後味がかろやかに変化! リニューアル 『キリン 生茶 ほうじ煎茶』を飲んでみた

 

香りを生かした本格緑茶「生茶」ブランドから『キリン 生茶 ほうじ煎茶』がリニューアルして登場! ふんわりと香ばしく、余韻かろやかなテイストに進化したという。今回は525mlサイスと、再生ペット樹脂を100%使用したR100ペットボトル採用600mlサイズをおためし!

 

じわじわと市場を広げているほうじ茶カテゴリー製品

2000年に誕生してから、20年あまり経った2022年7月に累計販売本数が100億本(紙パック商品を除く)を突破したキリンビバレッジ(東京都)「生茶」シリーズ。生茶葉のようなあまみ、香りを生かした本格緑茶として世代を問わず親しまれたブランドとして親しまれている。

 

そんななか、近年じわじわと市場を広げているのがほうじ茶カテゴリー。ヘルシー志向の高まりやほうじ茶スイーツの流行など加えて、そのやさしくも特徴あるお茶の味わいもあいまって、緑茶のかわりにほうじ茶をセレクトする人が増えているのも市場を拡大している理由だろう。

ほうじ茶カテゴリーに味覚・パッケージデザインともにリニューアルして登場したのが、『キリン 生茶 ほうじ煎茶』(525mlPET/600mlPET※R100ペットボトル)・希望小売価格 税込約151円・2022年8月30日発売)。茶葉のブレンドを見直し、これまでの雑味のないかろやかな余韻はそのままに、ほうじ茶らしいふわりと上品な香ばしさがより楽しめるテイストに進化したという。

2021年より「生茶」ブランドの一部商品において、再生ペット樹脂を100%使用した「R100ペットボトル」導入拡大やラベルレス商品の展開もスタート。環境に配慮したパッケージで時代に寄り添いながら進化し続けているが、今回は同時発売された525mlPET・600mlPET (R100ペットボトル)の2パターンをおためししてみよう。

 

スマートフォルムの『キリン 生茶 ほうじ煎茶』525mlサイズを飲んでみた

まずは525mlPET。600mlのものと並べてみるとひと周り小さいのは当然だが、上部がくびれているフォルムでスマートな印象。パッケージは、現代的で華やかな印象に加え、中味の特長である“ふわりと香ばしく、余韻かろやか”なおいしさを体現した茶葉がふわふわ舞っているような新デザインになった。

茶葉の味わいがより感じられるようによく振ってからコップに注いでみると、黄金色のやさしい色み。ふんわりと香ばしい茶葉の香りが漂ってきた。新茶のような爽やかな香りと甘みが特徴のまる搾り生茶葉抽出物を加えることで、苦みや雑味を抑えた上品で軽やかな余韻が楽しめるというその味わいやいかに?

ひと口飲んでみると、生茶葉のような甘味が口のなかにじんわり広がるのは従来の「生茶」ブランドらしい味わいだが、飲み込んだ後に感じる軽やかな喉ごしや余韻が確かに進化している。喉を通った後も香ばしい茶葉の香りや旨みは口のなかに滞在しているのに、とにかく爽快でさらっと飲める。持ち運ぶとしたら、記者的にはシャープなシルエットの525mlPETを選びたいと思った。

 

再生ペット樹脂100%使用R100ペットボトル採用『キリン 生茶 ほうじ煎茶』600mlサイズを飲んでみた

さて、再生ペット樹脂を100%使用したR100ペットボトル(600ml)だが、525mlPETよりもペットボトル本体の凸凹が目立たないシームレスな見た目。素材的に525mlPETと全く変わらないように見えるが、触ってみると少しだけ容器が柔らかい。

だからといって横にしても凹んだりすることはないので、これを飲んで環境にも配慮できるならこちらのリサイクルボトルを選びたいと思った。

525mlPETは全国のスーパーやコンビニで、600mlPET(R100ペットボトル)はコンビニエンスストア限定で発売中。

公式サイトはこちら

記者

アバター画像

高橋 明日香

お菓子とネコ大好きライター。編集プロダクションにて、紙・webともに 編集者兼ライターを経験。北海道出身。

この記者の記事一覧

photo by 尹 哲郎

トラックバック