上げた商品だ。実際に食べてみつつ紹介していこう。
薄さの限界に挑戦した削節!
良質な原料を腕の良い職人が丁寧に作り上げる「真っ当な食材」を、東京・築地で100年以上に渡り売り続けている伏高(東京都)。飲食店への卸売を中心にしつつ、鰹節や煮干しなどの食材を通信販売で人々の手に届けている。
『とろける本枯れ節の削節』(20g・販売価格 税込399円・発売中)は、薄さの限界に挑戦して削り上げられたというトッピング専用の鰹節だ。薄く削られているため、とろけるような食感が味わえるほか、芳醇な旨味と香りをご飯や冷奴といったおなじみの食べ物たちに加えることができる。
パックを開けると、さっそく鰹節の良質な香りが漂ってきた。香りだけで食欲がかき立てられてくる!
薄さは0.01m〜0.02mmとのことで、ひとつまみしてみるとその薄さを実感できた。
薄いため全体的にふわっとした鰹節となっており、さながら降り積もっていく雪やかき氷のような趣き。ただ薄いだけではなく、ひと摘みして食材に振りかける量が、通常の削節に比べて少なくなるのが特徴だ。
鰹節の旨味によって素材の味が引き立てられ、醤油などの調味料は最低限の付け足しで美味しくいただける。減塩になるので、健康に気をつけている人にも嬉しい。食材にのせる前にひと摘み味見をしてみると、薄い削節が口の中でとろけるように旨味を放出してくれる。
ちなみに、トッピング専用とうたわれているが、ダシを取ることも可能。こちらも通常の削節よりひと摘み分の量が少ないので、水1ℓに対して50gを目安に計量して使用しよう。
ふわっとした削節とご飯が一体化したハーモニー!
今回はシンプルにご飯の上に乗せて一緒にいただいてみる。お箸でご飯と一緒にひと口食べてみると、米粒の周りを『とろける本枯れ節の削節』が包み込むようにして、ふわっとした独特の食感を楽しませてくれた。削節とご飯が一体となった味わいは、ぜひ体験してみてほしい!
続いてお醤油をちょい足ししつつ、いただいてみる。醤油によって、より鰹節の風味が強調された味わいに。この一杯とみそ汁があれば、シンプルイズベストな日本の食卓が完成する。小鉢に冷奴やおひたしがあれば完璧だ。もちろん、『とろける本枯れ節の削節』をかけて、鰹節尽くしでいただきたい!
子どもの頃、炊き立てのご飯に鰹節をのせると、ふわふわとまるで生きているかのような動きに興味を惹かれたが、令和の世にも美味しい食事と体験は伝えていきたい。薄くて食べやすいので、お子さんにもおすすめだ。
『とろける本枯れ節の削節』は伏高の公式オンラインショップで購入可能。伏高公式サイトでは、鰹節のダシの取り方やレシピなどの情報も数多く掲載されている。最近、鰹節に触れていなかったなという方も、ぜひ『とろける本枯れ節の削節』と合わせてチェックしてみてほしい!
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photo by 尹 哲郎