【昭和ガム復刻】当時のヤングが愛した味! 『クイッククエンチ‐Cガム』と『同ラムネ』
1970年代から90年代初頭まで、ガムといえば板ガムだった。そんな懐かしの板ガムをロッテが復刻させる。『クイッククエンチ‐Cガム』は、爽やかなレモンの香りと酸味が特徴のガムで、パッケージを見ただけで口の中に唾液が溢れてくる人も多いだろう。また、同じ味の『クイッククエンチ-Cラムネ』も同時発売。懐かしくて新鮮なノスタルジーにひたれる夏になりそうだ!
運動中に水分補給できなかった当時の学生たちの喉を潤した酸っぱい板ガムが復刻発売
ロッテ(東京都)が1978~92年ごろに発売していた『クイッククエンチ‐Cガム』(9枚入・想定小売価格 税込108円前後・2022年8月23日発売)が復刻発売される。また、「クイッククエンチ‐Cガム」と同じ味わいを再現した『クイッククエンチ‐Cラムネ』(40g・想定小売価格 税込108円前後・2022年8月23日発売)も夏・秋の期間限定で同時発売される。
「クイッククエンチ」と聞いて、アラフィフの記者と同じく懐かしさを感じる人も多いだろう。当時は部活動や運動中に水分を摂ってはいけないと言われていた時代。ロッテでは「実際に水分補給はできないまでも、ガムで喉を潤した気分になれないか」と考え、パワフルな酸味のあるガムの開発を検討。当時は「レモンの砂糖漬」を運動中に食べる慣習もあって、そこから着想を得て、レモン味の「クイッククエンチガム‐Cガム」を開発した経緯があるという。
「クイッククエンチ‐Cガム」は懐かしさが蘇る噛みごたえと風味
包装紙から「クイッククエンチ‐Cガム」を取り出すと、爽やかなレモンの香りが広がる。口に入れると、なんとも懐かしい酸味が広がり、ノスタルジーを楽しむことができた。記者は高校生時代に、通学の電車の中で噛んでいたことを思い出した。あの頃と変わらない味だ。
なお、当時と違う点は外側の包装紙が折り紙になっていること。「ロッテ おりがみ部」と題し、さまざまな作品を折ることができる。
なめらかな口どけの「クイッククエンチ‐Cラムネ」
続いては「クイッククエンチ‐Cラムネ」を実食。あのレモン味のガムの風味を忠実に再現しており、ブドウ糖を91%(含水結晶ぶどう糖として)配合している。
なんとなく口寂しいとき、このラムネを口に放り込めば適度なリフレッシュができる。甘さと酸味のバランスが絶妙で、後味がスッキリしているので食べ飽きない。1袋で、けっこうな量のラムネの粒が入っているので、食べ残してもパウチパックなので保存して持ち運べるのも便利だ。
推しガム総選挙の1位は「コーヒーガム」に決定!
また、ロッテでは2022年4月12日から5月31日までの期間、「あなたの推しガム総選挙」を実施した。このほど、その集計結果が発表され、見事「コーヒーガム」が1位に輝いた。なお、2位は「スウィーティーガム」、そして3位に「クイッククエンチ」が入った。
「クイッククエンチ」に投票したのは当時を懐かしむ人たちだけでなく、「レモン味が好きだから」「どれだけ酸っぱいか試してみたい」という若者層からの支持も多かったという。なお、総選挙の結果はロッテのWebテーマパーク「LOTTE land」で確認できる。
ロッテとロフトが初コラボ!レトロでオシャレな雑貨を発売
ロッテとロフトが初コラボした「LOTTE×LOFT ロフトチウインガム」が、2022年7月15日から全国のロフト135店舗およびロフトネットストアにて展開している。「昭和レトロ」が若者の間で密かなブームとなっている昨今、昔懐かしく若者には新鮮なデザイン「ロッテチウインガム」のパッケージデザインをモチーフにした「おかしな」雑貨、全24種類を販売中だ。
また、当時の懐かしいガム販売機を模した什器で、復刻版ロッテチウインガム3種(クイッククエンチ‐Cガム、ブルーベリーガム、梅ガム)を先行販売中。これも懐かしいと感じる人と、新鮮に映る若者層で人気が出そうだ。なお、開催期間は2022年9月14日までとなっている。今すぐ、近くのロフトでオシャレな昭和レトロ雑貨を手に入れよう!
ガム&ラムネの入手は、全国のスーパー、コンビニエンスストアなどで可能。
公式サイトはこちらphoto by 尹 哲郎