伝統の醸造法で作られたこだわりのぽん酢!『お酢屋がつくった 玉ねぎぽん酢』と『お酢屋がつくった 金ごまぽん酢』が新登場
家でご飯を自炊して食べることが多くなった昨今、しだいに作るのが当たり前になってくると調味料を充実させたいと思ってくる。そんなおうちご飯を充実させるべく、老舗食酢メーカーのマルカン酢から新発売されたのが、『お酢屋がつくった 玉ねぎぽん酢』と『お酢屋がつくった 金ごまぽん酢』だ。それぞれ素材の存在感にこだわって作られたぽん酢とのことで、その製法や味わいを紹介していこう。
化学調味料を使わない老舗のお酢屋さんのこだわりと、素材の味わいが詰まったぽん酢!
1649年創業の老舗食酢メーカーのマルカン酢(兵庫県)から、2021年9月に登場した「お酢屋がつくった ぽん酢シリーズ」の「お酢屋がつくった すだちぽん酢」と「お酢屋がつくった ゆずぽん酢」に続く第2弾商品として、もっとユーザーにぽん酢を楽しんでもらうべくラインナップに2種類が加わった。
『お酢屋がつくった 玉ねぎぽん酢』(300ml・希望小売価格 税込540円・2022年9月1日発売)は、甘味が強く辛味が少ない兵庫県淡路島産の玉ねぎを100%使用。ミネラル成分の多い土壌で育った玉ねぎを、吊るし熟成することでさらに甘みを増しているということで、素材にもこだわりが光っている。
発酵・熟成に約2ヶ月の期間を要する静置発酵法という醸造法を用いた黒酢を隠し味に使用していることが特徴。静置発酵法は、一般的な通気発酵ではなく、マルカン酢が370年以上に渡ってこだわり続ける発酵槽に仕込み液を入れて酢酸菌を増殖。液面が菌膜に覆われた状態を保ち続け、時間をかけてじっくりと発酵させることで、味に深みが生まれるとのこと。
『お酢屋がつくった 金ごまぽん酢』(300ml・希望小売価格 税込540円・2022年9月1日発売)は、生産量や輸入量が少なく希少価値が高い金ごまを、すりごまとねりごまの2種類使用している。金ごまの旨味や風味を活かすため相性の良い橙果汁とお酢に、醤油と鶏や魚介から抽出したエキスを加えることで、奥深い味わいと爽やかな後味に仕上げているとのこと。
『お酢屋がつくった 玉ねぎぽん酢』と『お酢屋がつくった 金ごまぽん酢』ともに、お酢屋ならではの素材の持ち味を最大限活かした調合がポイントだ。数百年の伝統を誇るお酢屋さんが自信を持って届けるぽん酢ということで、期待が高まる。
『お酢屋がつくった 玉ねぎぽん酢』の味わいは?
今回はメニューを野菜サラダにして両方のぽん酢を実際にいただいてみる。まずは『お酢屋がつくった 玉ねぎぽん酢』から!
ぽん酢をお皿に出して見る。綺麗な飴色をした『お酢屋がつくった 玉ねぎぽん酢』は、うすくち醤油とかつお・こんぶによる和風の香りに加えて、玉ねぎの香りもしっかりと感じられる。
サラダにかけて、ひと口いただいてみると、口の中に玉ねぎの甘みとぽん酢の酸味が程よいバランスで広がっていく。第一印象としては甘みの方が強く、玉ねぎでこんなに甘さを感じることがあるのかと驚いたほど。ゆず果汁で仕上げられた風味と玉ねぎの旨味によって引き立てられた野菜のシャキシャキとした食感がクセになり、すぐに完食してしまった。
サラダ類をはじめ、唐揚げや焼肉にローストビーフなどガッツリした料理にもピッタリ。
『お酢屋がつくった 金ごまぽん酢』の味わいは?
続いて『お酢屋がつくった 金ごまぽん酢』も、野菜サラダにかけて実食してみる。
同じようにお皿に注いで香りを確かめてみると、ぽん酢にたっぷりと入ったごまが非常に香ばしい!
『お酢屋がつくった 玉ねぎぽん酢』はあっさりさっぱりとした爽やかな味わいだったが、『お酢屋がつくった 金ごまぽん酢』は金ごまの旨味と風味がたっぷりと効いたコク重視の味わい。金ごまの味わいが野菜を包み込むように味わいの奥深さを演出して、食後の満足感も高かった。
冷しゃぶサラダや棒棒鶏サラダ、冷やし中華に冷やしうどんなどと相性が良くおすすめだ。
シンプルイズベストに、素材の味わいを活かしたポン酢は、1本あると食卓が彩られるはずだ。代々木上原でビストロを手掛ける丸山智博氏とコラボしたレシピも、『お酢屋がつくった 玉ねぎぽん酢』と『お酢屋がつくった 金ごまぽん酢』がそれぞれ公式サイトで公開されているので、合わせてチェックしてみてほしい!
公式サイトはこちらphoto by 尹 哲郎